実家を出る友達を新居まで送り届ける約束をしていた私。
引越しの荷物はほとんど運び終わっていたので、本人と最終的な細々としたものを運ぶことに。
当日はまさかの悪天候で雨が降りしきる中の出発。
私の心の中のようだわとつぶやきつつハンドルを握りいざ出発

新居へは明治通りを真っ直ぐ進み、途中で曲がるだけのいたってシンプルな経路なはず。
ところがうちのナビ子さんはちょっとでも私の元に引き止めておきたい気持ちを察してか、
川口のほうまで迂回する順路を提示

私が戸惑っていると友達はドライブみたいで楽しいからそのまま行ってみようと言う

道中話したいことがいっぱいあるから、遠回りでもちょうどいいかもね。
土砂降りだけど・・・
友達はこれからのあれこれを語り、引越しが大変だったことを私に報告し、一緒に住む相手
ついて、ちょっと不満を洩らす。
私も新生活を初めた時はそうだったなぁ~なんて思いながら、相槌を打つ

育った環境も、性格も、性別も何もかも違うのに、最初からうまくなんて行くはずない。
自分達のペースを見つけるまではしんどいだろうけど、ちゃんと話し合って問題を解決していけば
大丈夫だよ。
そんな話をしつつ一時間ちょいの道のりで到着。
が、新居の近所にはファミレスもなければ、コーヒーショップも喫茶店も見当たらない。
向こうに着いたらばあれこれ探検してみようかと虎視眈々と狙っていたのだが、オット殿に車を
午後から使うと言われタイムリミットが迫る

(日にちをずっと前から言ってたのに、すっかり忘れていたらしいのよ

仕方なくコンビニでカフェラテを購入して、一息ついたらもう帰らなくちゃいけない時間。
まぁ名残惜しくなっちゃうからちょうどいいか。
いつまでも私が独占してたらお相手にも悪いしね。
新居を早速ナビ子さんに暗記してもらい、何かあったらいつでも駆けつけるよと告げバイバイ・・・
一人の帰り道はナビ子さんも最短ルートを提示してくれた。
でも結局は行きとそんなに変わらない時間がかかった。
混んでいる都会を抜けるか、空いている道で遠回りするかの違いらしい。
彼女には何もなく平穏に幸せに暮らしてもらいたいと心から願っているけど。
けど、けど、「ちょっと聞いてよ」と呼び出される日を心待ちにする悪魔のような私

維持は簡単なようで我慢だらけ
「いつもいるすずちゃん」が
本当に必要なのはこれからよね(^_^)
私にも 隅田にいるすずちゃんが
ずっと必要ですもの♪
私はいつでも私のくだらない愚痴をそうだねと聞いてくれて、
人間の本質を説いてくれるちょほちゃんを頼りにしておりまする