京旬の彩り 

京都の神社、仏閣、歳時記、自然、等、目に写ったり感じたことを
写真で掲載したいと思います。

法勝寺の八角九重塔の遺跡

2010-07-05 23:02:27 | 日記
六勝寺とは平安時代後期の院政期と呼ばれる時代、現在の岡崎公園付近一帯に、
天皇や皇室関係者の御願により寺院名に「勝」という字がつく六つの寺院が建立され、
総称して「六勝寺」と呼ばれました。

六勝寺全景 (法勝寺、尊勝寺、最勝寺、円勝寺、成勝寺、延勝寺)



法勝寺、1077年に建立された白河天皇の御願寺で毘廬遮那仏が本尊の金堂、九体阿弥陀堂、等々諸堂が立ち並んでいた。(1185年の地震で九重塔以外が倒壊)



池の中島には「八角九重塔」は高さ約81mの壮大な塔、今回この遺構が一部発見されました。(1342年落雷により焼失)



現在、市の動物園の中になります。



動物園の中にある八角九重塔跡の石碑



八角九重塔の遺構の説明会に行ってきました、今回発掘された部分です。



観覧車に乗って上から見てみました。



発掘調査中の基壇部分の一部



土質が悪く赤い粘土質に大きな石を重ねて強度を高めていた。



沢山の瓦片等遺物が発掘されてました。



九の字が読める瓦片



 

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