豆日記

小豆原一朗の日記

ライブスケジュール&歌えるのはいつまでか

2023年08月31日 | 豆日記

皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕はよく冷えもしない部屋で作業していてます。

なんの作業かというと、
11月22日のレコ発に向けての作業。
去年もこのくらいの時期、レコーディングに向けて色々やってたなあ。
ライブで披露した新曲たちやしてないものも。良い感じの形に近づいている。
来月がレコーディングなのでそれまでに出来ることをやっておかねば。
そして、レコーディング入る前のライブが大事。
バンドのノリやらBPMやら感情やら…これでレコーディングのテンションが決まる。
そんな大事な以下、ライブスケジュールです。

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●9/5(火) 新宿Marble
「このはしわたるべからず vol.21」
※アーカイブ期間2週間(〜9/19 23:59)
ハシグチカナデリヤ
ゼーゼーハーハー
クオーツ星
サーカス船のプッケ
開場18:30/開演19:00
前売り¥3000(D別)
チケット予約
ツイキャス¥1000

●9/6(水)池袋Adm
16代目梅雨将軍2man series
「toiBONE将軍」
HONEBONE×toitoitoi
(O.A)クォーツ
開場18:30/開演19:00
前売 3500円/当日4000円(各1drink別)
e+チケット発売中

●9/12(火)京都磔磔
イロマキトリドリワンマンライブ
「ゴクサイ。」
gest:クオーツ星
開場17:30/開演18:30
charge:2500yen

●9月13日(水)名古屋ローリングマン
「線を引けたら」
小豆原一朗
ニッタパン
itami teeth
川口タイガー祐介(SENTIMENTAL MOTHERFXXKERS)
開場19:00/開演19:30
2500円(+1Drink)

●9/14(木)名古屋MUSIC FARM ハシグチカナデリヤpre 「地雷ラライブtour2023 autumn 名古屋編」
ハシグチカナデリヤ
MANAMI
逆に、ゆうちゃんバンド
愛沢絢夏
クオーツ星
開場18:00/開演18:30
¥3000(ドリンク代別)
ご予約はこちら

●9/16(土)江古田ロックンロール以外は全部嘘
中原チャーリー
シャク(シャク&リハビリーズ)
小豆原一朗
堀孝輔(みずすまし)
THEともだちたくさんズ
開場18:30/開演19:00
2,000円+1Drink
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●9/17(日)甲府naked 「naked5周年!2day2日目」
廣瀬哲也(テツヤムクン)
オクヤマグナム(The quilt) ぐっどないと
moqji
シャク&リハビリーズ
Jimisen(solo)
裸足の季節
クオーツ星
ticket charge ¥3000(ドリンク込み)

●9月22日(金)池袋Adm
「カナデリクエストⅡ 空と海と大地とカピバラと地雷ラライ」day4 ミナデインの日
ハシグチカナデリヤ
近野淳一(鴉)
安藤弘司(ANCHANG)
(O.A)小豆原一朗
開場18:30/開演19:00
前売り¥3500
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp



●9/24(日)下北沢MOSAiC
革命メロイック
ナズナ
小豆原一朗

QiNARI

開場11:15/開演11:30
前売 2,400円 / 当日 2,900円(+1Drink 600円)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

 

●9/26(火)吉祥寺NEPO [1F LOUNGE]
【川とアルファ】
アサトアキラ
小豆原一朗(クオーツ星)
開場19:00/開演19:30
前売2800円 当日3300円
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●9/29 (金)赤羽ReNY alpha
ハシグチカナデリヤ×AKABANE ReNY alpha presents
Kanadery universe vol.13
ハシグチカナデリヤ
SHACALANDA
ゼーゼーハーハー
クオーツ星
開場18:15/開演18:45
¥3000(D代別)
e+
TIGET取り置き




●9/30(土)水戸NINETY EAST
「NEMOTONARI vol.10」
小豆原一朗(クオーツ星)
朝日駿
清水貞信(ウスターズ)
小泉涼介
ゴロニャンズ
Hyu
ネモトリョウタ
開場17:30 開演18:00
3000円(1D込)
ご予約はこちらtoumeinotuki@yahoo.co.jp

●10/7(土)西荻窪ARTRION
スペシャルスリーマンスペシャル
【吟遊詩人の調べ】
山田庵巳
徳綱政宗
小豆原一朗
開場18:30/開演19:30
前売2,500円(+1Drink)
当日3,000円(+1Drink)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●10/21(土)京都GROWLY
karesansui主催「降るフェス2023」
開場12:30/開演12:50
前売3,000+1Drink
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●10/25(水)池袋Adm「手売りフェス~弐~」
助っ人集団☆ジャイアンツ
AMANOJAKU
クオーツ星
inch.
ハシグチカナデリヤ
前売2500円/当日3000円
開場18:30/開演19:00
チケット予約
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●11/2(木)池袋Adm
「十条の新店長爆誕NIGHT」
ulma sound junction
HUMAN DRIVE
クオーツ星
(o.a) 豊島"ペリー来航"渉(バックドロップシンデレラ)
開場18:30/開演19:00
前売2800+1D/当日3300+1D
e+
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●11/3(金) 大久保ひかりのうま
「ともだちのうた」
奥山漂流歌劇団(ひとり編成)
内藤重人
こいけみほ
小豆原一朗
開場18:30/開演19:00
前売2000円(+1drink)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●11/21(火)西荻窪ARTRION
小豆原一朗(クオーツ星)one man live
「いくつになってもハッピーバースデー」

開場19:00/開演19:30
前売3,000円(+1Drink)
当日3,500円(+1Drink)
ツイキャスプレミア配信2,000円
ご予約は
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●11月22日(水)池袋Adm
クオーツ星レコ発「変身したい!?」

クオーツ星
ハシグチカナデリヤ
toitoitoi
(O.A)おーたけ@じぇーむず(一寸先闇バンド)
開場18:00/開演18:30
前売3,000円(+1Drink)
当日3,500円(+1Drink)
eプラス 8月29日10:00〜発売
バンド予約 toumeinotuki@yahoo.co.jp

●11月23日(木祝)金山ブラジルコーヒー
クオーツ星レコ発「変身したい!?」

クオーツ星
砂場(ウエスト)
イロマキトリドリ

開場18:30/開演19:00
前売2800円(+1Drink)
当日3000円(+1Drink)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●12/2(土)仙台spaceZero
ハシグチカナデリヤ-地雷ラライブtour 2023 winter仙台編-

ハシグチカナデリヤ
Pomodolo
MANAMI
クオーツ星
開場17:30/開演18:00
¥3000(ドリンク代別)
ご予約はこちら

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夏が終わろうとしている。
道端に大量のセミの死骸。
これを見ると「終わり」を連想させられる。

ミーーン ミーーン

先日、先輩ボーカリストと呑んだ

俺「いまだにこんなにライブしてるのすごいですね」
先輩「だって、こんなこと、もうすぐ出来なくなるからね。」
俺「え!?…なんか病気でも抱えてるんですか?」
先輩「いや、そうじゃないけど、肉体的にまともに歌えるのはあと10年が限界だと思う。そう考えると今あるライブオファーを断りたくないんだよね」

人間としてはこの先まだまだあると思うけど、
現役シンガーとしてあと何回と考えたら、そんなに長くはないのか。
ライブが明らかに衰えていく先人達は見てきた。
そうなるくらいならいっそ引退ってことらしい。

俺、10年以上通ってる漬物屋がある。

10年なんてあっという間だよ。

 

ミーーン ミーーン

 

バンドマンといるとこんな話題がよく出る

「将来どうしたいんですか?」
「いつまでにどう売れたいとかあるんですか?」

もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対。

じゃないけど、

もう売れたくないなんて思ってる奴いないよ絶対。
まだ見ぬ人に届けたいし、大きな会場でもやってみたいし、お金があればやりたいことも出来る(色んなレコーディングやら楽器購入やら)

それと同時に。
毎年曲作ってライブをやってる今もそれはそれで掛け替えのない楽しい時間なのは事実。
そもそもバンド始めたのも21歳、歌うたいだしたのも24歳からで。目標もなくふらふらしてた。
いつまでにどうなる!なんて決めるのってつまらない気持ちも正直ある。
そもそもお金や時間で割り切ってたら、こんなこと何年もやるもんじゃないな。

 

ミーーン ミーーン 

 

「もうあんな演奏は出来ないな」っていうミラクルなライブは過去に幾つかあるが、
年々、ライブの平均点は上がってると思う。過去のライブ音源を聴いてて思う。
ストロークひとつにとっても未だ発見が尽きないし。

作曲の方も今年良い曲ばかりで豊作だ(お題ワンマンありがとうね)。
自分なりに確実に成長してるとは思う。

でも、生き物としていつか衰えは来るんだと思う。

地面でお腹を白くして転がってるセミを見て思う。

 

僕はあと何年歌えるのだろう。

 

ミーーン ミーーン 

 

そもそも、この歌詞の量。
そらで覚えるの大変だ。記憶力が弱ってきたら無理だ。
譜面台とか用意したとして。そのうちくる老眼で見えなくなる。
絶対あのA4びっしりの細かい量の文字を読めないだろう。

あと、このハイトーンボイス。
忌野清志郎やつんくなど、声の高いボーカリストは喉に病気を患うイメージがある。
そうでなくても、線が細いハイトーンボイスの方は割と旬は短い。

 

それ以前に。

バンドメンバー。
毎日のようにジャンクフードを食べてる不健康思考ニッタパン。
いつも体の節々が痛いって言ってるトニー。
おまけに二人はワンデーコンタクトを10年眼球につけっぱにしてる。

「ワンデーつけたまま眠るのは危ないよ」と言うと
「瞳にくっついてて、取ろうとしたら角膜剥がれちゃいそうなんだよね。あ、コンタクト目の裏側にきた」
などと『悪魔のいけにえ』も真っ青なホラー人間。
なんであんなに素晴らしい演奏出来てるんだろう…
奇跡。アンビリーバボー。

もしも上記のような問題にぶち当たった場合、
しょうがない。別のフィールドで戦うことにしよう。
一番最初に考えたのは

「ボカロ」

プレイヤーではなく、裏方に回る。
作曲能力に全振りして、科学の力に歌ってもらおう。
きっと今の僕でも出来ないような超絶早口、ハイトーンボイスも再現できるだろう。

メンバーも死んでしまったし(勝手に殺すな)、もう東京にいる意味もなくなる。
実家の広島の田舎で隠居しながら、パソコンでコツコツ作業するジジイの僕。


しかし!
ここでひとつ大きな壁が立ちはだかる。

A.I(ドーン!!)


2023年現在、A.Iの進化がすごい。
「こんな絵が見たい」とか検索したらポンとオリジナルイラストを出してくれる。
まだ精度は低いかもしれないが、あと数年でとんでもないことになる。この10年のスマホの進化具合を考えてみよ。
あと20年でも経ちゃ「こんな曲聴きたい」なんて言ったら一瞬で大衆が求めるオリジナルソングを作ってくれるんだろう。
そうなってくると、バンドで売れるより難しい。

ボカロどころか、ほとんどの職種がA.Iにとって変わってる。
ガソリンスタンドも、ファーストフード店も、ビルの清掃員、警備員も、単純作業はほとんどA.Iだ。
こうなってくると、ジジイの僕にはバイトもないので収入がなくなる。

ああ、終わった。
人間は機械に勝てないんだ。

飢餓状態、白髪まみれの僕は考える

機械どもめ。
すべて奪いやがって。

機械は衰えないし、歳をとらない。なんだよ、無敵じゃないか…

そこでふと窓を眺める。
田んぼの上空を飛んでいる鷹。
その下の田んぼの草と草の間を飛ぶカエル。

 

はっ!!

 

そうか、人間は衰えるし、歳をとるから、良いんじゃないか。

 

コロンブスの卵、コペルニクス的転回…

 

奴らA.IはPCやスマホの画面の中、はたまたホログラム、メタバース。
いくらそれらしくしても、「生」には勝てない。
演奏家が目の前にいる。それがどれだけ貴重なものか。

ライブが極上のエンターテイメント。きっとそういう時代が来る。

いつの時代も人は「必死な命」に感動する。

楽々と大空を飛ぶ鷹よりも、
精一杯ジャンプするカエルに人は人生を重ねるし、心奪われる。

ピークをとうに過ぎたジジイが力を振り絞って、歌う姿がどれだけ感動的か。

あらゆるものが満たされた将来、これがとてつもないエンターテイメントになるかもしれない。

しかし、

 

 

もう

 

 

体も頭も言うこと聞かないんだああああ。

 

終了。

 

ミーーン ミーーン

(おーい、こんなオチでいいのか)

 

というわけで、少しでもミュージシャンとしての寿命を延ばしたい。
体力の劣ろえを補うためにも毎日散歩と適度な運動をしている日々。
先輩みたいに「あと何年!」とかは今の僕には決めれないし、決めたくない。
ジジイになっても今のクオリティーを落とさず(むしろ上がって)やってたら絶対面白い。

 

まあ、真面目な話。

 

目の前にご飯あるのに「明日何食べよう?」
なんて考えてたら目の前のご飯を美味しく味わえない。
それと同じで将来の不安なんて言い出してたらキリがないし、今日を楽しめない。

「あと何年」とか「あと何円」とか「あと何人」とかそんなことばっかり考えてたら
「なんでこれがしたいのか」が分からなくなってくる。

続けるため最低限の数はある程度必要だけど、
頭を乗っ取られてしまうくらいに、数の奴隷になってはダメだ。
楽しいって数値ではないから。

まだ見ぬ不安に怯えるくらいなら、目の前のことに一生懸命取り組む。
それを続けて死ねたら幸せだ。

人も時代も変わっていく中で「何かを続ける」ことは大変だ。
だからこそ何かをやり続ける人生ってすごく魅力的だと僕は思う。

 

だけど

 

メンバーには10年間つけてるコンタクトは捨て、
新しいコンタクトをつけてほしい。

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