こんばんは★
今日も1日お疲れさまでした
今年も残り僅かになって仕事も忙しく
なって来る頃の祝日はご褒美みたいに
嬉しいもんだね
忙しくなる前の一休み、明日は掃除かな。
中央競馬もあと2日。
スポーツ新聞の一面も「有馬記念」一色。
やっぱり何となくそわそわしちゃうよね
今日は有馬記念にちなんで書いた私のエッセイを
久しぶりに紹介させてもらいますね
★ ~☆・:.,;*16万人分の1人`*:;,.★ ~☆
昨年のクリスマス、午前9時に中山競馬場に
私達は到着した。
自宅から90分もかかるから、
指定席でも当たらない限り足が遠のく。
しかし指定席もなく有馬記念の大混雑を
覚悟してでも、年内無敗で終わるであろう
三冠馬・ディープインパクトの勇姿を観たかった。
場内に入ると有馬記念まで6時間以上も
あるのに人・人・人、自由席はもちろん満席だ。
私達はようやく4コーナー寄りの
埒から二列目に新聞紙を敷いて陣取った。
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昼過ぎになると私達の後ろに幾重にも
人垣が出来、身動きが全く取れなくなった。
周りにいる人達の多くが無敗で終わるであろう
ディープインパクトの勇姿を一目見たくて
来たのだろうか。
スタンドの陰が伸び寒さが一段と厳しくなった頃
平成17年の有馬記念のファンファーレが
鳴り響き、スタートが切られた。
今回もディープのスタートはゆっくりで
目の前を最後方で通過して行く。
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有馬記念は競馬ファンにとって一年の
最後を締めくくる大一番でもあるが、
このレースを最後に引退する馬も多い。
私の心情としては無敗のディープも観たいが
引退の花道を飾って欲しい馬もいた。
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レースは正にその1頭、引退表明をしている
タップダンスシチーの軽快な逃げで展開した。
流れが早くなれば後方の馬も有利になる。
だが、中山競馬場は直線が短く
後ろ過ぎてもゴールに届かないケースもある。
場内の歓声が一際大きくなり
馬群が一塊となって4コーナーを回る。
ディープは大外を回り追い上げに入る。
が、私がダービーで観たディープとは
何かが違うと瞬間的に思った。
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先行集団に付けていたハーツクライが
遂にG1初制覇を果たし、
ディープは追い込み届かず2着に敗れた。
多くのファンがディープの勝利を期待していたからか
場内はしーんと静まり返り、大きなため息が漏れた。
中には表彰式も観ずさっさと片付けて
帰路につくファンもいた。
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こうして観衆・16万人分の1人として
厳寒との闘い、過酷な8時間立ちっぱなしの
私達の有馬記念は終わった。
あれから1年、いよいよ今年の有馬記念。
日本最強馬・ディープインパクトが
ラストランを迎える。
どうか無事に、そして有終の美を飾って欲しい。
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いまいちなエッセイですみません
このエッセイは平成18年に書いたものです。
競馬場の写真は平成17年有馬記念のものです。
今思い出しても忍耐と根性としか思えない1日でした。
寒くて寒くて、ホカロンを持っていても
震えるくらいでした。
最終レース終了後のタップダンスシチーの
引退式を見届けるまで、1度も座れなかった
過酷な1日でもありました
最後まで読んでいただきありがとうございます
今日も1日お疲れさまでした
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今年も残り僅かになって仕事も忙しく
なって来る頃の祝日はご褒美みたいに
嬉しいもんだね
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忙しくなる前の一休み、明日は掃除かな。
中央競馬もあと2日。
スポーツ新聞の一面も「有馬記念」一色。
やっぱり何となくそわそわしちゃうよね
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今日は有馬記念にちなんで書いた私のエッセイを
久しぶりに紹介させてもらいますね
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★ ~☆・:.,;*16万人分の1人`*:;,.★ ~☆
昨年のクリスマス、午前9時に中山競馬場に
私達は到着した。
自宅から90分もかかるから、
指定席でも当たらない限り足が遠のく。
しかし指定席もなく有馬記念の大混雑を
覚悟してでも、年内無敗で終わるであろう
三冠馬・ディープインパクトの勇姿を観たかった。
場内に入ると有馬記念まで6時間以上も
あるのに人・人・人、自由席はもちろん満席だ。
私達はようやく4コーナー寄りの
埒から二列目に新聞紙を敷いて陣取った。
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昼過ぎになると私達の後ろに幾重にも
人垣が出来、身動きが全く取れなくなった。
周りにいる人達の多くが無敗で終わるであろう
ディープインパクトの勇姿を一目見たくて
来たのだろうか。
スタンドの陰が伸び寒さが一段と厳しくなった頃
平成17年の有馬記念のファンファーレが
鳴り響き、スタートが切られた。
今回もディープのスタートはゆっくりで
目の前を最後方で通過して行く。
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有馬記念は競馬ファンにとって一年の
最後を締めくくる大一番でもあるが、
このレースを最後に引退する馬も多い。
私の心情としては無敗のディープも観たいが
引退の花道を飾って欲しい馬もいた。
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タップダンスシチーの軽快な逃げで展開した。
流れが早くなれば後方の馬も有利になる。
だが、中山競馬場は直線が短く
後ろ過ぎてもゴールに届かないケースもある。
場内の歓声が一際大きくなり
馬群が一塊となって4コーナーを回る。
ディープは大外を回り追い上げに入る。
が、私がダービーで観たディープとは
何かが違うと瞬間的に思った。
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先行集団に付けていたハーツクライが
遂にG1初制覇を果たし、
ディープは追い込み届かず2着に敗れた。
多くのファンがディープの勝利を期待していたからか
場内はしーんと静まり返り、大きなため息が漏れた。
中には表彰式も観ずさっさと片付けて
帰路につくファンもいた。
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こうして観衆・16万人分の1人として
厳寒との闘い、過酷な8時間立ちっぱなしの
私達の有馬記念は終わった。
あれから1年、いよいよ今年の有馬記念。
日本最強馬・ディープインパクトが
ラストランを迎える。
どうか無事に、そして有終の美を飾って欲しい。
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いまいちなエッセイですみません
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このエッセイは平成18年に書いたものです。
競馬場の写真は平成17年有馬記念のものです。
今思い出しても忍耐と根性としか思えない1日でした。
寒くて寒くて、ホカロンを持っていても
震えるくらいでした。
最終レース終了後のタップダンスシチーの
引退式を見届けるまで、1度も座れなかった
過酷な1日でもありました
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最後まで読んでいただきありがとうございます
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