8月26日(曇り・小雨・雨・晴れ)
06:20 横尾山荘 発
07:54 本谷橋(吊り橋) 着
08:16 同 発
10:42 涸沢小屋・涸沢ヒュッテ別れ
11:24 涸沢小屋 着
山小屋の朝は早い!
夕食は時間を指定されるが、朝食は早い者順で、5時から。
5時前から食堂に行列ができ、早く食べて、早く出発しようとする。
いや、もっと急ぐ人は小屋の朝食を取らずに、手持ちの行動食で済ます人や、
朝食を弁当にしてもらい(前夜のうちにもらえる)、数時間歩いた後に
朝食とする人もいる。
我々も5時過ぎに並んで、早めの朝食。
横尾山荘の朝食
6時出発を目標にチェックアウト(?特に何かするわけではありません)。
ガスっているが雨はまだ降っていない。
小屋の前はすでにたくさんの人が出発準備、準備体操。
横尾山荘前 右へ行くと槍ヶ岳へ、左に行くと上高地に戻る。
われらの目的地、涸沢・穂高へは正面の橋で梓川を渡る。
出発前の二人、この時までは、まだ余裕がありますね。
横尾 Kさん
横尾 t2
横尾で梓川と別れ、支流の涸沢川に沿って登って行く。
途中の「本谷橋」まではなだらかな道
リンドウ? 花をめでる余裕も。
屏風岩?をぐるっと回り込むように道は進む。
途中で雨が降り始める。弱い雨であるが、登り道では傘というわけにはいかず、
雨具にお任せ。その後も、雨は降ったりやんだり。
本谷橋に着く。40年前に来た時には確か、丸太の一本橋だったのでは?
立派な吊り橋に変わっていた。
結構揺れるので、怖いというほどではないが、私は苦手だ。
その2
ここから本格的な登りになるので、川原で休憩。
標準のコースタイムでは本谷橋から涸沢まで登り2時間ほど。
そこを3時間以上かけて、へろへろになりながら、進んでいく。
天気が良ければ、穂高の稜線やら、涸沢カール等が木々の間から、
見えるのだが、あいにくの天気で、近づくまで何も見えない。
涸沢川が「沢」となって、登山道の横を流れるようになると、涸沢も近い。
やっと涸沢カールがみえ始める。
ここまで来ると今日の最初の目的地、涸沢小屋は近いのだが、
へとへとになっている我らには、ここから小屋までが遠かった。
ヒュッテ、小屋の別れから40分以上かかっていますね。
11時半前に涸沢小屋到着。
横尾山荘で昼用の弁当(弁当というより、パンを中心とする行動食という感じの弁当)をもらっていたが、小屋に着いたので、小屋の食堂で暖かいものを頼む。
私は定番のカレーライス。
注文した食事ができるのを待ちながら、これからどうするか相談。
横尾からここまで標準タイムで3時間(休憩時間含まず)。
われらは5時間かかっていますね。
出来れば、もうひと頑張りして、穂高山荘まで登っておきたいが、
そこまで登るのに標準タイムで2時間半。我々の足だと3時間半から
4時間というところでしょうかね。
本谷橋から土を踏むことはほとんどなく、石(岩?)の上を3時間ほど歩き続けたKさんにはさらに歩く気力が無くなっていた。
雨模様だし、名に負う岩陵の直登「ザインテングラート」も控えていることだし、
無理せずにここで泊まることにしよう。
予約していないので、小屋の受付に様子も聞きに行く。
同じようにチェックインしている人もいる。
部屋は問題なさそうなので、食事後にチェックインすることに。
40年前にもここに泊まったよと言ったら、受付の兄ちゃん曰く
「わたしはまだ生まれていませんでした」と。
部屋は2段の蚕棚。上の段を指定される。一つの段に幅の狭い布団が8組。
布団の上の壁を見ると、番号が3段に書かれている。
一番上の段の番号は布団一つに一つの番号が対応。
2段目の番号は布団二つに三つの番号が対応。
3段目の番号は布団一つに二つの番号が対応。
すなわち同じ棚・布団で最大16人までが割り当てられるらしい。
そういや、四十数年前に初めて南岳の小屋に泊まった時は、
布団一つに二人だったような・・・
なお、今夜は同じ棚に、われら二人と、別の二人のパーティの
合計4人で広々としていた。
昼食後、荷物を片付け、テラスでコーヒーを入れていると、
1時過ぎ?雨がザーと本降りになってきた。あわてて、
小屋に駆け込んでくる登山客も。
それが3時過ぎになると、何と言うことでしょう。
雨がやみ、雲が上がり、晴れてきた。
日がさしはじめ、穂高の稜線も見えてきた。
涸沢小屋テラスより 涸沢カール 吊尾根と前穂高
テラス
テント場と涸沢ヒュッテ
涸沢には「涸沢ヒュッテ」と「涸沢小屋」の二つの山小屋がある。
涸沢小屋の方が少し上側に有り、穂高を目指すには少しでも上にいたいという気持ちと、
40年前にも泊まった小屋でもあり、涸沢小屋を選んだ。
さらに「山ガール」向けの案内書や雑誌では涸沢ヒュッテが取り上げられていることが多いので、
涸沢小屋の方が空いてるかな?という気持ちもあった。
なお、今回を含め、涸沢ヒュッテには足を踏み入れたことが無いので、
ヒュッテがどんな雰囲気かは知らない。
涸沢小屋から眺める(見下ろす)と、大きなテラス(小屋の2~3倍はありそうな)が目につきます。
テラスにて t2
テラスにて Kさん
夜更けのテント場、ヒュッテの灯り
明日も良い天気が続きそうだ!
奥穂高の旅 目次
8月25日(木)
8月26日(金)
8月27日(土)
8月28日(日)
06:20 横尾山荘 発
07:54 本谷橋(吊り橋) 着
08:16 同 発
10:42 涸沢小屋・涸沢ヒュッテ別れ
11:24 涸沢小屋 着
山小屋の朝は早い!
夕食は時間を指定されるが、朝食は早い者順で、5時から。
5時前から食堂に行列ができ、早く食べて、早く出発しようとする。
いや、もっと急ぐ人は小屋の朝食を取らずに、手持ちの行動食で済ます人や、
朝食を弁当にしてもらい(前夜のうちにもらえる)、数時間歩いた後に
朝食とする人もいる。
我々も5時過ぎに並んで、早めの朝食。
横尾山荘の朝食
6時出発を目標にチェックアウト(?特に何かするわけではありません)。
ガスっているが雨はまだ降っていない。
小屋の前はすでにたくさんの人が出発準備、準備体操。
横尾山荘前 右へ行くと槍ヶ岳へ、左に行くと上高地に戻る。
われらの目的地、涸沢・穂高へは正面の橋で梓川を渡る。
出発前の二人、この時までは、まだ余裕がありますね。
横尾 Kさん
横尾 t2
横尾で梓川と別れ、支流の涸沢川に沿って登って行く。
途中の「本谷橋」まではなだらかな道
リンドウ? 花をめでる余裕も。
屏風岩?をぐるっと回り込むように道は進む。
途中で雨が降り始める。弱い雨であるが、登り道では傘というわけにはいかず、
雨具にお任せ。その後も、雨は降ったりやんだり。
本谷橋に着く。40年前に来た時には確か、丸太の一本橋だったのでは?
立派な吊り橋に変わっていた。
結構揺れるので、怖いというほどではないが、私は苦手だ。
その2
ここから本格的な登りになるので、川原で休憩。
標準のコースタイムでは本谷橋から涸沢まで登り2時間ほど。
そこを3時間以上かけて、へろへろになりながら、進んでいく。
天気が良ければ、穂高の稜線やら、涸沢カール等が木々の間から、
見えるのだが、あいにくの天気で、近づくまで何も見えない。
涸沢川が「沢」となって、登山道の横を流れるようになると、涸沢も近い。
やっと涸沢カールがみえ始める。
ここまで来ると今日の最初の目的地、涸沢小屋は近いのだが、
へとへとになっている我らには、ここから小屋までが遠かった。
ヒュッテ、小屋の別れから40分以上かかっていますね。
11時半前に涸沢小屋到着。
横尾山荘で昼用の弁当(弁当というより、パンを中心とする行動食という感じの弁当)をもらっていたが、小屋に着いたので、小屋の食堂で暖かいものを頼む。
私は定番のカレーライス。
注文した食事ができるのを待ちながら、これからどうするか相談。
横尾からここまで標準タイムで3時間(休憩時間含まず)。
われらは5時間かかっていますね。
出来れば、もうひと頑張りして、穂高山荘まで登っておきたいが、
そこまで登るのに標準タイムで2時間半。我々の足だと3時間半から
4時間というところでしょうかね。
本谷橋から土を踏むことはほとんどなく、石(岩?)の上を3時間ほど歩き続けたKさんにはさらに歩く気力が無くなっていた。
雨模様だし、名に負う岩陵の直登「ザインテングラート」も控えていることだし、
無理せずにここで泊まることにしよう。
予約していないので、小屋の受付に様子も聞きに行く。
同じようにチェックインしている人もいる。
部屋は問題なさそうなので、食事後にチェックインすることに。
40年前にもここに泊まったよと言ったら、受付の兄ちゃん曰く
「わたしはまだ生まれていませんでした」と。
部屋は2段の蚕棚。上の段を指定される。一つの段に幅の狭い布団が8組。
布団の上の壁を見ると、番号が3段に書かれている。
一番上の段の番号は布団一つに一つの番号が対応。
2段目の番号は布団二つに三つの番号が対応。
3段目の番号は布団一つに二つの番号が対応。
すなわち同じ棚・布団で最大16人までが割り当てられるらしい。
そういや、四十数年前に初めて南岳の小屋に泊まった時は、
布団一つに二人だったような・・・
なお、今夜は同じ棚に、われら二人と、別の二人のパーティの
合計4人で広々としていた。
昼食後、荷物を片付け、テラスでコーヒーを入れていると、
1時過ぎ?雨がザーと本降りになってきた。あわてて、
小屋に駆け込んでくる登山客も。
それが3時過ぎになると、何と言うことでしょう。
雨がやみ、雲が上がり、晴れてきた。
日がさしはじめ、穂高の稜線も見えてきた。
涸沢小屋テラスより 涸沢カール 吊尾根と前穂高
テラス
テント場と涸沢ヒュッテ
涸沢には「涸沢ヒュッテ」と「涸沢小屋」の二つの山小屋がある。
涸沢小屋の方が少し上側に有り、穂高を目指すには少しでも上にいたいという気持ちと、
40年前にも泊まった小屋でもあり、涸沢小屋を選んだ。
さらに「山ガール」向けの案内書や雑誌では涸沢ヒュッテが取り上げられていることが多いので、
涸沢小屋の方が空いてるかな?という気持ちもあった。
なお、今回を含め、涸沢ヒュッテには足を踏み入れたことが無いので、
ヒュッテがどんな雰囲気かは知らない。
涸沢小屋から眺める(見下ろす)と、大きなテラス(小屋の2~3倍はありそうな)が目につきます。
テラスにて t2
テラスにて Kさん
夜更けのテント場、ヒュッテの灯り
明日も良い天気が続きそうだ!
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8月25日(木)
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8月27日(土)
8月28日(日)
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