はじめに、おろしたてのイプシロンミゼットに最低限のアジャスト作業を行います。
これは車で言うところの「慣らし運転」、あるいは柔軟体操みたいなもの、金型の離型剤や油等で固くなっている関節を解し、可動をスムーズにするための作業です。この作業を怠ると、場合によっては関節軸がバッキリ折れる場合もあるのでご注意です(若干、脅かし気味になってしまいました・反省)。
これらの説明は「イプシロンミゼット四色セット」の中に注意書きとして添えてありますが、今回はその様子を画像付で解説してゆきます…。
では早速作業に移りましょう…。
特に注意しなければならないのは「肩関節」、「腹部関節」、「股関節」の3箇所。まずはこの部分の根元をホールドしつつ(TOP画像を参照)、ゆっくり少しづつ回転させてゆきます↓
指先に感じる抵抗が少なくなってきたら徐々に動きを大きくしていって下さい。
次にスタビライザーのアジャスト作業。スタビライザーは金型の調整回数(調整の度に機械から金型を降ろすので回数が多いとそれだけ時間=予算が嵩んでしまうのです…)の関係で不本意ながら羽側の軸がほんの少し太めになっております。
その誤差はほんのコンマ数㎜にも満たないのですが、それでもこのまま無理にジョイント孔に押し込むとジョイントの縁が割れてしまいますのでこちらも念入りに調整をしておく必要があります。
用意するのは紙やすり。これを細長く切っておきます↓
用意した紙やすりで羽のジョイント軸をぐるりと巻くようにして指で押さえ、羽の側を回転させて軸を均等に削ってゆきます。
この時注意しなければならない点は、誤差がわずかなのであまり削りすぎると今度は緩くなってしまうこと、およそ3~4周削ったらその都度ジョイント軸を拭き取りジョイントにはまるか試してみて下さい↓
これで最低限の調整は終わりですが、工具(5㎜径のドリル)と、普通にプラモを組み立てられる程度の心得のある方は+αの工作として背部、ならびに足裏の5㎜ジョイント孔の調整も行っていただけると更に有形ブロックとしての拡張作業が楽になります。
なお、こちらはあくまで孔の径を広げる程度にとどめ、あまり深くパーツを穿たないようお気をつけ下さい↓
う~ん、大手メーカーの作るアクションフィギュアに比べると手間がかかるのはどうしても否めませんね…ましてやベータミゼットというよくできた兄貴分がいただけに余計に…。
でも手のかかることに愛着を感じていただけるのでしたら何よりに思います。
…次回以降は更に手のかかることをしてゆく予定ですが
これは車で言うところの「慣らし運転」、あるいは柔軟体操みたいなもの、金型の離型剤や油等で固くなっている関節を解し、可動をスムーズにするための作業です。この作業を怠ると、場合によっては関節軸がバッキリ折れる場合もあるのでご注意です(若干、脅かし気味になってしまいました・反省)。
これらの説明は「イプシロンミゼット四色セット」の中に注意書きとして添えてありますが、今回はその様子を画像付で解説してゆきます…。
では早速作業に移りましょう…。
特に注意しなければならないのは「肩関節」、「腹部関節」、「股関節」の3箇所。まずはこの部分の根元をホールドしつつ(TOP画像を参照)、ゆっくり少しづつ回転させてゆきます↓
指先に感じる抵抗が少なくなってきたら徐々に動きを大きくしていって下さい。
次にスタビライザーのアジャスト作業。スタビライザーは金型の調整回数(調整の度に機械から金型を降ろすので回数が多いとそれだけ時間=予算が嵩んでしまうのです…)の関係で不本意ながら羽側の軸がほんの少し太めになっております。
その誤差はほんのコンマ数㎜にも満たないのですが、それでもこのまま無理にジョイント孔に押し込むとジョイントの縁が割れてしまいますのでこちらも念入りに調整をしておく必要があります。
用意するのは紙やすり。これを細長く切っておきます↓
用意した紙やすりで羽のジョイント軸をぐるりと巻くようにして指で押さえ、羽の側を回転させて軸を均等に削ってゆきます。
この時注意しなければならない点は、誤差がわずかなのであまり削りすぎると今度は緩くなってしまうこと、およそ3~4周削ったらその都度ジョイント軸を拭き取りジョイントにはまるか試してみて下さい↓
これで最低限の調整は終わりですが、工具(5㎜径のドリル)と、普通にプラモを組み立てられる程度の心得のある方は+αの工作として背部、ならびに足裏の5㎜ジョイント孔の調整も行っていただけると更に有形ブロックとしての拡張作業が楽になります。
なお、こちらはあくまで孔の径を広げる程度にとどめ、あまり深くパーツを穿たないようお気をつけ下さい↓
う~ん、大手メーカーの作るアクションフィギュアに比べると手間がかかるのはどうしても否めませんね…ましてやベータミゼットというよくできた兄貴分がいただけに余計に…。
でも手のかかることに愛着を感じていただけるのでしたら何よりに思います。
…次回以降は更に手のかかることをしてゆく予定ですが