Art Birds ステンドグラスshop &教室

東村山でステンドグラス教室をやってます
日々の出来事や作品の紹介、販売、趣味のクラシックギターの話などを書いています。

愛すべき恩師????

2015年05月24日 | アート
もう先々週になりますか。
あるお方から20年ぶりに連絡がありました。
私がまだ10代のころ絵を見てもらっていた画家さんです
叔父の親友です。
三浦勉さんといいます。
ご自分の個展のため帰郷した折に私のいとこに会ったこともあり、
ふと私のことが気になったらしく、私の今の携帯の電話番号を聞いたらしいです。

今年もう79歳になるとかですが元気元気
昔と変わらぬ・・・・いや昔よりもエロ・・・いやいやお茶目な??いやいや自由な??おじいさんになっていました。
う~~~~ん。亀仙人っぽい。笑
でも、人間や芸術家にとって大切なことをちゃんとわかっている尊敬すべきお人です。

今は恋ヶ窪で絵を教えていらっしゃるらしく今週末文化祭があるとの事なので見に行ってきます
てかデートしてきます。 www

いくつになっても絵に対する情熱と遊び心とエロ心を忘れないところが芸術家でしょうか。
人生を楽しむ達人です。

愛すべき師匠です。

そして最年長のボーイフレンドになりつつあります。くすくす

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趣味でとどめておく事と、プロとしてやって行く事

2012年07月14日 | アート
昨日に引き続きちょっと理屈っぽいお話

友人のピアノ弾きは最近

「趣味でやっているレベルが一番幸せなのかな~」

と思う事があるそうな。

それも一理あります。
ただ楽しいだけで悩みがあんまりないもんね、イヤなときはいつでもなげだせるし。 笑
気楽に楽しむと言うのは決して悪い事ではありますまい。
趣味でやってんだから楽しくなくちゃ、ストレスになってしまいます。これでは本末転倒。
辛い趣味なんていやですもんね。

ただそこにアーティスト気質が絡んでくると話はちょっと違ってきます。

プロだろうがアマだろうが、趣味だろうが仕事だろうが、表現したいという渇望を満たさなければ気が済まないんだから、
心の葛藤はふか~~~~くなります。

そして凝り性だったり、完璧主義者だったりするともう事態は泥沼化。

趣味でやっていたはずなのにいつの間にか気がついたら人生はガタガタ、精神を蝕む事もなきにしも・・・・。笑

まあ、そこまで趣味でアートや音楽にのめり込む人は居ないと思いますが。笑

ただやっぱりプロは違います。

趣味でやっているレベルを突き抜けたところに違う醍醐味と苦悩があるんですよね。

時には人生も、精神も 生活も がたがたのぐちゃぐちゃになったりします。

それでも止められないんですよね。

結局 趣味でとどめておく事と、プロとしてやって行く事と どっちが幸せだろうと思うと答えは難しいです。

プロの濃い世界に踏み入った喜びは大きく捨てがたいけど、経済的にも精神的にも

波乱万丈っす~。

う~~~~~~ん。

時には波風の立たない人生を送りたい。と真剣に思ったりなんかもするけど、
まあ、いくら理屈をこねくり回してみても結局こんな風にしか生きられないんだから
仕方が無いか。

と自分を納得させてあきらめる今日この頃です。

要はね、そんないい訳をしたかっただけなのよ。えへへ。







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感性あっての技術。技術あってのアート

2012年07月13日 | アート

アート「art」 の語源を調べてみると


アートの語源は、ラテン語の「アルス【ars】」で、「技術」や「人工(のもの)」との意味。
これはギリシャ語のテクネ「τεχνη【techne】」の訳語とされ、
【techne】は【technic】(技術)の語源でもある。
このように、ラテン語の「アルス」や英語の「アート」は、近代まで技術の意味が強く、
現在でいうところの芸術の概念は「よい技術」や「美しい技術」と表現され、むしろ第二義的なものであった。

別の出典をみてみると

[ars]とは、なにかというと、ラテン語の辞書にて参照してみると、[ars]とは、わざ、手腕、技術、学術、芸術、技芸や手仕事の意など。
また、技術の理論、法則や手引き。また、手練手管やごまかし。
さらに芸術の仕事や作品の意とあります( この参照は「古典ラテン語辞典」から )。


参照
http://www.soumei.org/artist-information/art.html

な~るほど

手練手管やごまかしには笑ってしまいましたが、特に映像なんてそのとおりです。

最近は「アート作品にはテクニックなどいらない、感性が最優先」

てな考えの元のみに制作された作品が多いように思えますが、やはり技術あってのクオリティー。

つたない中にもきらりと光る物がある。

というのはただのスタート地点、新人や学生向けの批評であって、

へたくそな作品を素朴なテイストと呼ぶのはなんか違う。

そうかと思えば

テクニックのみを追い求め、そこにはまり込み、ひけらかす作品も多いかしら。

「うまいんだけどつまんない」

というのがそれ。

アートって難しい

技術と感性 技と芸術性

でもどっちが先に立つかというと、やはり感性でしょうか。

表現したいものがあっての、表現したい心の要求があってこその、テクニック。

そこを忘れてはいけないと思うのでした。

でも現実は・・・・仕事となってくるとそこをおざなりにしがち。

要求される物を経験と技術から作れちゃうんだもの。心が入ってなくてもね。

またそうじゃないと仕事にならない事もあるのです。

お金にならない事もあるのです。

世の中って難しい・・・・・・

でも、

表現したいという心の要求と渇望。そういう物に出会えたことに気づく心のアンテナ

やっぱりそれがなきゃ始まらないのでした。

それ無しではストレスがたまる一方。


な~~んてたまにはアカデミックに色々と考えてみたりもするわけよ、あたくしでもね。


              

             技術の粋を極めた画 
            これはこれでよいのだ。

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