まだ胸部もロクに完成しておりませんが、とにかく早く全体のイメージを固めたいっっっ!!!…ってことで、股関節の設計に着手。
何ぶんやたらと重たいブツになりそうなのでやれ二重関節化であるとか、股関節基部の前後スライド引き出し機構などという繊細で複雑な構造はさすがに盛り込めそうもありません。強度を考えてこの部分は泣く泣く単純構造化した設計を強いられる事になりそうです。
また、デザイン的にはガン○ム以降の「フンドシ構造」ではなくやはり往年の「パンツ構造」を目指したいところではありますが、もとよりこのパンツ構造は昔のアニメでは見て見ぬふりをされてきた構造上の嘘があるため、実際にこれを作ろうと思うと可動範囲を犠牲にするか、構造を複雑にするか、はたまた構造を複雑にした上可動も充分な確保が出来ずおまけに見た目も悪い…なんて事になってしまいかねません。
まずは現在ある戦力で何とか賄えるような、「それらしい」アレンジを考えることが急務であるようです。
パンツ構造の大きな欠点としてして、先に述べたようにその可動範囲の狭さがあります。ここら辺のアレンジに関しては既に既存の玩具や模型で様々な試みが為されており、具体的には外装の素材を軟質にして2Dの嘘を再現してしまう、見た目パンツ構造に見せかけてその中身をフンドシ股関節を曲面で構成した分割アーマーで覆う…等など、まさに涙ぐましいばかりの努力と模索が行われてきたようです。
昔のロボットのイメージを再現することにおいて、この股関節の形状はそれほど重要なものであるのでしょうね。
このパンツ構造を、額面通り解釈して関節を構築すると、いわゆる「ソフビ人形」または「キューピー人形」の股関節となってしまい、可動範囲が恐ろしく滑稽…否、かわいらしい「オムツをした赤ん坊」の動きになってしまいます。極端な話、脚を大きく振り上げた「蹴上げ」ポーズがこれでは取ることが出来ません。
素材や技術的に著しい制限を受ける素人のガレージキットでは、残念ながらこうした諸問題をクリアーすることは難しいと言えます。
かなり無い知恵を絞ったのですが、やはりアプローチとしてはフンドシ構造をどれだけパンツ構造らしく見せるか(…つまり基本的な構造はフンドシ構造)という方向性で設計を進めてゆくのが無難であるようです。
つまりこういうイメージ↓
パンツ型とは書いてありますが、厳密には「偽パンツ型」。
課題としては、関節パーツをパンツ枠内にめり込ませてしまうと、結果やはり可動に制限が生じるのでなるべく関節パーツは露出させて且つパンツ構造に見えるようなデザインにしなければならない事、これに関してはデコレーション面でのフォローを現在模索中です。
で、この変形型のフンドシでも可動基準面に角度がついているものではソフビ人形の関節とさして変わらないとも考えられます。実際には大腿部付け根にも構造上スイングが付けられますので角度の調整さえうまく折り合えれば一応はそれらしい動きは出来るんじゃないか…とか考えて、些か不安になりましたので最後に簡単な模型を組んで実験してみました。実際にはどれくらい違和感が生じるものなのだろうか…?と。
…結果はご覧の通り。やや脚軸が垂直位置で外側に広がるものの、ちゃんと角度さえ考えてやればプロポーションにそれほどの影響を与えることはどうやらなさそうです、ひと安心。
これらの結果を考慮して現在は股関節を設計~製作中です。これもまた、完成してみないことには「お楽しみに」のひと言さえ書けない段階ですので、必要以上に期待を煽らず、随時ご報告を致します…と言うだけに止めたいと思います。
何ぶんやたらと重たいブツになりそうなのでやれ二重関節化であるとか、股関節基部の前後スライド引き出し機構などという繊細で複雑な構造はさすがに盛り込めそうもありません。強度を考えてこの部分は泣く泣く単純構造化した設計を強いられる事になりそうです。
また、デザイン的にはガン○ム以降の「フンドシ構造」ではなくやはり往年の「パンツ構造」を目指したいところではありますが、もとよりこのパンツ構造は昔のアニメでは見て見ぬふりをされてきた構造上の嘘があるため、実際にこれを作ろうと思うと可動範囲を犠牲にするか、構造を複雑にするか、はたまた構造を複雑にした上可動も充分な確保が出来ずおまけに見た目も悪い…なんて事になってしまいかねません。
まずは現在ある戦力で何とか賄えるような、「それらしい」アレンジを考えることが急務であるようです。
パンツ構造の大きな欠点としてして、先に述べたようにその可動範囲の狭さがあります。ここら辺のアレンジに関しては既に既存の玩具や模型で様々な試みが為されており、具体的には外装の素材を軟質にして2Dの嘘を再現してしまう、見た目パンツ構造に見せかけてその中身をフンドシ股関節を曲面で構成した分割アーマーで覆う…等など、まさに涙ぐましいばかりの努力と模索が行われてきたようです。
昔のロボットのイメージを再現することにおいて、この股関節の形状はそれほど重要なものであるのでしょうね。
このパンツ構造を、額面通り解釈して関節を構築すると、いわゆる「ソフビ人形」または「キューピー人形」の股関節となってしまい、可動範囲が恐ろしく滑稽…否、かわいらしい「オムツをした赤ん坊」の動きになってしまいます。極端な話、脚を大きく振り上げた「蹴上げ」ポーズがこれでは取ることが出来ません。
素材や技術的に著しい制限を受ける素人のガレージキットでは、残念ながらこうした諸問題をクリアーすることは難しいと言えます。
かなり無い知恵を絞ったのですが、やはりアプローチとしてはフンドシ構造をどれだけパンツ構造らしく見せるか(…つまり基本的な構造はフンドシ構造)という方向性で設計を進めてゆくのが無難であるようです。
つまりこういうイメージ↓
パンツ型とは書いてありますが、厳密には「偽パンツ型」。
課題としては、関節パーツをパンツ枠内にめり込ませてしまうと、結果やはり可動に制限が生じるのでなるべく関節パーツは露出させて且つパンツ構造に見えるようなデザインにしなければならない事、これに関してはデコレーション面でのフォローを現在模索中です。
で、この変形型のフンドシでも可動基準面に角度がついているものではソフビ人形の関節とさして変わらないとも考えられます。実際には大腿部付け根にも構造上スイングが付けられますので角度の調整さえうまく折り合えれば一応はそれらしい動きは出来るんじゃないか…とか考えて、些か不安になりましたので最後に簡単な模型を組んで実験してみました。実際にはどれくらい違和感が生じるものなのだろうか…?と。
…結果はご覧の通り。やや脚軸が垂直位置で外側に広がるものの、ちゃんと角度さえ考えてやればプロポーションにそれほどの影響を与えることはどうやらなさそうです、ひと安心。
これらの結果を考慮して現在は股関節を設計~製作中です。これもまた、完成してみないことには「お楽しみに」のひと言さえ書けない段階ですので、必要以上に期待を煽らず、随時ご報告を致します…と言うだけに止めたいと思います。