とりあえず、ホッ…。

　昨日は気になって何度かタビーの口を見た。　少し腫れが引いたような気がする。

　あまり何度も「お口痛くない？　見せて。」と言うものだから、「嫌だよ。」と見せてくれなくなった。

　ご飯のウェットフードもカリカリもいつも通り食べている。

　猫は我慢強いので、少々具合が悪くても我慢してしまう。　だから「大丈夫。」と思ってしまうこともあるから注意しなくちゃ。

　そして、私が最も注意したいのは「身代わり」だ。

タビーには、いや、タビーにも誰かの病気を身代わりなどさせたくない。

　タビーにも今まで飼った猫たちにも「身代わりはダメ。自分の猫生を生きなさい。誰かのためを思うなら1分でも1秒でも長生きしなさい。」と言っている。

　タビー、我慢しちゃダメだよ。

病院へ行く

　お昼前にタビーと遊んでいた時に「？」と思った。

タビーの下唇が赤い！

「タビー君、おかあさんにちょっとお口を見せて…。」

こんな時タビーはあまり嫌がらない。少し嫌々をするだけで苦労すること無く下唇を下げてみる。

　タビーの下唇というよりも歯茎が赤く腫れている。口内炎かな？

いつも通りにご飯も食べているし、ピョンピョン飛び跳ねて遊んでいるのでどこかが具合悪いようには見えない。

　時計を見ると午前11時だったので、急いで支度をして動物病院へ行った。

　1時間ほど待って診察をして頂いた。

口内炎でも腫瘍でもないようで安心した。暫く様子を見ましょう、との事だった。

　悪い病気でなければ良い。

元気で長生きをして欲しい。

タビー、分かった？

日向ぼっこ

　今日は風もなく日差しも温かで猫とゴロゴロするには最適だ。

　こんな穏やかな日を過ごせることに感謝しよつと思う。

　タビーは私が望んで我が家へ来てもらった猫だ。だから幸せに過ごして欲しいと思う。　諸理由から多頭飼いは出来ないので寂しい思いをさせたり不自由を感じさせたりすることも多々有るかもしれない。

　タビーに膝に乗って甘えられたり、可愛い声で遊ぼうと誘わりたりすると、信頼されているんだなと嬉しくなる。

　タビーの笑顔を消してはいけない。と、強く思う。

お待たせ、タビー。

　この1週間は仕事が大変だった。

いつものタビーなら「遊ぼう！」と誘ってくるし、遊ばないと噛みついてくるのだがそれも無かった。

朝「行ってきます」と言ってもタビーは虚ろな目で天井を見上げるだけだった。

後ろ髪を引かれながらも出かけなければならなかった。

　昨日はようやく仕事も落ち着き早く家へ帰る事が出来た。

タビーの遊ぼう攻撃が来るかと思いきや全くそんな事もなくテレビを見ながら一緒に居眠りをしていた。

　お待たせ、タビー。

今日は何をして遊ぼうか…？

おみやげ

　お仕事の帰りにスーパーへ寄ることが多い。

　玄関の扉を開けるとタビーが目を輝かせて待っている。

　靴箱に飛び乗ったり飛び降りたり、私の肩に飛び乗ったりの熱烈歓迎「おかえり」のあいさつが終わるとタビーは、食品などが入った買物カゴの検査を始める。

　好物の「ホタテ」や「まぐろ」がないかのチェックをする。

　毎回「ホタテ」や「まぐろ」を与えていてはキャットフードを食べなくなってしまうので、たまにサプライズで与えることにしている。

　今朝はさっきまで私の手を噛んでぐずっていたが諦めて寝てしまった。

もうすぐ私がお仕事に行ってしまうことが分かっているのだ。

　かわいそうだなと思うが、頑張って働いてタビーに美味しいものを食べさせてやりたい。

　タビー、今日は何をおみやげにしようか…？