タイトル:
福引
配役:
スイート
芸人として成功を夢見る女の子。まだ幼い感じが残る。
向海
スイートの担当マネージャ。真面目な性格で、スイートを一番理解している人。
場面転換:
終始明転
場所設定:
商店街。
スイートと向海が歩いている。
スイートが福引会場を発見する。
(開演)
スイート:あっ、福引やってる。
何海 :商店街の福引だね。俺、福引券持ってたっけ。
スイート:やりたい!やりたい!
何海 :スイートしたいならあげるよ。
スイート:やったー。向海さん大好き!
何海 :楽しんでおいで。
賞品を見定める。
スイート:なになに?1等が熱海温泉ツアー、2等が電気掃除機、3等がヘアドライヤ。
何海 :1等熱海温泉かぁ。最近忙しかったからなぁ。のんびり温泉行きたいな。
スイート:んー。決めた!3等ドライヤ狙い。
福引を開始する。ガラガラ抽選機を回す。
スイート:3等出ろ。3等出ろー!。あ、なんか出た。
スタッフ:おめでとうございまーす。1等の熱海温泉ツアーでました。
スイート:いらない。いらない。邪魔よ!
通りがかりの人にあげる。
何海 :ちょっと、なにやってんの!1等だよ。1等!!。
無視して回し続ける。
スタッフ:おめでとうございます。2等の電気掃除機でました。
スイート:邪魔!
通りがかりの人にあげる。
何海 :俺にくれよ。元々俺の福引だろ!
無視して回し続ける。
スタッフ:おめでとうございます。3等のドライヤでました。
スイート:邪魔!邪魔!邪魔!
通りがかりの人にあげる。
何海 :あれっ?今のって、欲しかった3等ドライヤじゃないの?
スイート:あっ!あげちゃった!ミスったじゃん。クヤシー。
何海 :意味わからん。
(暗転)