Windows、Mac、Linux対応 コンセプトアートに最適な直感的UIと独自ショートカットでシンプル軽量な新NURBSモデリングツール「Plasticity」の使い方のまとめ【パート1 プロローグ】
○Plasticityとは
Plasticity(プラスティシティ)は、MoI(モアイ)、Rhinoceros(ライノセラス)と同じNURBSモデリングツールです。
また、3DCGツールのようなBlenderライクなUIと、独自ショートカットとガイド機能でシンプル軽量で直感効率的な操作ができるのが特徴です。
Nick Kallen氏によって開発が進行中の新しいモデリングツールです。
デザインイメージをダイレクトに3D化できる直観的な3Dデザインツールなので、部品形状から意匠までのハードサーフェスデザインの制作に向いています。
○主な特徴と概要
自動車や家電製品などの工業デザイン向けCADソフトと同レベルの曲面表現方式であるNURBS(Non-Uniform Rational Basis Spline)を採用しています。
NURBSが得意なスケッチからの押し出し、回転、ロフト、スイープや、シェル、ブリッジ、スパイラル、ブーリアン、分割、切り取り、
パターン、ミラー、オフセット、グループ化などよく使われる基本的なソリッドモデリング機能があります。
(メッシュなどのポリゴンベースのツールではありません)
・簡単にナビゲートできるように直感的に簡素化されたインターフェースとキーボードショートカットで容易にマスターできます。
・CADテクニカルツールとCGアートツールの良いところが融合されています。
・柔軟なスケッチ機能があります。
・独自の数値入力やキーボードショートカット、ガイド機能が充実していて効率の良い操作が行なえます。
・便利な履歴機能があります。アンドゥはもちろん、オブジェクトをコピーしたときに残っていくクリップボード履歴からの再利用、
フィーチャー履歴の確認や過去のフィーチャー履歴からの再モデリングが行えます。
・STEP、SAT、IGESなどCAD中間ファイルのエキスポートやインポートが可能です。OBJにエクスポートもできます。
・下絵としてJPG、PNG画像ファイルが各作業平面にドラック&ドロップでインポートできます。ショートカットSキーでスケール、Rキーで回転、Gキーで移動、Mキーで透明度を変更できます。
・表示スタイルのシェーダー切り替え、簡易的なマテリアルの設定ができます。
・パソコンの動作が軽量ですので、高スペックPCでなくても快適に操作できます。
・コア部分以外はオープンソースなので、独自のAPIやアドインを開発して組み込むことも可能です。(バージョン1.0以降サポート予定)
※2022年05月04日時点のバージョン0.6.9ベースの内容です。
注意点:
Plasticityでの1ユニットの内部単位は10センチメートルです。
1ユニットを1ミリメートルとして見立ててモデリングしたものをエクスポートした場合は、インポートする際に1/100にスケールダウンする必要があります。
Fusion 360、Shapr3D、MoI、Blenderの良いところを意識していて、
競合する製品ではなく、コンセプトデザイナー向けに特化したワークフローのツールとして開発されているようです。
○リリースと価格
Plasticity開発者のNick Kallen氏によって、2021年12月02日にバージョン0.1.16としてベータテスト版のオープンソースでの無償公開が始まりました。
MicrosoftのJavaScript系言語 TypeScriptで開発されているようです。
現在もベータテスト期間中で、2022年05月04日時点ではバージョン0.6.9となっており頻繁にアップデートが行われており無償で使用できます。
バージョン1.0リリースからは、無償ではなく有償(使用料25ドル)となるようです。
最新リリースソース公開先
https://github.com/nkallen/plasticity/releases
○インストール
Windows、Mac、Linuxに対応しています。
開発者のGitHubからWindowsのインストーラーをダウンロードしてインストールをします。
Windows:plasticity-0.x.x.Setup.exe
Mac: plasticity-darwin-x64-0.x.xx.zip
plasticity-darwin-arm64-0.x.xx.zip
Linux: plasticity-0.x.x-1.x86_64.rpm
plasticity_0.x.x_amd64.deb
最新リリースソース公開先
https://github.com/nkallen/plasticity/releases
○サポートやチュートリアル
サポートや習得のためのチュートリアルは開発者のサイトで行っています。
Plasticity開発者 Nicholas Kallen 氏の公式
GitHub
https://github.com/nkallen/plasticity
Youtube
https://www.youtube.com/user/nickkallen1
また、Plasticity 支援サイトの「Maker Tales」でも
詳しいドキュメント(ショートカット一覧)やわかりやすいチュートリアルもあります。Discordでのコミニティもあります。
Maker Tales
https://makertales.com/plasticity3d
Youtube チュートリアル
https://www.youtube.com/c/MakerTales
Plasticity日本語非公式ユーザーコミニティDiscordも開設しました。
お気軽にご参加下さいませ。
Plasticity Japan UnOfficial Community Discord
https://discord.gg/uydwkfgjTt
○次回以降の内容
次回パート2以降では使い倒すための習得方法などのUI画面や各機能の解説をしていきます。
私のTwitterアカウント @tomo1230 でもトピックのツイートもしているのでフォローいただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
○Plasticityとは
Plasticity(プラスティシティ)は、MoI(モアイ)、Rhinoceros(ライノセラス)と同じNURBSモデリングツールです。
また、3DCGツールのようなBlenderライクなUIと、独自ショートカットとガイド機能でシンプル軽量で直感効率的な操作ができるのが特徴です。
Nick Kallen氏によって開発が進行中の新しいモデリングツールです。
デザインイメージをダイレクトに3D化できる直観的な3Dデザインツールなので、部品形状から意匠までのハードサーフェスデザインの制作に向いています。
○主な特徴と概要
自動車や家電製品などの工業デザイン向けCADソフトと同レベルの曲面表現方式であるNURBS(Non-Uniform Rational Basis Spline)を採用しています。
NURBSが得意なスケッチからの押し出し、回転、ロフト、スイープや、シェル、ブリッジ、スパイラル、ブーリアン、分割、切り取り、
パターン、ミラー、オフセット、グループ化などよく使われる基本的なソリッドモデリング機能があります。
(メッシュなどのポリゴンベースのツールではありません)
・簡単にナビゲートできるように直感的に簡素化されたインターフェースとキーボードショートカットで容易にマスターできます。
・CADテクニカルツールとCGアートツールの良いところが融合されています。
・柔軟なスケッチ機能があります。
・独自の数値入力やキーボードショートカット、ガイド機能が充実していて効率の良い操作が行なえます。
・便利な履歴機能があります。アンドゥはもちろん、オブジェクトをコピーしたときに残っていくクリップボード履歴からの再利用、
フィーチャー履歴の確認や過去のフィーチャー履歴からの再モデリングが行えます。
・STEP、SAT、IGESなどCAD中間ファイルのエキスポートやインポートが可能です。OBJにエクスポートもできます。
・下絵としてJPG、PNG画像ファイルが各作業平面にドラック&ドロップでインポートできます。ショートカットSキーでスケール、Rキーで回転、Gキーで移動、Mキーで透明度を変更できます。
・表示スタイルのシェーダー切り替え、簡易的なマテリアルの設定ができます。
・パソコンの動作が軽量ですので、高スペックPCでなくても快適に操作できます。
・コア部分以外はオープンソースなので、独自のAPIやアドインを開発して組み込むことも可能です。(バージョン1.0以降サポート予定)
※2022年05月04日時点のバージョン0.6.9ベースの内容です。
注意点:
Plasticityでの1ユニットの内部単位は10センチメートルです。
1ユニットを1ミリメートルとして見立ててモデリングしたものをエクスポートした場合は、インポートする際に1/100にスケールダウンする必要があります。
Fusion 360、Shapr3D、MoI、Blenderの良いところを意識していて、
競合する製品ではなく、コンセプトデザイナー向けに特化したワークフローのツールとして開発されているようです。
○リリースと価格
Plasticity開発者のNick Kallen氏によって、2021年12月02日にバージョン0.1.16としてベータテスト版のオープンソースでの無償公開が始まりました。
MicrosoftのJavaScript系言語 TypeScriptで開発されているようです。
現在もベータテスト期間中で、2022年05月04日時点ではバージョン0.6.9となっており頻繁にアップデートが行われており無償で使用できます。
バージョン1.0リリースからは、無償ではなく有償(使用料25ドル)となるようです。
最新リリースソース公開先
https://github.com/nkallen/plasticity/releases
○インストール
Windows、Mac、Linuxに対応しています。
開発者のGitHubからWindowsのインストーラーをダウンロードしてインストールをします。
Windows:plasticity-0.x.x.Setup.exe
Mac: plasticity-darwin-x64-0.x.xx.zip
plasticity-darwin-arm64-0.x.xx.zip
Linux: plasticity-0.x.x-1.x86_64.rpm
plasticity_0.x.x_amd64.deb
最新リリースソース公開先
https://github.com/nkallen/plasticity/releases
○サポートやチュートリアル
サポートや習得のためのチュートリアルは開発者のサイトで行っています。
Plasticity開発者 Nicholas Kallen 氏の公式
GitHub
https://github.com/nkallen/plasticity
Youtube
https://www.youtube.com/user/nickkallen1
また、Plasticity 支援サイトの「Maker Tales」でも
詳しいドキュメント(ショートカット一覧)やわかりやすいチュートリアルもあります。Discordでのコミニティもあります。
Maker Tales
https://makertales.com/plasticity3d
Youtube チュートリアル
https://www.youtube.com/c/MakerTales
Plasticity日本語非公式ユーザーコミニティDiscordも開設しました。
お気軽にご参加下さいませ。
Plasticity Japan UnOfficial Community Discord
https://discord.gg/uydwkfgjTt
○次回以降の内容
次回パート2以降では使い倒すための習得方法などのUI画面や各機能の解説をしていきます。
私のTwitterアカウント @tomo1230 でもトピックのツイートもしているのでフォローいただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
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