鶴見修作先生の「吾流石」の作品は、何時拝見しても心が和みます
村上九十九氏・木の彫刻展「鳥一対」
石岡市(旧・八郷町)上青柳集落の里山と棚田を利用して、
武蔵野美術大学(八郷探検隊)の学生さんが泊まり込みで
制作活動を行い、完成品を展示し来訪者の方々に
鑑賞して頂いております。今回、第3回目を記念して、
県内の芸術家2名の方が作品を展示してくださいました。
上の写真は「かやぶき古民家」の門の両サイドに
木を利用した作品で有名な「村上九十九先生」の「鳥」と
題した一対の作品を展示いただきました。
かやぶき古民家の庭先で武蔵野美術大学「八郷探検隊」が
展示作品の制作に励んでいます。
さすが美大の学生さん、手際よく進めています。
作品が出来るのが楽しみです。
かやぶき古民家前の棚田に「竹の橋とあぜ道」を
竹の釘を作り小道を制作中です。
滝沢慶盟氏 琴古流「尺八奏者」
石岡市(旧・八郷町)上青柳地区の「かやぶき古民家」で
2月5日(日)に演奏会が開かれました。
「かやぶき古民家」の囲炉裏端での「和みのひととき」は
心の芯から癒してくれました。
(余興として水道管の尺八体験もありました)
武蔵野美術大学「八郷探検隊」が苦心のすえ制作した作品。
東日本大震災により被害にあわれた方々の御霊安かれとのおもいで、
関東の霊峰・筑波山を望む「神々の大地」に建てられた「鎮魂の塔」です。
鎮魂のモニュメントのある棚田には、未来の子供たちの幸せの
願いを込めて「巨大な竹のブランコ」と「幸せの小さな家」を設置しました。
八郷地区でも有数な「かやぶき古民家」のお宅です。
屋敷林に囲まれた敷地に、間口12間にもおよぶ茅屋根が
なだらかな曲線をした優美で華麗な姿を見せてくれます。
茅屋根の軒づけの部分は「通しもの」と呼ばれ、「筑波流・茅手」の
腕の見せ所です。内側の白い部分は「稲わら」
次に「古茅」次に「新茅」と交互に葺くことにより美しい
「軒付け」が完成されます。また現在ではこれほどまでに
直線的な美しい装飾は見たことがありません。
軒の隅付けの部分には縁起物の「鶴と亀」の装飾が
掘り込まれており、これも「筑波流・茅手」の技術の一つです。