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気まぐれ日記

いつの頃からか・・・♪

2011年07月05日 | 日々の徒然日記

 

 

私は子供の頃から随分老けて見えていたらしく、実年齢より上に間違えられることが多かった

働き初めてからは、いくら謙虚に大人しくしていても内面から醸し出す図々しさのせいかかなり

上に見られてた。

 

それがふと気がつくと割りと実年齢と同じか、下に間違えられることが増えてきた

 

正直この歳になると若く間違えられることがかなり嬉しい。

 

子供の頃や、一生懸命背伸びをして早く大人になりたかったのかもしれない。

20代の頃は若く見られる=バカっぽい感じと自分が勝手に思い込み、やはり背伸びをしていた気がする。

見た目とは別にしても、その背伸びが年齢を押し上げていたのかも。

 

30代になりスキルが身についたり、社歴が長くなってきたことで背伸びをせずとも等身大の自分が出せる

ようになってきたのかも。

それが、今のそのままの年齢に見られるようになったことに繋がるのかな。

 

前は自分のスキルを上げ効率良く仕事をこなすことを目標としていた。

今度は他のスタッフの引き上げを図り、全体を盛り立てなくてはならない。

 

他人のやる気スイッチはどこにあるのかちっとも見当がつかない

自分だけ進んでも後退する人がいてはプラスマイナス0だ。

 

歩みは遅くても皆が前を向いて進めるような環境を作るには、ガシガシと引っ張るだけではなく周りから

押し上げてもらうことも必要なのではないかと思う。

 

実は、うちの上司はこれがもの凄く得意なのだ。

「自分は何もできなし、能力がない。みんなの能力が高いから安心して任せられる。」と

平気でのたまい、高圧的な物言いをしない。

 

周りにいる人はなんとなく自分がしっかりしてやらなくっちゃと思い、自ら動くのだ。

それが上司の作戦だと分かっていても、「まったく」と言いつつ、ついつい手を出してしまうのだ。

 

ルーティーンが出来上がるまではある程度独断で進めることも必要だが、流れが出来た後は引っ張る

のではなく、私は肩の力を抜いて引っ張ってもらうことも必要なのかも知れないね。

 

まったく気の利かない人だわと思っていた人が、急に阿吽の呼吸で助手のように動いてくれるように

なった。

それまでは実はいっぱいいっぱいで周りが視界に入っていなかったらしい。

 

私もちょっと意地になっていて、小姑みたいな態度をとっていたのかもしれない。

 

そんな色々をちょっと隅によけて、何も気張らない、気負わない態度でいようと思ったらなんだか

良く動いてくれるようになった。

自分と同じように動けと言っても無理なんだよね。

頭では判っていても、ついつい苛ついてしまうんだけど。

 

ただ、人に動いて貰うのを待つのってもの凄く忍耐がいるんだけどね。

まるで修行のようだわ

 

 


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