豆日記

小豆原一朗の日記

ライブスケジュール&作曲方法あれこれ

2020年11月29日 | 豆日記
こんなに面白いアニメがあったなんて。
歳をとっても、まだまだ夢中になれるものはあるもので。

「機動戦士ガンダム」というアニメにハマっています。
物語はもう終盤なのですが、続編がまだ控えているとのことで当分追うことになりそうです。
スレッガー中尉が散るところまで観ました(ネタバレすみません)。
ガンダムの素晴らしいところは、善と悪がはっきりしていないところ。
どちらにも正義が存在していて、どちらの陣営にも悪がいるのです。
この2昔前のセル画すら僕の絶賛の対象になってしまい、「鬼滅の刃」ブームからしたら老害一歩手前。

こないだ出演したライブ会場で「37歳なんてまだ青年だよ」と言われました。
「そんなことはないだろう」と思いつつも、
この世の中自分より年上の方が大半を占めているという状況も配慮した上で、
あまり自分のことをおっさん呼ばわりするのもよろしくないと思い始めた今日この頃。

僕の周りの先輩方はバリバリ働き盛りの方でして。
やる気と健康次第ではどこまでもいける、と勝手に励まされています。
心身ともに衰えぬよう、健康体を維持しつつ、2020年を走り抜けたいと思います。


●12/3(木) 京都nano※観客数限定&ライブ配信
『リバーサイド・ブルーズ』
クォーツ星 / ヤマモトケンジ /
開演19:00/開場19:30
前売2000円

●12/4(金)名古屋今池得三※50名限定/配信なし
WiLLY-NiLLY
KINEMAS
クオーツ星
開場18:00開演19:00
前売3000円当日3500円(D別)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●12月9日(水)吉祥寺SHUFFLE ※配信なし
村上達郎
小豆原一朗(クオーツ星)
Novaurelia
山さん(s o t t o ex WHITE ASH)
開場18:30/開演19:00
前売3,000円(D別)
ご予約はこちら
https://t.co/q1EGxq1aQq?amp=1

●12/10(木)池袋Adm※50名限定/配信なし
十三代目梅雨将軍2man series
「にた豆将軍」
クオーツ星×ジョズエ
開場19:00/開演19:30
前売¥2500+1D/当日¥3000+1D
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●12月13日(日)名古屋吹上鑪ら場※20名限定/配信なし
ヤジマX(モーモールルギャバン)
小豆原一朗(クオーツ星)
フウジン(ワッペリン)
開場18:00/開演18:30
2000円(D代別)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●12/14(月)昭和町ノーユーノーミー※15名限定/配信なし
小豆原一朗(クオーツ星)ワンマン
O.A 高岳 銘
開場19:00/開演19:30
2,500円
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●12/23(水) LIVE labo YOYOGI※30名限定、配信あり
「ROCK'N'ROLL ALERT 4」
ブルボンズ
クオーツ星
転換Act:スハラブンジ
開場19:00/開演19:30
前売2,500円
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp
配信チケット2,500 円

●12/24(金)池袋Adm「終わってるおっさんの無菌配信コーリング」
福(プピリットパロ) /リトルキングタクヤ(THE FREE MAN)/小豆原一朗(クオーツ星)/シャク(シャク&リハビリーズ)/diesp8d/西田こーへー(otsu)/怪盗銀次郎(怪盗ザ・デッドボール)/ヤマダヒロミチ/星野秀雄(星ノ三兄弟)/渡邉佑丞(あきらめきれず)/たくま(握月)/恵守佑太/オノユウスケ(THUNDER LOSE SUNDALS)/キューピー(雷一家)/青野コウヂ&タカオ(Myベストテープ)
開場18:30/開演19:00
前売2,000円/当日2,500円 飲み放題2000円
プレミアムチケット(楽曲依頼&音源、歌詞プレゼント) 8,000円※1アーティストにつき1名のみ
来場のご予約はこちら toumeinotuki@yahoo.co.jp
無菌プレゼン配信()URLはこちら
12/11(金)21:00~配信開始

●12/30(水)下北沢Laguna
<Laguna 2020 364 ザ・ノンフィクション>
ヤジマX(モーモールルギャバン)
クオーツ星
天野花
トブトリオトス
開場18:00/開演18:30
前売 2500円(D別) 当日 3000円(D別)
配信視聴Ticket 2000円 購入ページ
※コロナウイルス感染拡大防止対策の為、お客様の会場への入場者数を制限させて頂きます。
視聴Ticketはツイキャス公式ストアから御購入ください。
ご予約 toumeinotuki@yahoo.co.jp

12/31(木) ロックンロール以外は全部嘘
「嘘COUNTDOWN JAPAN20/21」
ザ・カトウタクミ(ブルボンズ)
シャク(シャク&リハビリーズ)
小豆原一朗(クオーツ星)
ロンリークレイジーゆういち
踊る犬コロ
東風あんな
CHIDO'tender
ニッタパン
DJ:Ko-Hey(JUKE BOX JIVE)
OPEN17:30/START18:00
2,000円

●12/31(木)池袋Adm
diesp8d(CD)
Jimisen
プピリットパロ
THE FREE MAN
クオーツ星
HUMANDRIVE
あきらめきれず
otsu
Myベストテープ
ハシグチカナデリヤ
豊島”ペリー来航”渉

開場19:00/開演19:30
前売¥2500+1D/当日¥3000+1D
ご予約 toumeinotuki@yahoo.co.jp

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コロナ渦でことごとくライブが中止になり、
何ができるかとなった時に「曲作りに励む!」と言うシンプルな結論に達しました。
まるで実験かのように、あの手この手で作り続けました。
というわけで編み出した作曲方法をご紹介。

①散歩
ただただ歩きながら妄想します。
自分の演奏してるシーン、自分以外の人が演奏してるシーン、聴いてる人、映画のワンシーンetc。
自分は全くの無音での妄想は難しく、程よく雑音がある方がいいです。
公園など木々で覆われて小鳥なんかが囀ってるのがいいです。
じっとしているよりは動いてる方が頭は働くようで。歩いたり、時には走ったりします。
夜よりは昼。周りの歩いてる人を見て、また妄想膨らませたりします。
人目を避けてスマホに浮かんだメロディを録音したり、歌詞や設定などをメモしたりします。
この妄想の断片を家に持ち帰ってギターやピアノで音楽にしていきます。

作曲するにあたっての注意点は、すぐ楽器に触らないこと。
ある程度音楽活動やっていたら、誰でも簡単に曲は作れます。
でも、手癖で作ったものの大半は無難で何の面白味もない楽曲なのです。
頭の中なら縛りはなく、自由。発想の幅がグッと広がります。
弾きながら考えるとどうしても客観視に欠けてしまいます。歌いながらだと弾けない、弾きづらいという理由も出てきます。
頭の中では自分は超人なので「これ、どうやって弾くの?歌うの?」くらいに自分のスキル以上のものが生まれたりするのです。
おかげで演奏できるように必死こいて練習することになりますが。

ちなみに、散歩以外の妄想場はお風呂、夢の中などもあります。


②歌詞ノート
少し実験的なやり方。
日々思いついた歌詞を書き溜めたノートがあって、それを次の日に見返して、メロディーをのせるという方法。

昔バンドで作曲だけやっていた時にボーカルの書いてきた歌詞に合わせて曲をつけていました。
お笑い芸人さんが作った歌詞にメロディーをのせたこともありました。
誰かが作った歌詞に曲をのせるのは得意なのです。

そんな理由で1日おいた自分の詩を客観視して、メロディーをのせるとちょうどほどよい塩梅になります。
1日で歌詞からメロディーをのせることもやりましたが、歌詞のクセが勝ってしまって、やや不自然になってしまいました。
没頭して作った歌詞をすぐに客観視するのは難しく、時間を置いてやる必要があります。
終始1人で作っているのですが、誰かと作ってるような感覚になれます。


③昔の自分
10年以上も曲を作っていると、ボツになった曲も相当数あります。
単純に曲としてのクオリティーが低くてボツになった曲もあれば、
「良いんだけど、何かが惜しい」という理由でボツになる曲もあります。
そういう曲を忘れた頃に聴きかえしてみます。
すると、色々とボツの原因が見えてきます。
音符の流れ、その時の妙な拘り、時代の流行り、なにかに似てる、など。

これらを踏まえて、
少し手直ししていける場合もあれば、
フレーズを断片だけ切り取ってリサイクルする場合もあれば、
歌詞からメロディーからコードから直して、全然違う曲になる場合もあります。
編曲に近いやり方です。


④トラックメイカー
これは誰かとタッグを組んで作る共同作業です。
今までご一緒したトラックメイカーはotokamotas、友達の加藤真延くん、Genius P.J'sのクロダセイイチさんなど。
PCでトラックの大枠を作ってもらって、僕が歌をのせます。
コードやリズムという歌以外の部分を思い切って全て他人に任せるのです。
このやり方はポエトリー系やラップっぽいのが生まれやすいです。

⑤酔っぱらう
これは成功するパターンは極めて低いです。
ほろ酔い、ではなく、まあまあ酔っ払います。
ギターを持ち、気持ちの向くままにフレーズを弾くのです。
「楽器に頼ってはいけない」と書きましたが、それは自我がしっかりした時です。
このように泥酔状態で弾くと変な指運びになったり、訳のわからないコードが生まれたりします。

録音したこれを翌日聞いてみて、いけるかどうか判断します。
なんでこんなフレーズになったのか訳わからないのですが、まるで誰かとの共同作業のような気分になれます。
変拍子や狂った世界観の曲が生まれやすいです。
落とし穴として、ちゃんと録音できてない。という致命的な弱点があります。


⑥タイトルから
僕は完成した曲にタイトルをつけるのが苦手で、クラシックみたいに番号だけとかにしたいくらいです。
逆の発想で、まずタイトルを考えてから作るというもの。大まかな設定を最初に掲げるような感じです。
ただ、その魅力的なタイトルを考えるのに一苦労だったりもするのであまりやらない方法。
「12月生まれのマリー」や「ひとりぼっちのジミー」など、人物名がつく曲は大体このやり方です。

⑦漫画のセリフを読んでみる
これはギターのフレーズを作る時にやる方法。
適当に好きな漫画からセリフを朗読して、そこからギターフレーズを考えるというもの。
かわいらしい世界観を音で表現したい!不思議な音にしたい!みたいな時に使います。
「セミ」という曲のギターは黒田硫黄の「象の散歩」(青年が像を散歩する漫画)のセリフを読みながら作りました。
セリフをそのまま歌詞には使えないので、あとで別の歌詞は考えます。
後につけた歌詞は「少年がセミを食べる」という全く違うものになりました。


⑧合わせ技
上記の方法の中から組み合わせるというもの。
イントロだけ良い。サビだけ良い。
のように、断片的に良いのだけど他の部分がうまくいかない場合があります。
「押してもダメなら引いてみる」精神で別方向から力を加えます。
すると、全然違う要素の二つがうまくハマるのです。
「モンスターをひろった」という曲は⑥の方法でタイトルから作って、良いAメロが出来たのですが、
サビが上手く出てこないので、上記の②の歌詞ノートにあった全然関係ない「段ボールの怪獣」というフレーズをはめました。
こんな具合に思わぬところで繋がることもあるもんで。
当然繋がらないことも多く、フランケンシュタインみたいに不自然なツギハギになってしまうことも。


以上、僕の作曲方法は大体こんな感じです。
作曲は地味な作業の繰り返し。孤独な作業です。
飽き性な性格からすると苦痛に感じることも少なくありません。
1つのやり方に拘らずに色んなやり方で試してみると気持ちも切り替えられますし、やり方によって生まれる曲の傾向も見れて楽しいです。

今後試してみたい作曲方法としては、
「バンド演奏から作ってみる」
「不慣れな楽器(ベース、ドラムなど)で作ってみる」
「コード進行をサイコロで決めてみる」
「何日か全く眠らないで作ってみる」

などです。
最後のはコロナが落ち着いてからですかね。

あと、結構大事なこととして、曲が完成したらご褒美として、いつもよりちょっと良いご飯を食べます。
もしも僕が銀座でフグでも食べてたら相当な名曲が出来たと思ってください。
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