1974年に比べて「1973 Live」に関するFTD盤は極端に少なく、次回発売予定のFTD「Las Vegas 1973」もジャケットデザイン的に、以前のFTD「Closing Night」と大して変わらず「アイデアの枯渇」を感じさせます。
でもまあそろそろ「1973 Live」に関して「日別(ショー別)」のページをこしらえても良さそうなタイミングには感じていますが、1973年って言うと「アロハ」の成功で、スタッフが燃え尽きちゃったんじゃないかと感じさせる「録音状況」でして・・・
あっ、だから「1973 FTD-LIVE」の種類が少ないのか
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そんなわけで、次回の「かけら」は「How The Web Was Woven (恋のはた織り)」となりましたが、過去の発表のされかたとしては Rehearsal Take1 PB Take2 Unreleased Take3 Master となっていました。昨年11月20日に発売された「From Elvis In Nashville」にもテイク2は収録されず、依然未発表となっています。 そして「From Elvis In Nashville」にテイク1に取り掛かる前のリハーサルは収録されたのですが、過去に数種類のアルバムで発表された状況と異なるものでしたので、ちょこっと調べました。 4CD「From Elvis In Nashville (Legacy)」Disc3 Track07に収録されたリハーサルが「完全版」と思いきや、FTD「That's The Way It Is」に収録された約5.4秒間(下の波形画像白抜き部分)がカットされていました。 「Deluxe Edition」やFTD「The Nashville Marathon」収録のリハーサルがスタートしたポイントを見ると、もしかするとリハーサルの「並び」は、4CD「From Elvis In Nashville (Legacy)」よりもFTD「That's The Way It Is」の方が、実際のリハーサルに近かったのかも知れません。 |
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スタジオバージョンとライブバージョンが混在したLP「That's The Way It Is」の収録曲として、 「How The Web Was Woven」に関しても 1970年6月のスタジオ、7月~8月のリハーサル、8月のラスベガス・ライブの情報を調べてみましたが、 1970年7月15日のリハーサルで1度とりあげたもののライブでは歌われなかった歌だったことが確認できました。(2021年3月調べ)
そんなわけで
2021年3月30日 20:00スタート
「言葉のかけら」ブログ > かけら補足資料「How The Web Was Woven」
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横浜駅内に「駅ピアノ」設置誰でも自由に演奏OKJR東日本
1970-07-15
I'll Take You Home Again Kathleen (Elvis Off Mic)
/ My Wish Came True (Piano Only)
"See you guys tomorrow..or whenever"
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昨年「40ページぐらい更新しないといけない」と予想をつけた
「50年目」の映画「エルヴィス・オン・ステージ」関連ページが51年目にしてやっと
現在進行中の言葉のかけら「Twenty Days And Twenty Night」に追いつきました
で、以前から気になっていたのですが、1970年8月4日のリハーサル(↑)で
エルヴィスが「Santa Claus Is Back In Town」を歌っていた時に
ジェームス・バートン他のバンドメンバーが不安げな表情になっていた理由が
もしかすると
ライブと関係ないような歌を歌っていたのでは
1970年7月29日のように、M-G-M撮影陣に早めに撤収されていまうのでは・・・
の表情だったのではないかと「40ページ」の作業から新たな観点が生まれたのです
んで、歌われないと思われた歌が、実際には
「Santa Claus Is Back In Town」は1970年8月13日MSで歌われたり
8月14日MSでは「Oh Happy Day」などが歌われた記録を見たときに
(実は1969年夏のリハーサルでは歌ったらしいが)
もしかすると1970年7月~8月のリハーサルで
「Folsom Prison Blues」や「I Walk The Line」を歌っていたのではないかと、
まったくその情報がないにも関わらず、
「余分な想像力」が働くほど、バークレーの脳みそが動き出したのが
私としては喜ばしい傾向にあるわけで
そんなわけで
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夢の競演 : 51年前のライブに関して30年前に買ったLPを聞いて再調査
FTD「That's The Way It Is : 50th Anniversary Collector's Edition」 : ちょこっと画像を~
「かけらページ」抜粋 : 1970年8月4日の「不自然」に時間が食った、ああ食った
じわじわ : 今後調べ直す1970年8月のリハーサルに、ある疑惑点を見つけたとこです
FTD「That's The Way It Is : 50th Anniversary Collector's Edition」 : 2020の溜め息
FTD「That's The Way It Is : 50th Anniversary Collector's Edition」 : 悩みの種の抱き合わせ感
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現在進行中の調査対象である1970年夏のリハーサルだから
かけらページへの組み込みもササっと済んだりします
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そんなわけで、わたくしバークレー氏は、先日九十九里浜に現れたハマグリに促され
「言葉のかけら」の戦場
に戻って来ました。
次回の「かけら」は「Twenty Days And Twenty Nights (20昼夜)」で、11月20日に発売された「From Elvis In Nashville」にも収録されましたので、まずはちょこっとこの4枚組CDについて書いておきましょう。
1969年「American Sound Studio」セッションに比べて
1970年「Nashville "Marathon"」セッションの評価が低いのは
全容を知らせるような、適切な発表がされなかったためを理由に、1969年のアルバム「From Elvis In Memphis」のタイトルをもじって、今回4枚組CDを「From Elvis In Nashville」と名付けたんだそうですが、これを聞いて
1969年の「American Sound Studio」セッションだって
結局FTD盤でも3枚に分けて出しているじゃないか
と、ツッコミを入れたがるのが、数十年間ひとりの歌手の歌唱に
興味を持ち続けているファンならではの行動と言えるでしょう まあ「セッションを一枚にまとめる」と言っても、単純にレコード・マスターを収録するんだったら、3万円ほどで買える60枚組CD-Boxで用が足りるわけで、今回の4枚組はアンダブド・マスターテイクと別テイクの編成になっていて、これは適切な判断であると言えるのですが、だったら「From Elvis In Nashville」のタイトルは、別の機会に取って置く手もあったはずです。
さて、「From Elvis In Nashville」における
「Twenty Days And Twenty Nights」の収録状況はというと
当初8月7日発売であると勘違いさせられた(その経緯)時点で
Disc1-Track02 アンダブド・マスター(テイク9)
Disc3-Track06 別テイク(テイク5、テイク6&テイク8)
と情報が公開され、入手した4枚組CDのジャケット等にも、その通りに書かれているのですが
実際に聞いてみると「Disc3-Track06」には「テイク4」のコールも入っていて、
以前の情報ではテイク5の一部と考えられていた「I Got A Woman」が
イントロの演奏がなかなか定まらない中で、テイク4のコールのあとに
歌われた「I Got A Woman」だったことが分かったのです。
従って、「From Elvis In Nashville」の発売を以って全テイクが発表され、
「Twenty Days And Twenty Nights」の全容が・・
まずいことに「把握」できてしまったのです
【 余分な話 】1970年6月4日にレコード・マスターを歌い終え、
7~8月には映画「エルヴィス・オン・ステージ」向けに
「Twenty Days And Twenty Nights」を歌うことになったのですが
今夏発売されたFTD「That's The Way It Is : 50th Anniversary Collector's Edition」収録のリハーサル・バージョンだけを見ても
A02-14-19700715RE.mp3
A02-15-19700715RE2.mp3
A02-16-19700724RE.mp3
A02-17-19700804RE.mp3
A02-18-19700807RE.mp3 (← 何故か「mp3」って付いている)
と丹念にリハーサルを繰り返したものの
8月のライブで「Twenty Days And Twenty Nights」が歌われたのが
8月12日ディナーショーだけと、ちょっと不思議な結果となっています。
7月15日にレコード・バージョンを自ら聞き直すところから始まって、
何故かエンディングを「Love Me Tender」のメロディで終えるアレンジを
加えたりしていたのですが、これは「Nashville "Marathon"」セッションの
「I'll Never Know」で既に用いられたアレンジでした。
【 考えオチ 】「Love Me Tender」のメロディで終える・・と聞いて
11月10日に書いた日記を思い出してくれている人もいると思いますが
次回のかけら対象曲が「Twenty Days And Twenty Nights」と分かっていたから、NHKが朝ドラを「エール」にしていたと思いたくなるじゃないですか!
(意味のない主張に自分でも冷める)
そして「Jam Berk氏」なんて書くけど
「Jim Berkeley」の変名なだけで
「結局お前自身じゃないか!」と言われそうなので、
もうひとつ「考えオチ」をお知らせしておきますと
こちらも「Jam Berk氏」が登場する11月7日に書いた日記は
「Jam Berk氏」のブログ記事を勝手に借りて来た体で話を進めましたが
その「考えオチ」はその日記の題名に隠されていたのです。
・・・自分勝手な理由で「言葉のかけら」を中断していましたけど
「考えオチ」を提供してしまう「脳みそ」は働いていたのです。
そんなわけで
2020/12/17 20:00 スタート
「言葉のかけら」ブログ > かけら補足資料「Twenty Days and Twenty Nights」
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(前提無しでいきなり)いや、話は変わるんですけどね
11月のWindowsUpdateをしてみたら、
私が現在メインで使用しているノートPCが正常な状態を取り戻しまして
ホームページ更新用に使っていたソフト「FFFTP」が何の問題もなく動き出したんです
やっぱり数か月前のWindowsUpdateが「FFFTP」に悪さをして
「溜め息の原因」だったと気付きまして
普通に動く古いPCに、設定とファイルを移し替えていた手間は何だったのかと、
またもや「新たな溜め息」に襲われていたんですけど
それでも頻繁に「言葉のかけら」ページに訪問してくれているファンもいますので
そろそろ再開しなければと・・・
まあ、前回のかけら「I Just Can't Help Believin'」の時にも感じた
把握してしまったあとの虚無感
が、WindowsUpdateや新型コロナ以上に「溜め息」をもたらした感じが
自分でも分かり始めているのですが・・・これも戦わなきゃならんのでしょう。
そんなわけで
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そんなわけで、コロナウイルスの影響で様々なイベントが延期となる中、次回の「かけら」は公開から50年目を迎える映画「エルビス・オン・ステージ (That's The Way It Is)」のサントラ曲「君を信じたい (I Just Can't Help Believin')」を取り上げることとなりました。
海外では映画館での50周年記念公開も延期されたようですが、私は今回の「かけら化」に当たって、DVDを見直してみました。
【 1曲だけを取り上げた極めて限定的な映画レビュー 】
映画「That's The Way It Is (1970)」には、
4つの場面で「I Just Can't Help Believin'」が登場します。
1970-07-29 リハーサル (DVD 14:51 ← この時間は盤によって微妙に異なる)
「Words (歌詞カード)」が要るんだ、(Bee Gees の)「Words」じゃないやつ・・・
映画には、7月14-15日と29日のMGMスタジオ・リハーサルが使われていますが、
2020年3月現在の情報によると「I Just Can't Help Believin'」が歌われたのは、
この3日間では29日だけです。
2001年に公開された映画「That's The Way It Is - Special Edition」には、
1970年6月のナッシュビルでスタジオ録音された歌のアセテート盤を
聞き直している場面が使われていて、どうやら7月14-15日には
それらのスタジオ録音曲をライブで使用する際のチェックが行われ、
(6月にスタジオ録音されなかった)「I Just Can't Help Believin'」をライブで歌う判断は、
その後(遅くとも7月24日のRCAスタジオでは歌っている)ではなかったのかと、
「状況証拠」を通じて想像できるのです
・・・まあ、エルヴィスがライブで歌う前に「B.J. Thomas」の名前を挙げていて、
その「B.J. Thomas」バージョンが発表されたのが、1970年6月と言うのですから、
状況証拠自体が当然と言えば当然なのかも知れませんけど。
8月10日 控室 (DVD 40:31)
歌詞の心配
8月10日 バックステージ (DVD 43:40)
ステージ初日の公演直前にも歌詞の心配8月11日 ディナーショー (DVD 1:07:31)
映画バージョン(↓)とオリジナルLPバージョンは同じショーの録音なのですが、LPでしっかりと聞こえるチャーリー・ホッジ(ですよね?)のコーラスが、映画ではほとんどミックスされていません。これに倣ったのでしょうか、2014年発表の8CD+2DVD「That's The Way It Is - Deluxe Edition」では、ディスク1のオリジナルLPバージョンにはチャーリーのコーラスが聞こえ、ディスク3の8月11日 ディナーショー・バージョンにはチャーリーのコーラスがミックスされていなかったのです。
映画で歌詞カードを手に歌いだす場面(↑)は、
映画の中にちりばめられた4つのシーン「歌詞の心配」を完結させています。
邦題は「エルビス・オン・ステージ」と安易なものになってしまいましたが
優れたドキュメンタリー映画としてのタイトル「That's The Way It Is」そのものを
ここに感じ取れるのではないでしょうか。
まあ、こんな風な切り口でこの映画が評価されたのは、
もしかして50年目にして初めてなのではないかと。
そんなわけで (← 余裕の眠り)
【 関連記事 】
「君を信じたい (I Just Can't Help Believin')」 : 余分な解説
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4/13 20:00 スタート
「言葉のかけら」ブログ > かけら補足資料「I Just Can't Help Believin'」
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これは所謂「ティーザー」ってやつですな
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ここ「日々是エルヴィス」で書く「次回のかけらは・・」ではレコーディング情報を扱い、
「言葉のかけら」ブログでは、「歌」を話題にしようと心がけているんです。
公開まで、もうちょい待ってて下さりませ
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