昨日、家の外を掃除しているとタビーが2階のベランダから見ていたが、何を思ってか柱を伝って降りようとし出した。
いくらなんでもそれは無理だと思うし、とても危険だ。
「こらっ!」と真面目な声で叱った。
それに気づいたタビーは、はっとした顔をしてやめた。
が、これを2、3回繰り返したので、タビーを側に置いておくことにした。
タビーにしてはいけない事を教える時は、「こら」と言うことにしている。
その時々に合わせて、「こら」「こらこら」「こらっ!」などと言う。
ある時は優しく、ある時は厳しく。
そしてタビーが言うこときいたときは、必ず褒める。心から褒める。
昨日も褒めた。
「おりこうさんにしてたらタビーの大好きなホタテを買ってくるよ。」
「でもタビーがおりこうさんにしなかったら、お魚屋さんにダメって言われちゃうかもしれないよ。」
と、タビーに噛んで含めるように言った。
するとタビーは、カゴの中で静かにしていた。
分かったのかな…?
その後、スーパーへ買い物に行った。
お魚屋さんが「タビー君はおかあさんの言うことをちゃんと聞いておりこうさんにしてましたね。」と言って一番美味しそうなホタテをくれたよ。
と、タビーに話しお昼ごはんを2人で食べた。
タビー、ごめん。
お魚屋さんの話しは創作で…。
でも、一番美味しそうなベビーホタテを選んだんだよ。