太古の昔、自然界は木・火・土・金・水を担当する多くの神々たちと精霊たちが
守り維持していた。
天界より役目を受け神々たちや精霊たちは
それぞれの役目を忠実に守る定めがあった。
そこに、人間が生まれ地球で個々の学びの場として神々たち精霊たちとの地球での共存生活が始まった。
しかし、神々たち・精霊たちは天界の役目を守り、地球を維持するために存在し
人間は、自らの罪を償うために地球という場所に学びに来ている存在であった。
人間の王は、神々たち精霊たちを崇めてこう誓った。
「偉大なる神々たちよ、偉大なる精霊たちよ、あなたがたのお力に私は微塵もかないません。人間は、弱くはかない存在です。」
すると神々たちが王に言いました。
「人間の王よ、私達に挑んでもかなわない。私達の管理する地球を自分のものだと思ってはいけない。私達の役目を邪魔する時は、精霊たちの怒りをかい、災いが起きることだろう。なぜなら、私達は天界より役目を守る義務があり、その役目を遂行するためには手段を選ばない。その時にいくら怒りを静めようとしても無駄である。私達は天界の役目を遂行し、地球を維持する役目があるのだ。」
王はひれ伏し神々たち、精霊たちに懇願しました。
「偉大なる神々たちよ、精霊たちよ、貴女方の管理する地球に住まわせて頂き感謝申し上げます。私達人間は、エデンの園から追放され罪を償うために地球に来ました。多くの学びを得て、死んでいきます。貴方がたより短命で儚い存在です。どうか、私達を地球に住まわせて下さい。罪を償うために許して下さい。」
長い沈黙のあとに神々たちは王に語り始めた。
「仕方がない。。人間の王よ、地球に住むことを許そう。しかし、忘れてはならない。貴方たち人間は、自然を尊び、感謝をして、私達神々に素直に従うのなら許してあげよう。私達からしたら住むという衣食住さえも地球を汚し、あらす行為であることを忘れてはいけない。しかし、それでは生きて行かれないだろう。生活ができることに謙虚さを持てるなら、私達は何もしない。」
王は地面にひれ伏し神々たち、精霊たちから地球に住む許しをえたのである。
続く