なんだかんだ言ってやっぱり桜よね

昨日の夕焼けは美しかった。

家の目の前の川っペリに咲く桜。

世の中がどうだろうとこうだろうと、なんだかんだ言ったってやっぱり春は桜ですよなあ。

今年もお花見には行けなかったけどよく見たら日本中桜だらけ。

どっちを向いても桜は見られるんだから

今年は近所の桜を愛でることにいたしましょう。

そう思ってみてみると有名な名所の桜も良いけれど家の前の桜も大したもんです。

そういう楽しみ方に気づけたのは今年の良い事の一つでしょうか。

という事で、ひとり乾杯。

白い大地

長く深く暗く淀んだ水底を歩いてようやく淵にたどり着いた。
しばらく水から顔を出しては沈み、顔を出しては沈み
重い水底も出ようと思えば怖い。
まとわりつく水も無ければ酷く心許無く感じてしまう。
だが意を決して這い上がってみた

そこは白い大地。
まるで北の国の雪の原のような
まるで暑い国の砂の原のような
どこまでも続く何もない白い大地

怖いくらい広く 果てしなく そして何も無い

色も音も無く
暖かくも寒くもない

ただ柔らかい風が吹いている
ただ仄かに良い香りがする

そんな白い大地に孤り立っている

不思議と安らいだ心

胸に手を当てると心臓の鼓動が聞こえる
唯一の音
身体をゆっくり巡る赤い血をの流れを感じる
唯一の色

何て安らいだ大地
何て静かな大地

そんなビジョンの中にいる

一先ず歩き出してみようと思う

いずれ音も色も満ち溢れるだろう
いずれ何処かに辿りつくだろう。

誕生日に思う事

昨日はお誕生日だった。
朝、所沢のミューズの会員手続きをして9月のフラメンコギターとダンスの公演のチケットを取った。
お昼はカフェでビールとソーセージのセットを食べて、
その後新しくできた駅ビルのモールでブラブラショッピング。
又々カフェで一休みしてシフォンケーキで一人
お誕生日のお祝いをした。
寂しそう？
それが自分でも意外だったけどそうでもなかった。
いろんな人から誕生日のメッセージをいただいたので、それを１つ１つ読み返しながらゆっくりお茶を飲んでいると心がほっこり暖かくなった。

私は一人だけど、孤りじゃないんだなと思うと少しも寂しくなかった。

今年は私に取って区切りの年。幾つになったかは秘密だけどね。

それで夕方思い切って髪の毛を短く切ってみた。

スッキリした。心が軽くなった。

この10年迷いの中にいた。
どうしても自分が何か間違った道を歩いているような
何か漠然とした不安と後悔があった。
苛立ちがあった。
本当に私はこれが好きだったか？
この道を行くのが正しかったか？
本当に私はこの人が好きだったか？
この人のそばで生きるのは運命か？
私という人間の本性、本質は本当は何か？
どうしてこんなに孤独感を感じるのか、、、、。
それらの答えがこの10年でやっと整理できた気がする。

長かったなあ。本当に長かった。

今日から残りの人生は今までとは違う。
似ているようで全く違うものになるだろう。

そんな予感がする。

心も生活も深く豊かに。
自分の本性に帰る。

それが誕生日の決意です

夢の話、、、のはず

昨夜妙にはっきりとした夢を見た。
これはその夢の話

遠くへと続く一本道の真ん中にど〜んと大きな虎が座り込んで寝ている。
こういう時その虎をどかすには4パターンの動機が考えられる。
➀ 単に虎が邪魔である。
➁ 虎が好きなのでグリグリスリスリしたい💕
➂ 虎が憎いので寝ている今がチャンスと殺したい。
➃ 空腹なので食べたい。

そしてどうしてもその道を通って先に進みたい場合、取る方法はいくつか考えられる。

➀ 傷つく、又は喰われるのを覚悟で起こして死闘の末に 心を通わせ深い絆で共に先に進む。
➁ 他の抜け道、又は回り道を探す。
➂ さっさと諦めその道に見切りを付けて他の道を行く。
➃ この虎邪魔‼️なので殺してどかす。
➄ これは猫だと思って踏み超えて先に進む。

ほかに何か良い方法があるだろうか？？？？？？

道の手前のカフェで、白い大きな鳥と、日本人とアフリカ人のハーフだと言い張る大きなゴリラと、自転車を背中にくくりつけて徒歩で歩く旅人とその他のお客さんたちとそんな事を考えながら香辛料のたっぷり入った強いお酒を飲んでいる私。

朝目が覚めてドッと疲れました。
頭がズキズキする。
でも妙にリアルな夢だったのよ。

ふと立ち止まって、、、

枯れ葉がヒラヒラ舞う
ふと、ヒラヒラってどんな音だろうと思う
雪がしんしん降る。
しんしんってどんな音だろう、、、
立ち止まって耳を澄ましてしばらく聞き入ってみても聞こえるのは雑踏ばかり。
心を澄まして聴いてみてもきこえない。
ただ感じるだけ
秋の気配
冬の静けさ
感じると言うことを音に例えることの出来る文化って物凄い、、
と改めて思いました。
この国の豊かな感性を私たちはいつからおざなりにしてきたんだろうと、、、。深く反省。