常陸の国の片隅で…。

鉄の話とか日々のこととか

「池上線」と「チン電」

2013-08-25 04:10:33 | 鉄ばなし


こんな言い方をしちゃうと、なんだか自分も年寄りみたくなっちゃうんだけど…
私の趣味のルーツにまつわる話。


…生まれて小学校に上がるまで育ったのが、品川区の平塚。
東急池上線の戸越銀座と東急目蒲線(現・目黒線)の武蔵小山のほぼ真ん中あたりに住んでいた。
どちらも、勿論今でも都内でも屈指の商店街だけど、昔はもっと活気があったというか…

買い物に出掛けるとなると、だいたいこのどちらかで、たまに荏原中延の駅周辺…みたいな感覚。
まれに少し足を伸ばして、田園都市線(現・大井町線)の戸越公園や大井町辺りにという他は、母親の叔母がやっていた店が西馬込にあったから、たまにそこに地下鉄都営1号線(現・都営浅草線)で連れられて行った程度。

ところが…

母親が、自分と弟を連れて実家へ帰省するとなると、茨城県の日立市までの壮大な冒険になるわけで…
で、その実家というのがちょっと距離はあるけど、家にいながらにして、常磐線と数年前に廃止になった日立電鉄の線路が見える…という何ともまあ鉄的情操教育(笑)には打ってつけというか…

そんな環境で趣味に目覚めたものだから、実は割と何でもイケてしまうというのか、同じ趣味の他の方のように明確な線引きというかカテゴライズされてないのかなあと自分で自分のことを思ってみたりもする。
今となっては、「古物好き」には違いないんだけど…
でも、そんなに何でもかんでも首突っ込むって事もないんだけど…。

「チン電」とは何ぞや??と言われるとアレなので説明すると、日立電鉄線のことを地元の人は「チンチン電車」と言っていた。いつの間にかそれが縮まって「チン電」になっていた…と言うわけ。



だからなのか、あの頃の池上線や目蒲線、そして今はなくなってしまった日立電鉄の電車に関しては既製品を活かすにしても、自分なりの味付けというかそういうのを盛り込みたいなあと言うのは思うとこでして。
池上線や目蒲線はともかくとして、日立電鉄の電車が立体パズルを組み合わせるようなことをしてでも、「改造で作れる」ようになったことはすごく大きいなあと。

ということで、趣味や模型のネタに関してはその手の話が多くなろうとは思いますが、ご笑覧頂ければ幸甚です。



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