遊行老人「旅日記」

風の吹くまま、気の向くまま、デジカメ片手のぶらり旅。
今日は信濃か、明日、京都。はたまた常陸の遊行か?

蔵王山ロープウエイで東日本大震災に遭遇

2012-09-10 09:55:57 | 震災各地

平成23年3月11日午後2時46分、

山形県蔵王ロープウエイ(ゴンドラ)の中で1時間40分もの間、

吹雪のなかを宙吊り状態で過ごしました。

 

   山頂は霧が立ち込め吹雪模様で、視界不良のため樹氷見学は不可能でした。

 

 

    山頂駅から帰りのゴンドラに乗車、6か所ある鉄塔の内、一つ目を超えようとした時、

    突然巨大な揺れを感じました。

 

さて、極寒の中、宙吊りのゴンドラに1時間40分もの長時間、

度々の大きな余震に耐えながら閉じ込められた体験は生きた

心地がしませんでした。中間地点の駅でまた1時間待ち、

その後、雪上車の迎えが来て30分の乗車でヤット山麓駅に着きましたが、

温泉街の他、山形市内全域が翌日まで停電が続き、ホテルに着いても

全館真っ暗闇の中、ローソク1本で一夜を過ごしました。

翌、12日の各紙の震災記事を見て、ビックリしました。

  

翌朝、朝食がとれただけでも幸せでした。

帰りの国道の橋が倒壊し、かなりの回り道を強いられました。

   

道路はひび割れ、交通渋滞、ガソリンスタンドは行列、ペットボトルの水は売り切れ状態。

蔵王から土浦に帰るまで途中1泊せざるを得ない状況でした。

土浦の我が家の周辺も「液状化」により、道路や電柱、石塀の倒壊等、酷いものでした。

1年半経っても未だに被災地の皆様のご苦労は大変だと思います。

私たちに出来る事といえば、義援金やボランティアの方々に対する

支援金ぐらいだと思っています。どうか、皆様方にも忘れることなく継続的に

支援して行こうではありませんか。さすれば被災地の復興に更なる弾みが付くと考えます。


七色の帆引き船

2012-09-06 12:19:51 | 景色・植物

日本第二位の湖で「伝統漁法」が見られます。

(七色の帆引き船は観光シーズンにのみ運行)

但し、団体等の申し込みがあれば、受けてもらえます。

帆引き船の周りには写真を撮る観光客で一杯です。

 

土浦市の「水郷橋の欄干」には「帆引き船」のモニュメントか見られます。

折角の日本第二位の湖も、全国的には知られておらず、

ヨットやクルーザーが係留されているのですから、

せめて、逗子マリーナや葉山マリーナや江の島ヨットハーバー等の

ご当地名を使い「霞ヶ浦マリーナ」「土浦ヨットハーバー」等の

アイディアが浮かばないのは不思議です。

会社名等はその後に付ければよい事だと考えますが。

茨城県の観光の弱点はこのあたりにあると思います。