先日、昨年末に申請した
10月・11月分の高額療養費についてのお知らせが届きました。
結構、払い戻されるみたいです。
本当に助かりました…。
さて。
本日のタイトルは、一昨日購入して読んだ本のタイトルです。
昨年放送されたドキュメント番組の書籍化です。
(札幌テレビ放送取材班・著 岩波書店)
TVは残念ながら拝見出来なかったのですが
(放送されてたら絶対見てましたが
多分放送時は入院中だったので深夜の放送は見れなかった)
読んでみると、本当にいろいろと考えさせられます。
内容は…自ら重い癌を患いながらも、患者への助成を求め続けた方の
活動などをつづったものです。
取り上げたSTV以外にも他局でも時々取り上げられていた方でしたが
最近お亡くなりになったそうです…。
先日放送された特集を見て、正直泣けてきました…。
その方が訴え続けていたのは
「働き盛りの癌患者への経済面でのサポート」。
手術だ抗癌剤治療だ放射線治療だ…と、とにかくこの病気はお金がかかります。
それも相当な金額。
国では以前、癌に対する法律が制定されましたが
経済的な援助とかに関しては何も制定されていないんですね。
この本にはもっと広められてもいいような意外な情報がありましたが
殆ど知られていない上に条件もあるらしく…。
「なってしまった方が悪い」と言われればそれまででしょうけど
なりたくてなった病気じゃないんですよ、この病気って。
で。
その方は、体調が悪くても国や道に訴えを続けてきました。
でも全然実を結ぶ事にはならず…。
この本は何故サポートなどが出来ない状況なのかなどを
その方への取材を交えながら進めています。
そうですね…。
自分も病気になり、入院し、治療を受けて
請求金額を見て「うわ、これは高いわ~…」と何度も思いました。
今では入院時に支払限度額のみを支払えばOKな制度があります。
ただ…それは外来には通用しないんですね。
この本でも、その問題が指摘されていました。
外来治療される方も多い事から、何とか外来でも適用されないかと。
国の考えでは、どうやらそれは実現出来そうにないとの事ですが。
私は実現して欲しいと思いますね。
昨年末、放射線治療を毎日した立場の人から言わせてもらえばね。
治療代は自分で何とか支払う事が出来ました。
社会人時代(何か変な書き方だなぁ)の蓄えで何とか賄えたからです。
ですが、この先また再発だなんだとあったらどうなるか…。
無駄遣いばかりしている人がこんな事言うのも何ですけどね。
幸い、健康保険は恩恵を受ける事が出来てるけど
その為の蓄えが底をついたらどうなる?
働こうにも、働けない。
その厳しさは、誰よりも知っているから。
読んでいて、本当に「分かる、分かるよ」と思えました。
そして、意外なサポートがある事も分かりました。
私は、経済的な支援も勿論ですが
こういった患者が無事社会復帰出来るようなサポートも欲しいと思いました。
この病気を抱えて克服したり、調子が良くなってきた方への
再就職へのサポートが欲しいです。
2年程前にここでも何度か取り上げた再就職の難しさ。
幾度か病気のせいではないのかという不採用があったような気がします。
ハロワの人に病気の件で
「じゃ私はどうすれば!?働くなとでも!?」と思えた事を言われて
悔し涙を流した事もありました。
病気前に勤めていた職場も、半分は病気のせいで退職でしょう。
「前例がない」で、復帰も叶わず…。
…何か、ちょっと脱線気味になってしまいましたが。
この本、是非国のお偉いさんやこの手の制度に携わっている方に
読んでもらいたい一冊だと思いました。
この本で取り上げられた方々の声が
少しでもお偉いさん達の耳に届いて欲しいです。
そして取り上げられた方々の活動が実を結ぶような制度が
検討され、確立される事を期待したいと思います。
長々と書いてしまいましたね。読んで下さった皆様ありがとう。
真面目なうえに独りよがりな話になってしまいましたが
よろしければポチっと。↓
明日はいよいよプロ野球キャンプイン。
そして、昨年末の治療結果も…明日いよいよ発表。
うわぁぁん、怖いよー怖いよー…。
10月・11月分の高額療養費についてのお知らせが届きました。
結構、払い戻されるみたいです。
本当に助かりました…。
さて。
本日のタイトルは、一昨日購入して読んだ本のタイトルです。
昨年放送されたドキュメント番組の書籍化です。
(札幌テレビ放送取材班・著 岩波書店)
TVは残念ながら拝見出来なかったのですが
(放送されてたら絶対見てましたが
多分放送時は入院中だったので深夜の放送は見れなかった)
読んでみると、本当にいろいろと考えさせられます。
内容は…自ら重い癌を患いながらも、患者への助成を求め続けた方の
活動などをつづったものです。
取り上げたSTV以外にも他局でも時々取り上げられていた方でしたが
最近お亡くなりになったそうです…。
先日放送された特集を見て、正直泣けてきました…。
その方が訴え続けていたのは
「働き盛りの癌患者への経済面でのサポート」。
手術だ抗癌剤治療だ放射線治療だ…と、とにかくこの病気はお金がかかります。
それも相当な金額。
国では以前、癌に対する法律が制定されましたが
経済的な援助とかに関しては何も制定されていないんですね。
この本にはもっと広められてもいいような意外な情報がありましたが
殆ど知られていない上に条件もあるらしく…。
「なってしまった方が悪い」と言われればそれまででしょうけど
なりたくてなった病気じゃないんですよ、この病気って。
で。
その方は、体調が悪くても国や道に訴えを続けてきました。
でも全然実を結ぶ事にはならず…。
この本は何故サポートなどが出来ない状況なのかなどを
その方への取材を交えながら進めています。
そうですね…。
自分も病気になり、入院し、治療を受けて
請求金額を見て「うわ、これは高いわ~…」と何度も思いました。
今では入院時に支払限度額のみを支払えばOKな制度があります。
ただ…それは外来には通用しないんですね。
この本でも、その問題が指摘されていました。
外来治療される方も多い事から、何とか外来でも適用されないかと。
国の考えでは、どうやらそれは実現出来そうにないとの事ですが。
私は実現して欲しいと思いますね。
昨年末、放射線治療を毎日した立場の人から言わせてもらえばね。
治療代は自分で何とか支払う事が出来ました。
社会人時代(何か変な書き方だなぁ)の蓄えで何とか賄えたからです。
ですが、この先また再発だなんだとあったらどうなるか…。
無駄遣いばかりしている人がこんな事言うのも何ですけどね。
幸い、健康保険は恩恵を受ける事が出来てるけど
その為の蓄えが底をついたらどうなる?
働こうにも、働けない。
その厳しさは、誰よりも知っているから。
読んでいて、本当に「分かる、分かるよ」と思えました。
そして、意外なサポートがある事も分かりました。
私は、経済的な支援も勿論ですが
こういった患者が無事社会復帰出来るようなサポートも欲しいと思いました。
この病気を抱えて克服したり、調子が良くなってきた方への
再就職へのサポートが欲しいです。
2年程前にここでも何度か取り上げた再就職の難しさ。
幾度か病気のせいではないのかという不採用があったような気がします。
ハロワの人に病気の件で
「じゃ私はどうすれば!?働くなとでも!?」と思えた事を言われて
悔し涙を流した事もありました。
病気前に勤めていた職場も、半分は病気のせいで退職でしょう。
「前例がない」で、復帰も叶わず…。
…何か、ちょっと脱線気味になってしまいましたが。
この本、是非国のお偉いさんやこの手の制度に携わっている方に
読んでもらいたい一冊だと思いました。
この本で取り上げられた方々の声が
少しでもお偉いさん達の耳に届いて欲しいです。
そして取り上げられた方々の活動が実を結ぶような制度が
検討され、確立される事を期待したいと思います。
長々と書いてしまいましたね。読んで下さった皆様ありがとう。
真面目なうえに独りよがりな話になってしまいましたが
よろしければポチっと。↓
明日はいよいよプロ野球キャンプイン。
そして、昨年末の治療結果も…明日いよいよ発表。
うわぁぁん、怖いよー怖いよー…。