今日のタイトルもギョーカイ本をまねて長くしてみました。
そう、昨日もまた「ギョーカイ本を読むという修行」を続けました。
選んだのは高山恵子さんの本。
てきとーに新しそうな本を選んだ。また長ーいタイトル。
高山恵子さんといえばギョーカイ人中のギョーカイ人。死んだふりも得意技。何しろYTのブログにのこのこ出かけていって「私はニキさんと浅見さんと両方にお会いしたことがあり、たしかに別人に見えました※が、きっとYTさんが同一人物だとおっしゃるのならそうなのでしょう」と言ってのけた人物ですからね。その書き込みを読んだ瞬間も、私がギョーカイに絶望した数多い瞬間の一つです。相手の持っている迷惑な妄想を肯定する。つまり、嘘つきです。別人だとじゅうぶん知る立場にいながら相手の嘘に合わせたわけです。なんのため? 自閉症者を傷つけないため? 嘘言われて被害受けてる私たちはどうなるの? これがギョーカイの言う「支援」「健常者に人権なし」ってやつですよ皆さん。
で、まあ今回は修行として、その嘘ついた人がどんな嘘を書いているかな、と思って読みました。
書いてあった書いてあった。
職業の適性として「ASDは研究者に向いていて、ADHDはクリエイターに向いている」という紋切り型の嘘。
これねえ、いっときますけど本物の研究者やクリエイターに結構無礼な発言ですからね。ギョーカイの外行って言うときは慎重に。
もちろんASDが研究者になれたり、ADHDがクリエイターになれることだってありますよ。向いてる面はあるもんね。でもギョーカイが嘘つきなのはそこで「社会が理解すればなれる」と強調することなんですよね。
まだ発達障害が知られていない時代、そういった特性を持った人がそういった職業につくことができたのは、本人が頑張り、その姿を見て周りが応援したからです。そこには「こいつは抜けてるとこもあるけどいいところもあるよね」というナチュラルサポートだってあっただろうけど。「発達障害だから努力しては・させてはいけません」なんていうギョーカイの嘘が彼らを取り巻いていなかった幸せな時代に起きたこと。むしろ人としての土台育てを怠る理由を診断が与えてしまう時代には、研究者やクリエイターで食べていけるスペクトラムの人は減るんじゃないかしら。
何しろ今はギョーカイが揃って「傷つけちゃダメ」の大合唱でたとえ本当のことを教えないという戦略をとっているからね。妄想すら肯定するんだから。だからこういう本を真に受けて「社会が理解すればこの子は研究者やクリエイターとして生きていけるのに社会の馬鹿野郎!」というルサンチマン親になったら結局遠回りですよ。
研究者だってクリエイターだって、労基法で守られていません。土日ありません。忙しいときはぶっ続けで働く体力は必須です。うまくいくことばかりではない、ダメ出しされることボツの山を築くことだってあるからストレス耐性だって必要です。そういうものがASやADHDの人にないのなら、せめてコンディショニングして一晩で回復できる方法を身につけておくと有利なのです。ストレス耐性や体力にさほど不自由していない定型発達者も研究者やクリエイターを目指します。その人たちとの競争が待ち受けているのですよ。たとえ偏った才能があっても、土台ができていなければその分スタートは不利なのです。
画伯に聴いた話を思い出します。
たしかにアーティスト、偏っている人いっぱいいるそうです。でも仕事がいっぱい来るようになると、むしろ人間としてバランスが取れるようになっていくそうです。社会が育てるのですよね、その人を。変人枠で健康に生きていくってそういうことですからね。ギョーカイのやり方では、そのスタート地点にすら立てませんよ。
というシビアな現実を私が率直に言うのは「嘘をつかないのが支援」だと思っているからです。
高山恵子さんは違う方針なのでしょう。
前述のYTへの言葉にせよ、※の前で留めておけばなんの嘘にもならないのです。
なぜ※のあとを付け加えるのか、謎です。
勇気がなかったから? YTに対峙する勇気がかけていたから?
だとしたら保身のために被害者であるわれわれに対し死んだふりしたっていうことですかね。
そういう勇気のない人の支援を私なら選びません。
めったに肩こりとかの出ないワタクシ、ギョーカイ本を読むというきつい修行をしていたら肩こりが出ました。でも昨日はジムお休み。
どうしようかなあと思いながら夕飯の支度していたら、お魚なんかさばいたり野菜切ったりが適当な運動になったのか、大分ほぐれました。
それから栗本さんにアドバイスを受け
お風呂→栗本さんに言われたコンディショニング→ワイン
で朝。すっかり元気になっていました。
黄色い本の138ページの現象です。私はもともと一晩寝れば回復できる身体の持ち主ですが、栗本さんはそうじゃない人にも回復力をつける方法を教えています。ストレス耐性が低い人でも、こういう身体を作ることはできる。それが栗本さんの教えてくれていること。
ギョーカイの嘘より、コンディショニングを学んだ方が近道ですよ、皆さん。
それにしてもめったに出ない肩こりがギョーカイ本読みあさりの修行で発症するとは!
生きづらいってこういうこと言うのかな?
でもね、そんなの一晩で治りますよ。治るようになりますよ。
一昨日はしなびかけた大根とバラ肉の煮物を作りました。皮はもちろん捨てました。昨日も書きましたが、圧力鍋の圧をかけ忘れという現象が起き10分ほど生きづらかったのですが、途中から圧をかけて大根もお肉もほろほろに煮えましたよ。
煮卵は週末作っておいたのです。つるんと皮剥けた勝率は五割。五分の星です。卵が変に剥けると、生きづらいですね(棒)。
昨日は鰯をニンニクで焼きました。コンベックに入れたあとでローリエの入れ忘れに気づき一瞬生きづらさを感じましたが、鰯とニンニクは実力があるから大丈夫。おいしくいただけました。何より昨日の快挙は、ゆで卵のつるんと皮剥け率が四勝一敗。大きく勝ち越しました。
生焼けの魚で生きづらがっている炭坑のカナリアさん。それをおおよしよしするギョーカイメジャー。
ルサンチマンに発する妄想を書き散らす当事者。そこにのこのこ出かけて行って妄想を肯定するような書き込みをするギョーカイメジャー。
彼らの救えない生きづらさを
身体アプローチは一晩で回復できます。