会社でチケットを貰った。
もう上映が終わってしまうので駆け込み鑑賞の『手塚治虫のブッタ 赤い砂漠よ!美しく』
映画『手塚治のブッタ 赤い裁くよ!美しく』 - シネマトゥデイ
【あらすじ】
2500年前のインド・シャカ国。
世界の王となると予言された王子、ゴータマ・シッダールタが生まれる。
幼いころから厳しい階級社会に疑問を抱いていたシッダールタは、敵国の勇者、チャプラに出会う。
最下層の身分から頂点を目指すチャプラと高貴なシッダールタの運命は、そのとき変化しようとしていた。
映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』予告編
これはどうやら3部作のようです。
ブッタってお釈迦様のことだよね!?
今回はブッタが生まれてから青年に成長するまでのお話です。
でもどっちが主役なの?ってくらいあまり登場しませんでした。
一口に要約すると私の大好きな『グラディエーター』をお坊さんが撮った作品って感じかな。
コロシアム風なところでの戦いのシーンや身分制度に苦しむシーンなんかはまんまそのもの。
法要の時なんかに聞く説法のよなナレーションの件があるんだけれども、最後の部分の
ニュアンスがちょっと違ってた。
うろ覚えなんだけど、こんな感じ。
「一切皆苦(人生は思い通りにならない)」。
苦しみの原因は、「諸行無常(すべてはうつり変わるもの )」で、「諸法無我(すべては繋がりの中
で変化している)」という。
産道を通り生まれてからずっと人は苦しみ続ける。
生まれることの苦しみ、老いることの苦しみ、病の苦しみ、死への苦しみ。
私が以前に聞いた説法は人は一生苦しみから逃れられない。
そして死を持ってその苦しみから開放されると言うものだった。
私は仏教に詳しい訳でもなく、信心深い訳でもないけど、死ぬことで開放されるのであれば
祖父や祖母を初め亡くなっていった知り合いの人たちは極楽浄土へ行ったのだと、安心した。
映画ではまだ悟りを開く前の話なので、今後変わるのかもしれないけど、最後の部分が
違うとなんだか救われないような気がして
学校で見に行ったりするような感じの映画かな。
次回作のチケットはまた貰えるのだろうか。
私的にはテレビで充分かな
大きな声では言えないが、なんせ声優陣が酷すぎる・・・
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