で、本日は救急の日なので、関連した話題。
AEDとは「Automated External Defibrillator」の略で自動体外式除細動器のことです。
以前は医師法により、医師しか使用が認められてませんでした。
2001年に航空機内での客室乗務員による緊急措置としての除細動器の使用が認められ、
2003年には救急救命士が使用できるようになり、厚労省が特区提案に対し、次の条件下においては
一般人の使用を認める方向で条件整備を行った。
①医師等を探す努力をしても見つからないなど、医師等による速やかな対応を得ることが困難である
②使用者が対象者の意識、呼吸がないことを確認していること
③使用者がAED使用に必要な講習を受けていること
④使用されるAEDが医療器具として薬事法上の承認を受けていること
2004年7月から除細動器の一般使用解禁(一般人は講習を受ける義務なし) となり公共施設での設置が
急速に広まったのです。
(今ではAED搭載の自動販売機があったりしてだいぶ普及してきてるようですね。)
臨床的な心停止に陥った場合,脳は約3~4分間の血流停止によって重大な障害を受けます。
心停止に対する蘇生法は速やかに開始しなければ効果が乏しいとされています。
(カーラーの救命曲線より)
日本では要請してから救急車が現場に到着するまでの平均6分。
それまでに現場に居合わせた人が心肺蘇生法を実施することが救命のために極めて重要です。
適切な一次救命処置を行うことで救命率が飛躍的に上がります。
日本は医療水準に比べて救急救命での救命率が低いと言われてましたが、AEDの一般使用解禁によって
救命率が確実に上がっているそうです。
CPRとは「CardioPulmonary Resuscitation」の略で心肺蘇生法のことです。
呼吸が止まり、心臓も動いていないと見られる人の救命へのチャンスを維持するために行う
呼吸及び循環の補助方法です。
気道確保したり、心臓マッサージをしたり、人工呼吸をしたりと広く知られている方法です。
最近は心臓マッサージし、胸部が圧迫され肺が動くことで人工呼吸は不要との見解もあるようです。
CPAとは「Cardio Pulmonary Arrest」の略で心肺停止のことです。
心臓と呼吸が止まった状ですが、態蘇生の可能性が残されているので死亡状態ではなく、迅速な救命措置が
必要です。
CPAの患者にAEDを使ってCPRを行うって感じで使われることになるのでしょうか。
略語だとなんのこっちゃだね。
心肺停止の患者に自動体外式除細動器を使って心肺蘇生を行うと変換すると理解できるけど

最近は防災訓練などでも説明の時間を設けたりして普及活動が広まってます。
病院や保健所、消防署などでも講習会があるようです。
機械の音声誘導や取説で誰でも使えるようにはなってるけど、講習を受けないと実際は難しいかも。
電気を流しても良いかどうかの判断は機会がしてくれるし、一度教えてもらえば操作自体は簡単です。
AEDで自分の大事な人を助けることが出来るかもしれないのだ
講習を受けてからもう何年も経過してるので、私もまた教わりに行こうと思います

運命とか災害とか大きくとらえず
具体的に、リアルに体験したり想像してみることは
絶対に必要だと思う!
でも、旦那さまにはしっかり保険をかける(笑)
みんな興味もってるんだね。
普段はなんの備えもしていない我が家ですが、人で賄おうかとね