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フィル・スペクターが81歳で死去「ウォール・オブ・サウンド」を発明したプロデューサー

2021年01月18日 12時07分00秒 | エルヴィス エルビス Elvis プレスリー


フィル・スペクターが81歳で死去「ウォール・オブ・サウンド」を発明したプロデューサー

「ウォール・オブ・サウンド」を発明したプロデューサーが「獄中」で亡くなるとは
なんとも徹底した人生だったようですが
フィル・スペクターはエルヴィス向けのデモを数曲作っていて
1957~1958年頃の「サウンドの薄さ」に不満を感じていたエルヴィスは
フィル・スペクターの手によるサウンドに魅了されたようです。

そのうちの一曲「Night Rider」に関しては、興味深いデータが残っていまして、
1961年10月16日に「Take1 FS&PB  Take2 PB  Take3 Master(↓)」と
3テイク試みて3回歌い切る・・つまりサウンドを模索する必要も無かったわけで
これはデモが良く出来ていたと考えられますね。



しかしエルヴィスは「Night Rider」のレコーディングに再び取り組み、
1962年3月18-19日(日を越えて19日真夜中~早朝)のセッションで
「Take1 FS  Take2 FS  Take3 PB  Take4 FS  Take5 Master(↓)」と歌ったものの
結局、レコードとして発表されたのは1961年10月16日の「Take3 Master(↑)」だったのです。



まあ、そもそものサウンド作りの傾向が異なっていたのですけど
エルヴィスが信頼していたビル・ポーター技師を以てしても
デモのサウンドを再現できないと知るまでに時間が掛かったってことなんでしょうか。

      なんとも罪深きサウンドだったわけです
エルヴィスのブログでシロチンとケロチンもBeach Bird BluesてえんだからFTDだって・・ by TiBITA (タイビットA) 202122 232427


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