SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【開発草案】『有形ブロック商品(仮称)』設計中

2008-09-13 01:47:24 | Laboratory
作業机が狭いので、そろそろスプリガンX生産のための設備を片付けて次の商品の開発態勢に入りたいと考えます。

さすがにしばらくは大きなアイテムは作りたくない…という思いもあり、今度は一旦基本に立ち返って純粋に「有形ブロック」を突き詰めた商品を作りたいと考えます。
もちろん、アイデアそのものは元から暖めていたものなのでこれから必要なのはコンセプトの洗練と、具体的なデザインの作業となります。

今回の商品を設計するにあたり参考としたのはこちら↓

以前ガレージキットとして販売しました『タツノマ』の本体後部と『コネクトザック』(共に現在販売終了)です。
ここら辺の「他のパーツと組み合わせる広い拡張性」と「様々に解釈できる柔軟なデザイン」のパーツを今回は多種製作し、それらを組み合わせることによって完成する形状の「バリエーションの一つ」として販売しよう…という試みであります。
つまりは「販売されている形体は組み合わせの一例であり、これをバラバラにして組みなおす、あるいは複数の部品や同じコンセプトを有した別ガレージキット商品(または既存の市販商品)と組み換えることによって際限なく楽しむことが出来ます」…ということ。
パーツ単品はギミックを一切有していない純粋な「有形ブロック」として開発してゆこうと考えております。

また、有形ブロックである一方、ミゼットの用いる「メカニック」としてのコンセプトも盛り込んでゆこうと考えておりますので(ここら辺に関しては以前の企画の話も含めましてまた改めて解説いたしますが)、末端パーツにはミゼットフィギュアとの接続性を前提とした意匠やメカニックの機能を表す記号としてのパーツも製作してゆく予定です。
できればそうした末端パーツにも複数の要素を持たせたデザインにしてゆきたいものですね…。


何にしろ今まさに始まったばかりですので、現在はまだその具体的な姿をお見することはできませんが、「有形ブロック玩具」の正統的なコンセプト(そして現在はほとんど失われて久しい「このサイズのアクションフィギュア」がちゃんと作らなければならない商品)に今回は真正面から取り組んでみたいと考えます…。












スプリガンXの時はたっぷり半年以上もかかりましたが、今回はそこまでは時間をかけないようにしたいですなぁ…。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【雑記】USBから毒ガス伝説? | トップ | 【フォト作品】PCディスプ... »
最新の画像もっと見る

Laboratory」カテゴリの最新記事