1:タイトル 森保ジャパン 世界で勝つための条件
2:サブタイトル 日本代表監督論
3:筆者 後藤健生
4:発行 NHK出版新書
5:サイズ 17.0cm
6:説明(目次)
はじめに
Ⅰ代表監督、世界とかく戦えり
ハンス・オフト
ー日本をワールドカップに最も近づけた初の外国人指導者
ドーハの悲劇 /プロ化前夜 /史上初の外国人監督 /シンプルな戦術、シンプルな言葉
悲劇となったワールドカップ出場
パウロ・ロベルト・ファルカン
ーキングメーカーに疎まれた自由放任主義の短命監督
難航した新監督選び /「黄金の4人」の一人 /気まぐれな代表選考と選手任せの戦術
就任半年で事実上の解任
加茂周
ー望され続けた日本の名将はなぜ代表で名将になれなかったのか?
日本で最初のプロ・サッカー監督 /ついに実現した「加茂ジャパン」 /新旧交代を図るも進まない強化
「腐ったミカン事件」 /目立ちはじめた不協和音 /遠征先で電撃更迭
岡田武史(第1次)
ー予選敗退の危機を救った合理的で冷徹な判断力
名門クラブを支えた頭脳派DF /協会の無計画さが誕生させた偉大な監督 /カリスマなき監督が武器とした理論の力
「ジョホールバルの歓喜」をもたらした最後の交代カード /ファンに理解されなかった合理性
「はずれるのはカズ」騒動と初体験のワールドカップ
フィリップ・トルシエ
ーエキセントリックな問題児?異色の指導者が日本に残した大きな遺産
自ら売り込んできた若き指導者 /代名詞は「フラットスリー」 /「黄金世代」を鍛え上げた鬼教官
育成上手で采配下手 /トルシエを支えた人たちの力
ジーコ
ー自身の天才が仇となったスーパースターの悲劇
2部クラブにやって来た世界屈指の名選手 /「会長案件」としての代表監督就任 /スター中心のメンバー固定主義
ジーコとの本気の言い合い /性格がもたらした?際立った勝負強さ /あまりにも期待はずれの本大会
敗因はコンディショニングの軽視
イビチャ・オシム
ー未完に終わった「日本サッカーの日本化」史上最も尊敬された日本代表監督
世界的名声を誇った新監督 /「七色のビブス」を使ったオシム流トレーニング /「水を運ぶ選手」とポリバレント
もっと見たかったオシムサッカー
アルベルト・ザッケローニ
ー「温厚な紳士」が招いた必然の惨敗
協会が主導した初めての監督選び /セリエAで成功 /機能しなかったスリーバック /きわめて平穏で順調な4年間
「自分たちのサッカー」への過信 /伝わらなかったイタリア的戦術用語 /予想外の「惨敗」の理由 /枚描くな限界
ハビエル・アギーレ
ー「疑惑」によって座を追われた陽気なメキシコ人監督
初めてのメキシコ人監督 /積極的に新戦力を試したが・・・・ /メンバー固定で敗れたアジアカップ
「解任」は正しかったのか?
ヴァイッド・ハリルホジッチ
ー速い攻撃を志向して見誤った日本サッカー100年の伝統
やり直された監督選び /王者ドイツを追い詰めた戦術家 /苦しんだ最終予選 /連綿と続くパス・サッカーの伝統
しゃべり続ける監督が恐れたもの /遅きに失した解任決定
西野朗
ー攻撃サッカーの申し子が示した勝負師としての真骨頂
残り2カ月での就任 /生まれながらのスター選手 /大胆な采配が導いた史上初めての経験
現実のものとなった不安 /日本サッカーの❝救世主❞
Ⅱ森保ジャパン世界で勝てるか?
森保一
ー順調なスタートを切った「気配りの人」が導く新生日本代表
最高の実績を誇る代表監督 /叩き上げの選手経歴 /新戦力の発掘と競争の活性化
「結果」にこだわったアジアカップ /躍動する若き代表たち /スリーバックでもフォーバックでも
「森保ジャパン」が完成するのはいつか?
2020年のその先へ
ー日本代表が世界の頂点に立つ最良のシナリオ
「目標は金メダル」 /「黄金世代」再び /一段上の目標 /久保建英がモドリッチになれれば・・・・
日本代表黎明期の15人 ー日本代表が「全日本」と呼ばれた時代
おわりに
7:価格 定価:本体850円+税
8:発売日 2019(平成31・令和1)年11月30日 1刷
9:ISBN ISBN978-4-14-088606-9 c0275 ¥850E
10:ページ 253ページ
11:星 ☆☆☆☆
【補足】P246の二宮寛さんの項目で『神奈川県熱海市にコーヒーショップを営むなど多彩な活躍をした。』とパッパニーニョの喫茶店のことが
書かれているが熱海市ではなく神奈川県の葉山町です。
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