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ある晴れた日の・・・

『敵を味方に変える技術』ボブ・バーグ、2014.6.25、ディスカバー21

書店で手にとって購入した。
著者は『人生の成功は1割が専門技術で、9割が対人関係である』を持論に経営コンサルティングや講演家として活躍している。

冒頭で『対人関係がぎくしゃくしているのに経済的成功を収めている人もいる。(中略)実際、彼らの多くにとって、個人的な人間関係は悲惨である』と述べ、人を動かす5つの原理をまとめている。

しかし、『説得は善で、心理操作は悪』と、決して企みを説こうとしているのではない。

また、『短気な性格を直す7つのステップ』などもあげている。

いつもの書店で、多少時間があったので経営関係の気になるタイトルを斜め読みして、手にとった本である。

ハウツー物が好きですね、と言われたら素直に首を縦に振るだろう。
非常に読みやすいし手っ取り早いという動機はあるかもしれない。

ただ、あまりに早く読めてしまうと何だかもったいない気がしてしまう。

なので感想を書いたり、人に一部を話したり、引用ネタとして活用させてもらう。

さしづめ「いい人だけでは、なれない」と言われる役員レベルの顔を想定しながら読み進めると、さらに面白味が増すのかもしれない?

その点についても、著者は『人々があなたを利用するのは、あなたがいい人だからではなく、利用されるのを許しているから』と指摘し『「いい人」であるだけでは、人は動かせない』と述べている。

「人がよくて利用される」とは、そういうことなのだ、と。

最後の章では、やはり?『人格を磨く』すすめ、でまとめてある。

お薦め度は、普通、個人的見解の相違大いにあり、なので購入は自身で判断してくださいというところか?

書店では残り1冊でした。

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