ピント位置をどこにもっていくのかはとても重要な問題です。時には撮りたいものをぼかすことだってありますから、話はややこしくなりますね。そう、ぼけた脚もまたいいものです。
普通なら、左半分でまとめるのですが、今回は一見必要なさそうな右の部分を入れてみました。理由なんてありません。強いて言うならば、画面をラフに崩してみたかったからでしょうか。
ウインドーに映るビル群とのオーバーラップ。自分のイメージに合うように露出を調整するのですが、余分なものが省略されるという別の効能もあったりします。
妙に気になる、この赤いくつ。特有のオーラでも出てるのでしょうか。
服装も軽やかに、バッグの中身も軽めにして、街を歩く、そんな季節になりましたね。ショーウインドーにやっと現実が追いついたといったところでしょうか。
私の影がうっすらと映っています。それも承知のこと。どうしても真正面から、このAを撮りたかったのです。
ショーウインドー自体が著作物なので、映り込みをプラスしたり、部分撮りで攻めたりして、そこに自分の想いを込めようと努めています。これは、その後者。意味不明のこの青い線をより分かりづらく撮ってみました。
街はもう春色なんですが、まだまだ寒いですね。
ショーウインドーの色彩とガラスに貼られた女性のシルエット、そのコントラストが面白くて撮ったものです。ちょっと対象に頼った内容ではありますが、こういう時、写真は創造するものではなく、認識するものなんだなと思います。
白い壁に青いシャツが印象的なショーウインドー。WBを白熱灯にして、その"青"にそっと迫ってみました。
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