樹の影が長く伸びる。その隙間から射す光がベンチを部分的に照らす。小さな反射だけど、とても印象的だった。
久し振りにゆっくりと山田池公園を歩いた。セピア色がとてもよく似あう冬の景色が広がっている。それはノスタルジーともまた違う、まるで時間が止まっているような感覚だ。そんなことを思いながら、十数カット撮ってきた。時系列ではなく、気の向くまま載せていこうと思う。
ここは山田池公園の南端、私のお気に入りの場所だ。紅葉はまだ早いけれど、風が気持ちよく吹き抜けていた。PS毎年、同じような構図で撮ってしまうのはご愛嬌。
これは今年の一月から、"ブログ掲載予定"フォルダに入っていたもの。暗いイメージが付きまとい、載せるのを躊躇っていた。しかし、ネタがなかったのとベイスターズの大逆転負けのダークな勢いで、今日はこれに決めた。ブログというのは、そもそも自身の一部をさらけ出すような行為なので、思いっきりが必要だ。今回はそれがダークだった。
頂上には数本の木があるだけで、360度遮るものはない。その木々たちはまるで公園を見渡しているかのようだ。
哀愁たっぷりのフウの実。やはり青空よりもこういったぼんやり空がよく似合う。
雨後の遊歩道を歩くが好きだ。そこに光が射すとなお良い。影が強いコントラストを作り、よりドラマティックに見える。
どこか冷たく乾燥した感のある1月の空。葉を落とした2本の枝がそこへと向かう。
木々はほとんどの葉を落とし、水面にはそれが浮かんでいる。流転などという大袈裟な言葉を出すまでもなく、移ろいを強く感じ、しみじみとした気分になってくる。今年もあと数日。
ほぼ毎年撮っているこの風景。今年は下におりて道からも撮ってみたが、やはり美月橋からのこのポジションの方がよかった。岩の上の様子もよく分かる。
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