治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

花風社秋祭りのご案内。発達障害の脳はどこが違い、どういうセラピーが可能なのか?

2024-10-15 08:17:13 | 日記
お世話になっております。花風社の浅見です。

さて、コミュニティサイト「治そう! 発達障害どっとこむ」等でもお知らせしておりますとおり、花風社では夏祭りに続いて秋祭りを行うことになりました。

夏祭り第二部では外国では実践されている「脳機能スクリーニング&トレーニング」について田中伸明先生、中川朋先生たちにご紹介いただきました。そしてすでに何名もの方が脳機能スクリーニングとそれに続くセラピーを受けられています。

そこで秋祭りでは
「発達障害の脳はどこが違い、どういうセラピーが可能なのか?」を教えていただこうと思います。

題して
「発達障害脳の特性がみられる19箇所を把握する 最先端脳機能スクリーニング&トレーニングについて」


19箇所の説明については、中川朋先生にお願いいたします。それに続き、中川先生の方で提供しているセラピーについてもご説明いただきます。

そして田中伸明先生にもゲストスピーカーとして、日本の外にはほかにどういう治療法があるかもご説明いただきます。

日時は10月26日18時半よりzoomにて。
アーカイブも配信いたします。

料金は3200円+税で合計3520円です。

お申込みの方はzoom☆kafusha.com(☆を@にかえてください)に

秋祭り視聴希望 とお書き添えいただき
1 お名前
2 配信先アドレス(gmail不推奨)

をお送りの上、下記のいずれかの講座に3520円をお振込ください。

(お問い合わせください)

お振込いただいた方に、10月20日ごろから当日URLをお送りいたします。

夏祭りでは、「ベスリ理論の中にどのように脳機能スクリーニング&トレーニングを取り込んでいるか」を田中先生にお話いただきました。

もし夏祭りを受けていない方がいらしたら、10月末まで視聴可能ですので、この際受けていただけたらと思います。第一部(「治った人たちの選んだ道 講師:浅見淳子)と第二部(田中先生、中川先生)合わせて4400円となります。

夏祭り概要はこちら。


花風社としては、脳機能スクリーニング&トレーニングの導入は画期的だと注目しております。
けれども良いアプローチがあっても日本の医療が俊敏に対応できないのは、四半世紀にわたる発達医療とのつきあいとコロナ禍でいやというほどわかりました。
だからこそ、手ごろなコストで脳機能スクリーニング&トレーニングが可能になったことをできるだけ多くの方にお伝えしたいと思っております。
そのために夏祭り&秋祭りを行うことといたしました。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

花風社 浅見淳子

*しばらくこのお知らせはトップに貼っておきます。日々の更新は下記をご覧くださいませ。

島の数だけ橋がある しまなみ海道ライド旅行のご報告

2024-10-14 10:31:36 | 日記
今年の夏は、藤井風ライブ、奄美大島旅行、とお天気になってほしいときにお天気に恵まれましたが、どうやら秋のライド旅行も当たりのようでした。
全国的に晴れの10月11日、早朝6時新横浜発広島行きひかり号に輪行袋に入れた自転車とシウマイ弁当を持って乗り込みます。

早朝新横浜始発で広島行きとか、まるで我が家がしまなみ海道に行くための列車みたいです。
10時前には尾道の駅に着き自転車を組み立てておりました。
そしてすぐ渡船。
各国からライダーが来ています。
向島へ着きます。
80キロのライド旅の始まりです。

夏中お稽古をしていたおかげで、少しはスピードが出せるようになっていました。
ひゅんひゅん進みます。
たくさん島の見える瀬戸内海がきれいです。
その景色の中を走ります。
島から島へとわたるしまなみ海道ですが
橋は当然、上空にあります。海の上なんですから当たり前。
そこに上っていくのが、まあ脚的にはいちばんきついところです。
島をたくさん渡るのは面白いけど
島の数だけ橋があるのです。
向こう側の島に行くには
橋を上らなくてはなりません。

桜島をライドしたときには
「カーブの向こうはまた上り坂であるかもしれない。それが人生だ」と学んだ私ですが
しまなみ海道から学んだのは
「島の数だけ橋がある」ということでした。
あっち側にわたるためには
えっちらおっちら坂を上らなくてはなりません。


先に行ってるからゆっくりでいいからね、と夫が駆け上っていきます。
そして私が一生懸命上っていく姿を盗撮していました(笑)。



橋の上は最高です。
右も左も多島美の瀬戸内海。
青い空と青い海。そして濃い緑の島々。

今日は小さいお宿に泊まるそうです。サイクリスト専門宿みたいな感じ。
室内保管もしてくれるし、メンテ等も相談に乗ってくれるそうです。
定員は最大6名。みんなで食事の時間とかを合わせるので、5時までには絶対入ってくださいね、ということでした。
終わりの時間が決まっているので、向島→因島(因島大橋)を一生懸命走りました。
お稽古の成果が出た気がします。

そしてまた橋(生口橋)。
本日泊まる生口島に入ります。
この時点で時間的余裕があることがわかりましたので、ちょっとふらふらと観光します。
そしてジェラートを食べました。
伯方の塩と瀬戸田レモンのダブル。

アイスクリーム屋さんで、外国人が軒並み戸外のテラスを好むのを見て、海外に行っていたころを思い出しました。
私たちは涼しい室内が好きなんだけど、彼らは戸外が好き。
こういう感覚の違いが、感覚過敏の理解に役立ったところがあります。最初に発達障害の人たちの五感の違いに気づいたのは、実は海外旅行で色々な感覚を持つ人がいると観察した経験のたまものだったのです。

瀬戸田って、レモンと一緒に聴くことの多い地名ですが、私たちが今日泊まるのが瀬戸田なのでした。

宿は海の前にありました。
着いてすぐ、お風呂をどうぞ、と言われました。今日はあと一組二名やってくる。先に入ったのが私たちなので、お風呂を早く済ませてくれると助かる、ということ。
私たちはかわりばんこにお風呂に入りました。サイクルウエアの洗濯もやってくださるそうです。親切です。
そして夕暮れの海を前に、ビールを飲みました。なんか魚がはねています。お宿のホスト犬トイプードルがソファにアテンドしてくれます。至福のひとときでした。
ロードガチ勢は一日でわたるしまなみ海道ですが、アラカンなんだし、海の上一泊で十分じゃないかしら。こんなゆったりした時間も過ごせるし。

もう一組も到着し、マダム心づくしの夕食の時間。
とても美味しかったです。

東向きの宿だったので、朝日がきれいだときいていましたが、天候的にも恵まれて、本当にきれいな朝日をみることができました。




朝日をみながら散歩をし、帰ってくるとコーヒーが淹れてありました。美味しくいただきました。
そしてまた美味しい朝ごはん。
のあと宿の皆様に別れを告げ、出発です。

しばらく走ってまた橋(多々良大橋)。えっちらおっちら上ります。
大三島へ。
ここを走ってまた橋(大三島橋)。
伯方島へ。
この辺で時間的余裕ができたのに気づき、念願だった伯方の塩ソフトクリームを食べました。
たくさん走ったけどたくさん食べた旅でした(笑)。

そして大三島橋を渡り、最後の大島へ。
ここにはかつて、今治側から来たことがあります。
ここでランチ。「タイラーメン」が美味しいんだ、と夫は言うのです。実は夫、大学院のゼミ合宿で私より一足先にしまなみ海道を全部走ったことがあり、そのときに院生の皆さんと「タイラーメン」を食べたそうです。
私は「タイラーメン」ということなので、トムヤムっぽい何かかと思ったのですが、「鯛ラーメン」でした。瀬戸内海ですもんね。お出汁も鯛でとっていて、とてもさっぱりと美味しかったです。

パワーチャージして来島海峡大橋を渡る前にサイクル姿の愛媛県ゆるキャラみきゃんと記念撮影。
またもやえっちらおっちら上り、上空へ。
橋にしてはずっと続くなあ、と思ったのですが4キロあったのですね。
海の上を4キロ走ったわけです。

そして今治へ。
今治では80キロ走った記念写真を撮りました。
お宿は今治国際ホテル。古き良きランドマークホテルといった趣の立派なホテルですが、なんとロードバイクを部屋に持ち込みOKなのです。いかにこの地域が🚴観光に力を入れているかよくわかります。



立派なホテルすぎて、コインランドリーはありませんでした。
が、徒歩三分くらいのところにコインランドリーがあり、そこで洗濯をしてから、今治の名物だという焼き鳥を食べに行きました。とても美味しかったです←こればっか。
ギリギリ予約できたようで、ひっきりなしに人が来ていました。
カウンターで隣り合った人は、登山に来たそうです。
楽しみ方は違うのですが、なぜ私たちに話しかけてきたかというと、モンベルを着ていたからでした(笑)。持ち運び便利なモンベルは多くの人が着ていますからね。

明けて朝。
朝食後、桟橋に行って自転車をたたみます。
そして福山行きのバスへ。自転車で渡ってきたしまなみ海道を今度はバスで本州に戻ります。
福山に着き、あなご弁当を買ってのぞみに乗り込みます。
このまま乗っていると新横浜に着くのが不思議でしたが、もちろんきちんと着きました。

今回の旅で思い出したのは、日本は土木大国でもあったということでした。
あの瀬戸内海の多数の島々に、橋をかけちゃおうという発想がまずすごい。それを実現しちゃったのがすごいです。
そして交通網。最初に東海道新幹線ができたのが昭和39年の東京オリンピックの時。オリンピックの始まる直前にギリギリで開通したそうですね。今私たちは他国がオリンピックのために突貫工事でやっと間に合わせていたりすると笑いますが、昭和30年代は日本もそんな感じだったようです。
その新幹線が今、函館から鹿児島中央までのび、日本海側にものび、日本国は実はそんなに狭くない国土をつなげてきたんだなあと思います。
しまなみ海道はその土木の精粋を、ぎゅっと凝縮したような土地でした。

こうやって日本が作り上げてきたインフラのおかげで、今日本の人も、そして世界中の人が旅をしています。
よくXでは「遊んでいるのは外国人だけ」みたいな自虐的なポストがありますが、私の実感はそうではありません。
京都とか行ったら違うのかな、と思いました。たしかに京都駅からはたくさん外国人が乗り込んできました。でも日本人もたくさん遊んでいます。琵琶湖に行くのか、ロードバイクを抱えた人たちもいました。
旅行者の圧倒的多数は、まだ日本人です。

「遊んでいるのは外国人だけ」と言われると私が思い浮かぶのは、私たちがいっていたころのタイみたいに、本当にホテルには外国人しか泊まっていなくて、みたいな状態です。
内外価格差が行くところまで行くと、そうなります。
でも今の日本はまだそうではないです。
ただ、タイの人が日本に遊びに来るようになったようです。
この国の効率とか清潔さとかインフラ整備を知ってくれるといいなと思います。
それは日本人が代々守ってきたものなのです。

海外からいっぱい人が来るようになったのに、日本人が外国旅行をしなくなったという話がXで出ていました。
私などはコロナ前まで、30年以上連続で必ず海外に出ていましたが、たしかに、2019年を最後に行っていません。最初はPCRがめんどくさくて行かなかったのすが、制限が外された今も、「そろそろ行こうか」という話にもなりません。
なんでかな、と考えてみたのですが、理由はいくつかありました。

1 行けない間に日本の良さに目覚めてしまったこと。
たとえば韓国人は今、日本人より海外旅行しているそうですが、韓国は土地が限られています。奄美とか沖縄は韓国にはありません。よく知りませんが、地図を見る限り瀬戸内海みたいなところもなさそうです。日本は国土が南北に伸びていて、地形にバラエティがあり、列島内で十分に色々な風土が楽しめます。交通網も発達しています。


2 🚴旅行に目覚めた。
 一日走ったあとに欲しいのはお風呂とおさかな。ということは日本最高です。よその国は食べ物が違ったり、お風呂が乏しかったり、熱いお湯が出なかったりします。

3 為替。
 昔のレートを知っていると、今がいかに不利かわかって行く気がしない。インバウンドの人たちはこの逆で日本にやってくるようになりました。

それに加え、今回思い出したのですが
そうだ、あのコロナ禍で、「今後しばらくは日本にお金を使おう」、と思ったのでした。

医療が傲慢にも観光や飲食などの産業を「不要不急」と決めつけたとき、腹が立って腹が立って仕方なかった。なぜなら私に言わせれば、医療こそ不要不急で、自分の健康維持に役立っているのはむしろ観光や飲食や一次産業だからです。
医療は不要不急なくせに毎月保険料取っていって、しかもいざとなると発熱患者すらみないのです。要するに、不要不急というより反社会的組織に近いのが現代日本の、国民皆保険下での医療の実体です。
今回の旅でも、ケガしないように、ケガさせないように、それを祈りながら走りました。もちろんケガはうっとうしいですが、それ以上に、医療に世話になるのがいやだったからです。弱ったときに威張られながら治療されるのとかいやだし、しかも不調になると7割も他人のお金を使うのが国民皆保険です。ケガや病気は、他人に申し訳ない。仕方ないときは仕方ないけど、できるだけ他人にはたかりたくない。だから、無事に帰ってこられて本当によかったです。医療の要らない日々に感謝です。

今般解散総選挙を迎え、社会保険料が大きなイシューになると思います。個人的には今回は、社会保険料の削減以外はどうでもいいです。ワンイシューです。裏金とかなんとか関係なく、今度は若者の手取りを増やす=社会保険料を抑える方針の政党に投票するつもりです。

選挙はたまにしかないけど、他にも社会保険料を使わない方法はあります。それは、医療なしに暮らすことを覚えることです。
逆から発想すれば、「健康維持のためのお金を医療ではなく他に使う」ということかもしれません。
今は逆に、不健康になるためにお金を使い、弱ると最後は他人負担の医療に健康観を丸投げしている人が多いように思います。

社会保険料を食わずに努力をしている高齢者もいます。
スポーツジムも高齢者がいっぱいいます。
川沿いも高齢者が一生懸命ウォーキングしています。
医療依存ではない高齢者はたくさんいます。
自分はその一人になりたいと思います。

一方で若くてもすぐ医者のところに駆け込む人はいます。
この国の問題は老人ではなく国民皆保険が可能にしてしまった医療依存です。

そのためにも安全に気をつけながら、また自転車を練習し、分相応などこかに走りに行って、美しい景色、美味しい食べ物、親切な人たちにこそお金を使いたいと思いました。
そして自分は国内を楽しんでいるから勝手なのだけど、できれば若者には外を見てもらいたいという気持ちもあります。
なぜなら違う文化に触れることは、本当に勉強になるからです。
私が自閉文化を学ぶことができたのは、若い頃に異文化に触れてきた経験があるからです。
円が安くなって、海外の大学生くらいの若者の集団が来るようになりました。
それくらいの体験を日本の若者が積めるような国であるために、やはり健康観を底上げして社会保険料を削減しないといけないと改めて思った旅でした。

読者のたんぽぽさんのお子さんは、元発達障害児でしたが、奨学金を取って海外留学。今は就活されているそうです。
そういう若者が出てきたことも、花風社をやっていてよかったと思うことの一つです。

今回体力だけではなくお金も結構使いましたが

交通費も宿代もその他遊興費も100パーセント自腹です。
医療に頼らず、自腹で健康維持できる大人が増えるといいですね。
金は天下の回りもの。
回す一人になることが社会人になるということ。
そして治るということかもしれません。
生涯医療と縁が切れないとしても
できるだけ医療に自由を売り渡さずに済む。
そういう若者を増やすためにまた仕事していきます。


ご褒美先取り 夏の終わり、奄美大島旅行のご報告

2024-09-10 09:14:09 | 日記
今年の七月と八月は夫婦ともども忙しかった。
ので、方々のきれいな景色の写真をSNS等で楽しみながら二つのビッグイベント
・藤井風日産スタジアムライブ
・奄美大島への海水浴旅行

を楽しみにしておりました。

どっちも「お天気悪ければ仕方ないけど、いい方がいいなあ」というイベントです。
ライブの方は、無事に乗り切った。
近くのラーメン博物館が豪雨に見舞われたのに、スタジアムは無事だったと後で知りました。
よく、濡れながら使い捨てレインコートで帰るライブのお客さんもたくさんみているので(ミスチルとかサザンとかの人が濡れていた)、珍しく自分が参加するライブで雨に濡れずに済んだのは本当にラッキーでした。

そして、奄美大島ですよ。
計画したのは5月だけど、夏の奄美大島なんて、はっきり言ってばくちです。台風で飛行機が飛ばないこともありうる。実際、一週間前はそうだった。「例をみない大きさの」というふれこみだった台風10号は屋久島で勢いを落としたと言っていますが(真偽のほどは不明)奄美大島にいたときは一人前の台風だったのです。そのさなかにホテルからコンファメーションが来たので「飛行機が飛ぶ限り行きますよ」とお返事したのですね。

ところがそのあとも11号発生!
大陸の方に逸れてくれた。風速80kmとかのすごい大きなのになったようです。
ほっとしたのも束の間、12号発生。
太平洋を北進し、やっぱり逸れてくれました。
ということで台風がよけてくれた道をモーゼのように奄美大島に降り立ちました。

そして三日間、予報はよくなかったのに、どんどん晴れて、海で遊びまくりました。
星も見たけど、ほぼ夜は起きられないほど遊びきり、海水浴の回数券を立派に使って帰ってきました。

この夏のメインイベント二つ、天候に恵まれたことを、ご褒美の先取りと私は解釈しました。
また仕事しなきゃいけないなあ。
治る人が増える仕事しなきゃいけないなあ。
と今は思っています。

秋もよろしくお願いいたします!





理系暴走してないか? 疑惑

2024-09-01 08:05:24 | 日記
昨日はたぶん自転車で出かけて大丈夫だと思ったのですが
一歩外に出て、やっぱりバスにしよう、と決めました。
なぜなら空気がやはりただものではなかったからです。
この空気は熱帯だわ。
っていうことは台風が消えていないとしても、ゲリラ豪雨ありうるわ。
たとえば外で遊んでいてゲリラ豪雨は構わないのです。それくらいで風邪なんか引かないからね。でも自転車は濡らしたくない。いや、旅先でどうしても濡れる時は仕方ないけど、なるべく濡らしたくない。

というわけでバスでお稽古に出かけ
帰りにバス停に並ぼうとすると、前にいたのがなんと実母だった(笑)。
もう三角巾も吊っていない。
ていうかケガしていない方の手に、ものすごく大きな荷物を持っています。
持ってあげたら重い。
果物をたくさん買ったそうです(笑)。
ほしいなら言ってくれれば買っていくのに
っていうかネットスーパーのアプリもダウンロードしてあげたのに
なんでわざわざ88歳の骨折治療中の老婆がリアル店舗に大量の果物を買いに来るのか意味不明ですわ。
西洋医学凡医と代替療法の先生を併用していましたが、そろそろ凡医の方は切るそうです。

そのころになると空が暗くなってきました。
私は母の家についていかず、母のバス停がきたら荷物を渡して(そこから徒歩一分)
地元のドラッグストアで買い物しながら家に戻りました。
結局一滴の雨にもあいませんでした。自転車で行ってもよかったな。でもバスで出かけたから偶然母にも会えたんですけど。
そのあとバターを買い忘れたことに気づき買い物に出ました
雨は0.5ミリあるかないか、っていう実感。当然傘はささない。

静岡や小田原あたりまで大雨なのはわかる。
だから新幹線止めるんだ、と言われたらなるほどと思います。
でも最近、地元の天候実感と、アプリとかニュースとかで提示される情報が違いすぎるんじゃないかということ。
もちろん天気予報は昔から当たるとは限りませんでしたが
不思議なことに「晴れるって言ったのに降った」ってことってあまりなくて、むしろ悪天候の警告の方にバイアスがかかっている。脅かして脅かして行動制限を必死に呼びかける気象庁。南海トラフ脳も爆誕させた。そして熱中症に対するおせっかいも本当にうるさかったこの夏です。

一滴の雨にもふられていなかった時間帯、太陽が照り蝉が鳴いていた午後、アプリ上では28ミリの雨が降っていることになっていました。
なんなんだこれ。
皆さんも興味があったら、ネット上の情報と現実を比べてみてください。そりゃあ、晴れ女だけどさ私、でも私の周辺だけ降ってないとかはありえないので。

理系暴走してませんかね。

これって「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」とか「ワクチン打たないと後遺症が~」とか、「自前の三角巾じゃだめ。スリング買わないと手術になる」とか(整形凡医が母に言ったこと)、そういう理系側が知識の非対称性をいいことにちょっと「盛って」脅かして民を管理しているように見えないでもありません。ノー枠ノーマスクで一向に罹患していない身としては、脅かして脅かしてなんとか無力化しようとする理系の専門家ってやつが嘘つきにみえて仕方ない。
あいつらの言う通り、ワクチン打ってマスクして減塩して家に閉じこもって暑いからとお日様にも当たらず地震を恐れて海水浴も自粛していたら、それこそものすごい弱い人間ができあがるのではないか。
これが陰謀論だとは思いません。
ただ理系が勝手に危機に萌えてちょっと盛って要らないアドバイスしてくるのが割と一般的な現象になったジャパン、だと思います。

というわけで朝起きたら、雨は一滴も降っていなかった。でも一時間後に0.5ミリ降るとアプリは言う。
じゃあすぐ帰ってくればいいわ、と私はママチャリライドすることにしました。なぜなら、窓を開けたときの空気の匂いがプーケットみたいで、なつかしかったからです。沖縄よりも南の匂い。もう5年行っていない。なつかしいなつかしい匂い。それが風に乗って確かにこのあたりまで来ているようです。

そして日産スタジアムの周りを走ってきました。
階段は下りてはいけないことになっている。この下のフィールドには貯水池の役目がある。



スケボー広場。泥が入り込んでいる。このあたりまで川が来たのかな。泥をよけないと、滑れませんね。



一応朝陽も出ている。おはようございます。今日もがっつり降るらしいですが(棒)。

そして一週間前、カレー会場だったところ。風氏プロデュースのカレーとジュースが売ってたところです。椅子とか、風氏と写真撮れる昭和っぽい顔切り抜きとか、色々置いてあった。



藤井風運営がすごいなと思ったのは、こういう時間をつぶす場所を作ったところ。とにかく何かとお客を人間扱いしているからでしょう。

コロナのときさすがのジャニオタも「人間扱いされていない」と腹を立てていたのをツイッターで見ましたけど、彼女たちはマスクだけではなく金魚鉢(フェイスシールドだっけ)も強要されたらしい。完全なばい菌扱い。そのジャニオタは「自分がこんなかっこさせられて推しが素顔で歌って踊っているのをみるとみじめになるからもう行かない」と言っていましたが、すごいまっとうな人権意識だと思いますね。
ファンに対して人権侵害をやる運営とやらない運営がある。丁寧に扱われた風民は規律正しく行動したし、ジャニオタはみっともなく地べたに座り込み、Kpopファンは難民キャンプを形成する。

人間を管理すべき対象、とみなすのではなく、相手の肉体も大事にする人たち。仕事の面でも娯楽の面でも、できればそういう人たちとのかかわりに限定したいです。こっちの人権を重んじない相手は、はねつけてよい。

そう思うと、知識をいいことにあれこれ「盛って」制限をかけてくる最近の理系はうざい。

でも

今般、花風社夏祭りにおいて、8月30日までに無料脳機能スクリーニングを希望する17歳以下の全員に無料を適応

という神対応を田中伸明先生率いるチームベスリがしてくれました。
本当にうれしいです。

たまには人間を人間扱いしてくれる人も
理系にはいるんだろうなと思います。

当該の皆さん
本当におめでとうございます。
合言葉をお教えしますので
花風社にメールくださいね。


冥途の土産 藤井風ライブを体験してきた

2024-08-25 10:28:17 | 日記
ほぼ音楽に興味がない私がひょんなことから藤井風をYouTubeで知って、日産スタジアムでライブがあると知り、「どうせ当たりっこないから」と申し込んでみたのは4月だっけ5月だっけ。
ともかくコアな風Tuberの人とかでも落ちている中、なぜか一次抽選で当たってしまいました。そして即日引き落としがありました。行くしかない状況になりました。

ので、楽しみに8月24日を待つことにしました。
とはいっても音楽というものにほぼ無関心なワタクシ、大規模なLIVEは誰かに誘われると行くだけ。それもたぶん、30年ぶりくらいで、屋外ライブなど初めてです。しかも真夏。体力もつのかな~と心配しておりました。

これは各種イベントで来場する方には大変失礼なことなんですけど、ぶっちゃけ日産スタジアムや横浜アリーナの地元民の私にとって、イベント来訪者はノイズでしかありません。
とくにいやなのは女子トイレという女子トイレを埋め尽くすジャニオタの皆さんと、使用済みおむつとか捨てて帰るサザンファンの皆さん。風船飛ばすのは参加者としてはスカッとするかもしれませんが、翌日は植え込みの中ににしなびた風船が落ちているわけで。

というわけでジャニーズ(今の呼び名は知らない)とサザンは要注意、なのですが、それ以外のイベントのたびに客層をみているのは結構楽しいです。
矢沢永吉のときにはきばった高齢者がたくさん。
韓流のときも年齢層の高い時と若い人が多い時とあったり。韓流にもいろいろあるんだな、と思います。
先日韓国のグループが来たときは、日本が誇る半導体メーカーの本社ビルの前に難民キャンプみたいなの作っていたファンたちに、やれやれと思いました。
アーティスト名などほとんど知りませんが、誰かがくると検索したりして「ほお」とか言っている地元民です。

昨日は街がすごい人出だとわかっていたので、そしてとても暑かったので、そしてライブを乗り切れるかという不安があったので、体力温存のために午前中からトドになる作戦をとっていました。
夫はちょっと出てくると出かけていき、人が多いとびっくりして帰ってきました。客層は不明だということ。まあきっと、若い人も年取った人もそれなりに好きになる藤井風さんです。
とうていランチに出かけることはできなそうなので、カレーをテイクアウトしてきてくれました。というわけでトドのままカレーを食べ、一日ゴロゴロしていることに少しくらい罪の意識を感じて、水回りの掃除をしました。
夫は夕食をスシローでテイクアウトするということで、サラダだけでも作ってあげようと思って作っておきました。
体力的に不安だと夫に言うと「ブロンプトンで桜島を一周した人が何を」とか言われたのですが、未知なものはアセスメントが難しいですね。

事前に、YouTubeでは様々な注意事項をファンの人たちがアップしていました。
新横浜駅からの行き方とか。
ゆるい上り坂。この暑さの中では会場にたどり着くまでに汗だくになりそうです。
地元に宿を取れた人はいいけど、離れたところに泊まる人は待ち時間が辛そうだなあと思いました。
だから日陰があると難民キャンプができるのでしょう。
まあ昨今の暑さでは仕方ないこともあります。
でもイベンターの人は、トイレの件にせよ難民キャンプの件にせよ、地元に、時には私企業に、負担をかけていることをどこまでわかっているのかな。

大相撲は九州まで見に行く私ですが、わざわざ音楽のために遠征することは考えられない。
近いから行く気になったんであり、徒歩圏の日産スタジアムか横浜アリーナじゃなければLIVEなど行く気にはなれないけど、そういう大きいところでやるアーティストはだいたいファンクラブで囲っているので無縁でした。
今度はその制限がなかったから応募する気になりました。そして一次抽選で当たり、チケットをダウンロードしてみたら「アリーナ、ブロッコリー」ということでした。
ブロッコリー?
どうも藤井風さんはベジタリアンらしく、席の名前がお野菜らしいです。
すごい前の方だと知ったのは、会場についてからです。

16時から開場、ということなので、16時前に家を出ました。
自宅から1キロ未満、1700歩で入り口に着きました。
多くの人がなんかの配布に並んでいて、入場口はそんなに人が多くなく(って言っても多かったですけど)わりとあっさりと入場できました。まだ会場内に人はあまりいません。
もうそんなに暑くなくて、ここで1時間半文庫本を読みながら待つことにしました。
なぜ文庫本かというと、スマホ電源は節約したかったので、紙の本を持ってきたのです。

アリーナという意味を行ってから初めて知ったのですが、要するにピッチに座るわけですね。
アリーナは化粧室がない、とか、水しかもって入れない、とか言われていたのですが、行ってみてわかりました。ピッチに座るんですものね。

たくさんの人たちが色々な警告をしていました。
帽子、サングラスは必携(持ってきた)。
携帯充電器(持ってきた)。
アリーナに持って入れるのは水だけ。少なくとも四本は必要(三本持ってきた)。
ゲリラ豪雨に備えてレインポンチョも(持ってきた)。
トイレは長蛇の列を覚悟。これは各種イベントとか、旅行先とか、いつでもありうる事態ですね。私は自宅を出て帰るまでを5時間と計算し、体調の急変がない限り大丈夫だと見積もりました。変に水分制限しない方が乗り切れます。
それとアリーナのパイプ椅子はお尻が痛くなる(ライダーパンツをはいていった)。

結果的に、全部不要でした。
携帯はほとんど撮らなかった。プロの中継があったし、きっとそのうち有料でもなんか出るだろうから、当選のお礼の意味もかねてそれを買えばいい。リアルタイムでは撮影よりその場を楽しんだ方がいい。
水は一本しか飲まなかった。飲む暇がそもそもなかった。
雨は降らなかった。
椅子はほぼ座らなかったのでお尻は痛くならなかった。

備えあって憂いなし、なんですけど、
すごく備えが好きな人が多いJapanなんだな、とよくわかりました。


コンサートの準備くらいなら行き過ぎた準備も別に害もないけど、人生の選択が「もしものときの準備」ばかりだと本当に無駄が多い。
と私には思える人生を歩んできました。
安定のために大して儲からない国家資格とったり、感染予防でワクチン打ったり、不安に駆られて無駄な行動をとる人も多いJapan。私なぞは、とうとうなんの資格もなく、還暦過ぎまで一回も失職せず仕事を続けてきたし、ワクチン打たずマスクせず結局11波も乗り切ったし、みんななんでそんな余計な心配をするのか不思議なんですけど、心配しない人が非難されたりするんですよねこの国では。結果的に迷惑かけてないのにさ。

まあともかく、ライブはとっても楽しかった!
ずーっと踊っていました。
あの方は、超絶歌がうまいのですね。会場が大きいとよくわかります。
それと、いつも動画を見ていて、ダンサーの人たちが面白いなあと思っていたのですが、ライブ会場だと、踊っている人が全部見られて楽しかったです。
いつも同じ人が出ているのか知らないけど、男性ダンサーが多いですよね。
あと大きな会場でやるからこそコスパをクリアしてあんな大がかりな設営ができるわけであり
となるとできる会場が限られているから遠くからも人が来る。
新幹線にも飛行機にもアクセスいいのがこの街の魅力なんだけど
だから全国から人が来る。
という仕組みがわかってちょっと腹が立たなくなりました。
そしてライブが楽しいことを知り
なんでみんなわざわざ音楽のために全国から(外国からも)来るのかよくわかりました。

私の最大の収穫はそれだと思います。
一回だけでも自分がスタジアムライブを楽しんだことで
これからイベントのために街にやってくる皆さんを冷たい目で見なくてよくなったと思います。
ああ、あの大がかりなライブを楽しみにわざわざやってきて
時間潰す場所がないから地べたに座ったり難民キャンプを作るんだな、とその仕組みがわかったので
これまでほどライブ民をうざく思わないと思います。
私も楽しかったんだよ~とあたたかな気持ちで思い出すかもしれません。
みんなも楽しんでね~というやさしい気持ちになるかもしれません。
(でもゴミは散らかさないでね。住んでいる人もいるんだからね。)
あとジャニーズ(を継いだどっかの会社)には、ぜひジャニオタ専用女子トイレビルを建てていただきたい。相当な負担を地元民と地元企業にかけてますよ!

藤井風ライブ、今日もう一日あります。
街はまたいっぱいになるでしょう。
うざいので(笑)私たちは自転車で抜け出します(笑)。スタジアムは避けた道を通って。それでも人も車も多くて通行はスムーズではないでしょう。
それでも自分も楽しんだ分、これまでほどいやじゃないと思います。
この街が好きで、どこに引っ越す気もなく、おそらく終の棲家になる私にとって、イベントに来る側の気持ちをたった一日でも体験できたのはいいことでした。
きっとそれが最大の収穫です。

でもきっと私はもう、ライブには行かないと思います。
そもそも今回、一生分のライブ運を使い果たしたと思います。
どんなものかわかったので、よかったです。
奇跡のように神席に当たったことは
「もう十分よくしてやったのだから、お前のようなにわかはもう来るな」
という音楽ギョーカイからのメッセージと受け取りました。

コロナ禍における音楽ギョーカイはヘタレだったので嫌いでしたが
音楽ギョーカイは音楽ギョーカイで頑張っているのがわかってよかったです。顧客にマスクさせたのはやむにやまれぬ事情があったのでしょう。
でも私は、客にマスクさせるようなプロモーターにやすやすと従うほどロイヤリティのある人ではないのです。
だから音楽ファンにはなれません。

というわけで昨日の楽しさは一回きり。
冥途の土産にしようと思います。

帰り道は、誘導の結果別方向に出たので、3300歩で自宅に戻りました。
5000歩の旅でした。
私のたった一生一度の屋外ライブ、終わり。
生涯たった一度の屋外ライブを、藤井風さんという最上のコンテンツで楽しめていい思い出になりました。

脳機能スクリーニングご希望の方にご案内

2024-08-21 08:19:38 | 日記
花風社夏祭り2024の特典として
五名限定で無料脳機能スクリーニングを募集していますが
すでに自費で受けられた方々もいます。
診断の有無
大人、子ども、関係なく受けられます。

ご担当はチームベスリの心理士の方です。
田中伸明先生が理事長をしていらっしゃるNPO法人にて受けられる体制が整えられました。
認知症の長谷川スケールで有名な故長谷川先生から田中先生が引き継がれたNPO法人です。
つまり、発達障害だけではなく、認知症予防や自己理解のためにも、スクリーニング検査が使えます。
御案内を貼っておきます。
ご興味のある方はアクセスしてみてください。





世界標準の発達障害治療はここまでいってるよ!

2024-07-21 05:30:17 | 日記
2024年7月20日、私はきっつい自転車のお稽古を終え、家に帰ってきました。相撲やっていました。ビールが飲みたいところですがそうはいきません。18時半から、チームベスリのみなさんとボリンゴさんと「花風社夏祭り第二部」の録画撮りをするのです。

医療従事者って、なんだかんだ忙しいですよね。田中先生も、とてもハードワーキングな方だと思います。半年に一冊本を作るだけの私とは大違い。だからこちらが時間を合わせます。

そして、ミーティングの内容は。

いやあ、もう感動の嵐でしたわ。
「世界、ここまでいってるのか」っていう感じ。

脳のどこに、あるいはどことどこのネットワークに不具合があると
・ADHD
の様相を見せるか、どころか
・ASD
・言葉が出ない
という現象になるのか、もう部位やネットワークは特定されているそうです。19箇所(←具体的でしょ)。アメリカではそれが普通に、共通の常識として治療のはじまりになっている。



そもそも、びっくりしたのは

身体アプローチの人たちがよく「定型に発達するといついつから車酔いが始まる」とか「スキャモンの発育曲線」とか出すみたいに

「定型に発達すると何歳ごろの前頭葉ではなんとか波(四種類の脳波)のどれが優位なはず」とかがわかっていて、そこから逸脱していると、じゃあケアをしようか、ということになるそうです。

そしてそこから始まるNeurofeedbackは、FDAによっても治療の第一選択肢になっている(薬物より上)。

でも全然日本に入ってこないでしょ。

私がNeurofeedbackのことを最初に聞いたのは2000年代初頭です。そしてそのころ、扁桃体の話もよくきいた。そのころ、たぶん発達障害者支援法の始まりで予算もついたんだと思うのですが、よく支援者たちはアメリカに行っていた。そして扁桃体やなんかの話を仕入れてきたけど、結局それが20年後のためにユーザーのために活かされてはいない。

っていうか、発達障害医療ってつまり、ほぼ20年間変わっていないわけです。

日経平均が30数年かけてやっと元に戻った間に、S&Pとかは何十倍、らしいけど、これだけ新しいものを発展させる気があるかないかで、経済力なんて違ってきてしまって当たり前だと思いました。

Neurofeedbackと扁桃体症候群という概念。
その両方とも、日本には入ってこない。
とにかく日本の医療は新しいもの入れないみたい。


昔はそれでも、お金持ちだったジャパンだから、押し売りもきたかもしれない。
でも今は日本も貧乏になり、ジャパンパッシングなので、向こうから持ってきてくれなくなったそうです。明治時代と同じように、情報取りにいかないといけない。

で、中川先生は、あちらで臨床をしていた方なので、それを持ってきてくださったというわけです。

もちろんこれが保険診療になるのをじっと待つ、という人もいるだろうけど

私はハッタツとコロナ、二つみて、「ああ日本の医療一般は本当に人間を雑に扱うし、国民からチューチューお金吸ってなんの罪の意識もないんだな」ってわかったから、それは期待しません。

それより自費で安くやってくれるところが出てきたのだから、そのご紹介をしたい。いつか保険診療になるならそれを止めはもちろんしないしその力もないけど。

田中先生曰く「自費っていうのは高くもできるけど安くもできるんだ」

本当にそうです。
たとえば今、放課後等デイとか、就労支援とか、単価高すぎると思うけど、あれを純粋に民間でやったらもっと単価下げられるだろうし。

今回の夏祭り第二部では、そういう最先端(っていうかアメリカではすでに常識の)発達障害治療についてきけるし、希望があればスクリーニングのチャンスもある。

そして最先端のトレーニングが、全国どこにいても、受けられる

かもしれないし

受けなくてもいい

ことがわかるかもしれないし

さらにさらに

「ここを伸ばすといい」

ところもわかるらしい。

人を資源と見る国では、こういう治療が発展するんでしょう。

国民皆保険の国では、人を家畜とみなしているけどな。
だから分娩時の妊婦にマスクさせるし、発達においては20年間治療方法を変えないんですよ。

今、そこに風穴があくかもしれない。

最後にボリンゴさんに感想をききました。
親御さんとしての意見をききたかったのです。
もう、びっくりだということ。

発達障害の新しい治療
自信をもってお勧めします。
今からでも花風社の夏祭りには申し込んだ方がいいです!

これがうまくいけば
20年にわたる発達ギョーカイとのやりとりとクソコロナ騒動で強固になった私の強度医療嫌いが治るかもしれませんわ。

エコーチェンバーが身体にいい件

2024-06-28 11:32:18 | 日記
Xにやたらあのアイコンが流れてくる数日。
え~と、あの画家はなんて言ったっけ。画伯が教えてくれたなあ。気持ち悪い画風。クールベだっけ。それをアイコンにしている医者。

本当に匿名でちくちくちくちくいじめてきたなあ。
だから実名すっぱぬいてやったけど。
その後、NHKとかに出て、実名とツイッター(当時)が紐づけられたのはよかったようだけど、みんな忘れているかもしれないけど、当時匿名でちくちくやってきたあいつの本名をすっぱ抜いたのは私が最初だよ。

誰がリポストしてくるかというと、花風社の読者の人で
つまり、あの医者がかつて花風社をちくちくちくちくいじめてきた時代は知らない人が、「有力な情報源」としてあてにしている。

才気走ったところが皆無だけど、カタログ的に情報集めるのだけは好きなんだよねあのやぶ医者。
だから花風社をいじめぬいた医者だと知らない人にとっては、貴重な情報源なのかもしれないね。

つまり時代は本当に変わったのだと思った。
そしてあのやぶ医者は「花風社は潰れる」と言ってたけど
もうあんたのやった意地悪を知らない世代の読者が育っているぜ。

でもまあ、医者が嘘つきなこと、自分の予言が外れても謝らないことはコロナと発達の二つでわかったから、いいけどね。

その後本とかも出したみたいね。
全然興味ないから読んでないけど。

あのちくちくちくちくやられた時代に比べると、今って平和だな。
エコーチェンバーとか悪口のつもりで言われるけど、エコーチェンバーって健康にいいなあ。もう誰も喧嘩売ってこないから、争いもなくなった。
そして松島さんのエコーチェンバーみたいに、ときどきよそのエコーチェンバーと交流すると、増えたりするし。

私はあのちくちく時代を無病息災で息抜き、コロナ禍をノー枠ノーマスクで無病息災で息抜き、今も元気。

ちくちく時代のストレスも、コロナ禍のストレスも、私を潰すことはなかった。

そしてこの居心地いいエコーチェンバー()。

脳がみえる時代もやってきた。

私っていったい、どうやったら潰れるのだろうか?


いや、すごい時代になってきたなあ! 脳スクリーニングとトンデモ()

2024-06-20 09:16:03 | 日記
さて、花風社の夏祭り2024のお知らせを始めました。

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花風社の夏祭り 2024

タイトル 発達障害治療革命!

この20年の発達援助の進化を振り返り
世界標準の医療を学ぶ。

第一部 浅見淳子
この20年に生まれた数々のオプションと
「治った人たち」の選んだ道。
新刊『療育整体で「こころ」を育む』について。

第二部
脳神経内科医 田中伸明先生
精神保健福祉士 中川朋先生
ベスリクリニックより チーム・ベスリ
MC 浅見淳子

脳機能というファクトに基づいた診断。
そして同時に始まる治療。
世界で常識となっている発達障害治療を日本の臨床現場へ。
そして家庭へ。

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昨日打ち合わせして、本当にびっくりです。そういう時代になってきたのかあ、っていう感じ。

これまで皆さんは診断のとき、「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」とかまんまと言いくるめられてきて、「はて?」と気づいた人たちが花風社にたどりついたわけですが

もう何度も言ってきたように「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」っていうのは管理のための嘘にすぎないわけです。科学的根拠はない。言ってみれば「濃厚接触者」みたいな感じ。行政側って自分たちの仕事をカンタンにするために管理用の嘘をつく。それとおんなじです。

第一「脳機能の障害」っていったって凡医は診断のとき脳の中身なんかみないのは診断を経てきた皆様がご存じのとおり。てきとーにききとりをして、それで決めつけるわけです。「脳の障害です。おたくの子は一生字が書けません」とか。

考えてみればふざけた話です。

嘘ばっかりなわけだけど。
じゃあなんで嘘をつくのか?

を考えてみなくてはなりません。

ともかくその嘘は現場に引き継がれ、現場も「脳機能の障害ですからね~」とか言うんだけど、じゃあどう脳機能の障害なのかなんて、みんなわからずに凡医のオウム返ししているだけ。目的は一つ。親をあきらめさせ、管理しやすくすること。

ところが昨日の打ち合わせによると、今は脳機能がすごくわかるようになり、AIが分析してくれて、しかもそれが家庭でもできるくらいになっているんだとか。

私はきいたんです。「じゃあビフォアアフターとかみられるんですか?」って。

たとえば療育整体を数か月続ける、金魚体操を数か月やってみる、栄養療法を数か月やってみる、そのビフォアとアフターを比べられるのか、と。

そんなことはもちろんできるそうです。

田中先生初めチームベスリのみなさんは、こんないいものを日本人にも知ってもらいたい、という志を持って今回しゃべってくださって、

私ももちろんその志を共有しています。皆さん脳機能の障害って言われたんでしょ? でも具体的にどういう脳機能障害か誰も教えてくれなかったでしょ? ようやくそれを知ることができるようになったみたいだから、ぜひこの機会を活用していただきたい、という気持ちは共有している。

でも私にはダークな気持ちもあって、それは何かというと、皆さまご存じのとおり

ギョーカイを潰したい

ってやつです。

ちなみにギョーカイっていうのは、一生治らないことにして、当事者と診断されたお子達の未来を消化試合にしつつ自分たちは公金チューチューし続けるシステムを作るあの闇の軍団のこと。またの名を(凡)医療や(凡)福祉ですが

治したくないもんだから、しょうもないものばっかりもってくるでしょ。たとえばABAとかさ。

ABAにエビデンスがある(ドヤ)っていうのはある意味当たり前なんです。皆さん給料もらえなかったら会社行きますか? っていう話。それと同じで子どもも一粒の卵ボーロで釣られる。その行動変容をエビデンスがあると言いたてているだけ。

犬に曲芸を教えるのと一緒です。イルカがわっかをくぐるのもイワシ目当て。

でも誓ってもいいけど、脳機能なんて一ミリも変えていないからね。犬も、イルカも、人の子も。

脳機能の変化をみられる時代になったら、ギョーカイが自分都合ですすめている「マニュアル化しやすくて、治らない療育」の化けの皮がはがれます。

どっちがトンデモだったかはっきりします。

だからきっと必死に、またあれやってくるでしょう。インチキ呼ばわりです。

でもね、コロナ禍を経た皆さんはお利口になってください。
ビリだったんですよ、日本は。
ギョーカイ都合で知見を柔軟に受け入れられなくて、世界でビリになったんです。
このままギョーカイの言いなりになっていたら、発達障害でもビリになりますよ。
日本だけ発達障害が治らない国になりますよ。

世界標準なんて、ギョーカイの専門家にまかせていたら日本にはやってこない。
そう腹をくくりましょう。
治すことを考えている稀有な専門家がいてくれた。
そのチャンスを活かしましょう。

日本では「診断と治療」みたいですけど

世界ではもう「スクリーニングとトレーニング」だそうです。

そしてスクリーニングの結果

とくに介入要らないね、という判断もありだそうです。

ギョーカイはぜったいしないよね。
固定資産にしたいからね。

ともかく、新刊と夏祭りのお知らせを貼っておきますね。

=====

お世話になっております。花風社です。
さて、コミュニティサイト「治そう! 発達障害どっとこむ」等でお知らせしているとおり
花風社は7月に新刊を出します。

1 新刊について。
今度の新刊は
『療育整体』で大ブレークしている松島眞一さんの第二弾

療育整体で「こころ」を育む

です。

https://www.kafusha.com/products/detail/60

花風社は、神田橋先生の本を出して以来
「東洋医学をとりいれている実践家の方が治す方法を教えてくれるなあ」と気づいておりました。
けれども実際に東洋医学を学ぼうとすると結構難しく
なんとか実践に役立つ本を作りたい、と今回松島さんにご協力いただきました。
松島さんに、「療育整体がどのように東洋医学を取り入れているか」を教えていただいたのです。
その結果、東洋医学が優れているのは
情緒=こころ への身体アプローチのヒントになるからだということがわかりました。

考えてみてください。
こころの安定は、大事です。
何よりも、家庭の平和につながります。
親が安らぎを感じ、お子さんが安心して育つ場。
この新刊は、そういう家庭づくりのお手伝いができる本だと思います。

本書を花風社サイトでお申込みいただけましたら、小暮画伯による中医学のカラー参考資料とともにお届けいたします。
参考資料は冊数分おつけいたしますので、気になっている本がある方は同時にお申込みください。

「療育整体で『こころ』を育む」ご購入はこちらから。



2 花風社の夏祭りについて

今年も花風社は夏祭りを行います。
講座を二回に分けて行います。
概要は以下の通りです。

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花風社の夏祭り 2024

テーマ 発達障害治療革命!

この20年の発達援助の進化を振り返り
世界標準の医療を学ぶ。

第一部 浅見淳子
この20年に生まれた数々のオプションと
「治った人たち」の選んだ道。
新刊『療育整体で「こころ」を育む』について。
*松島眞一さんも参加者として来場されます。

第二部
脳神経内科医 田中伸明先生
精神保健福祉士 中川朋先生
ベスリクリニックより チーム・ベスリ
MC 浅見淳子

脳機能というファクトに基づいた診断。
そして同時に始まる治療。
世界で常識となっている発達障害治療を日本の臨床現場へ。
そして家庭へ。

*チーム・ベスリのご厚意で、参加者の方から5名、脳機能スクリーニングを受けていただける特典付き講座です。

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第一部は「この20年に治った人たちの選んだ道と、その帰結としての新刊」について。そして若干の「応用力養成講座」も含まれます。本を使いこなすには、応用力がとても必要なので。

また第二部は「世界標準の発達障害治療はどんなものか?」「日本でもどこまで利用できるようになったのか?」という最新情報を専門家からもらえる講座です。。

第一部は7月6日午後三時にオンライン+現地(新横浜駅そば)で行います。
その後、アーカイブも配信します。
第二部は8月初旬より、アーカイブ配信できる予定です。

田中伸明先生のご著書『発達障害治療革命!』はこちらから。



夏祭りの受講料金は講座二回分で4400円(税込み・分売なし)ですが
同時に新刊『療育整体で「こころ」を育む』をお申込み&お振込の方には3850円(税込み)で受講いただけます。
(参考 講座二回分と新刊一冊をお振込の場合には6050円)

お申込みの方は、zoom☆kafusha.comあてに
1お名前
2 配信先メールアドレス(gmail不推奨)
3 新刊申込み割引適用か
4 現地かオンラインか

をお知らせください。
書籍ご希望の方は、請求書番号を発行し送りもれを防ぐために、上記リンクからお申込みください。
そして下記にお振込みをお願いいたします。

(口座はメールでお尋ねください。)

準備が整い次第配信アドレスもしくは現地情報をお送りいたします。

新刊も夏祭り講座も、皆さんのたくさんのご利用をお待ちしております。

蒸し暑い季節となりましたが、皆さま健やかにお過ごしくださいませ。

花風社 浅見淳子


なぜ支援者は子どもを救えないのか

2024-06-13 10:18:50 | 日記


校医による学校検診で、女子を含む小学生が、胸や陰部をさらされた、場合によってはいじられた、というニュースが入ってくるようになりました。
どっちも医学的に必要なことだ、というのが校医側の意見のようです。

一方でSNSの普及により、医師による「今日は高校の健診だったが女子は他の先生が担当になって残念」みたいな本音がみられるようになり、医師たちが本当に純粋に医学的な必要性があって下着をはぎとるのか、疑う余地が出てきてしまいました。

私は今の年齢になっても、そういうところを医者にさらすのには抵抗がありますが、小学生高学年だったらもっともっと抵抗がある、というか生涯忘れえない心の傷になったと思います。

唯一さらしていい、と思うことがあるとすれば、当該箇所の状態に自分として違和感を感じ、これは何か手を打った方がいいかも、と自発的に医者のもとを訪れることがあるとしたら、そうしたら「こうなってますけどみてください」という気持ちになるかもしれません。
でもほぼ強制的に行われる学校健診の場での陰部を出せとか論外です。

被害を受けた小学生には、スクールカウンセラーが対応するということ。でもスクールカウンセラーなる人たちは、どうせたいがいは無能なのですから、役に立たないでしょう。
なのに一般の人は「たいていの資格者は役に立たない」という知識さえないのでしょうから、当てにしてかわいそうです。

いや、心理士が登場する前に、そもそも健診には教師が立ち会っていたと思います。養護の先生かもしれません。その教師たちは何も疑問を抱かなかったのでしょうか。さすがに子どもの口から布切れ一枚取れなかった無能集団です。

どうせ医者の権威の前に、保身で黙りこくっていたのでしょう。

いったいどうして子どもの支援にかかわる人たちはこれほど無能ぞろいなのでしょうか?

たぶん仲良しすぎるんだと思います。

みんなよその職種をけなしたくない。

子どもたちの心を救うより、自分たちが喧嘩しないことを優先させている。

校医に下着をはぎとられて陰部をいじられて・・・この心の傷をいやすには、カウンセリングで寄り添うよりも「あいつはくそじじいだった」という一言の方がずっと強力です。

でも養護教諭も心理士も、和を乱さないために、あるいは権威主義に洗脳されているから、あるいは「悪口を言ってはいけない」から、絶対にわいせつ校医を変態呼ばわりはしないでしょう。

他人の悪口を言わない支援者を、私は信用しません。
自己保身がみえみえだからです。

「あの爺は変態だった」と言えるのは親だけ。
だとしたら心の傷を癒せるのは、親だけでしょうね。