ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

赤毛のアン 「きこえるしら」

2018年05月02日 | 音楽
BS朝ドラ再放送「花子とアン」の終了と若くしてこのアニメを監督した
スタジオジブリの高畑監督が亡くなったと聞き
動画でハウス名作劇場「赤毛のアン」を見始めたのですね。
いやぁ、どハマリし過ぎて、二週間前から兵庫但馬におりますが
体調悪いので、横になってスマホで観まくりGB無くなり速度規制かかってしまいました。
二週間弱で20GB使ってしまいました。
(普段は2GB)

私が五年生迄転々としながら過ごした関西では
超人気アニメ「ドラえもん」が確か日曜日朝9:30位から?でした。全盛期なのに……。
で、眠い中その前後に他局で歴代の「世界名作劇場」のアニメを数本連続で放送してました。
「母をたずねて三千里」とか。
で「赤毛のアン」の時間が来るのですが、私は飛ばしていたのです。
何だろう?お喋りの賑やかな女の子の想像&空想豊かすぎる
大げさな表現の内容がウザかったのか?
ひたすら赤毛の女の子が馬車に乗って空飛んでいるのを
生意気と感じたのか?小学校低学年のガキ男子には解らない世界だったのかも。
しかし、小学校音楽教師をしていた叔母が赤毛のアンのアンの大ファンで
今、私が赤毛のアンとグリーンゲーブルズに引き取られる前の悲惨な?「こんにちはアン」に
ハマリまくっている事話したら、舞台のカナダ・プリンスエドワード島に一緒に行こうと誘われ……。
と、この古い家に村岡花子訳の赤毛のアンシリーズ本(昭和29年~)が6冊見つけ
計11巻と知り、ぼーぜんとしております。(疲れ果てそう)
帰京の際大阪で残りを借りて行こうと。

と、赤毛のアンの物語は世界的小説ですが
この高畑監督の全50回の放送
オープニング曲が素晴らしくて!音楽と映像がマッチしまくっていて、
より音楽と映像の素晴らしさが引き立ちます。

"OP「きえこえるかしら」/TVアニメ「赤毛のアン」" を YouTube で見る


曲の展開が一瞬変わった時、白い林檎の花が咲き乱れる道を
馬車が駆け抜けて行く所なんか、もう。
曲のスケールがとても大きく世界観が素晴らしい。
広がる、広がって行く。
このフレーズにこの楽器、ここにあの楽器でオブリ的なフレーズとか、
チョイスが参考になったり、パーカッションのチョイスとか。
こうオーケストラ楽団をフルに使った曲は譜面が大変そう。

墓参りに帰省した大阪のその元音楽教師の叔母に
曲のオーケストラや調を教えて貰い
すっかりこの曲を作曲の研究材料曲となりました。
オンエアされた79年、それから22年経って主題歌を歌った大和田りつこさんは
録音当時と変わらない素晴らしい歌を歌っていました。

"きこえるかしら  大和田りつこ (1999)" を YouTube で見る


すっかり私の「アゲ曲」となっております。
当時、歌番組観たら必ず楽団が演奏していていましたし、
以前のブログ仲間の方も某歌番組でギターやられてましたな。
予算で買いそびれましたが、今でもギターシンセが欲しいです。
ストリングスや、管楽器、フルート等。

この作品、宮崎駿も関わっていたそうですが「アンは嫌いだ」と
ルパン三世の名作「カリオストロの城」の製作に移ったそうですが
このアンが後のスタジオジブリのキャラクターの元になったそうですね。
(先月、漸く「天空の城ラピュタ」を観て「パルス」の意味が分かりました)

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4 コメント

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この楽曲はすばらしい (るる)
2018-09-11 21:17:41
太郎さんと趣味合うじゃないですか
この曲の作りこみがすごくて興味があったんです
歌を入れるのも大変だったろう と思います
でもアニメの歌だからか、あまり話題にならないんですよね
名作劇場の楽曲は素晴らしいものが多くてコレクションから外せません

大和田さんが昔テレビで、この時のREC時の話をしていました
オーケストラを使ったこの曲の楽譜は新聞紙を広げた大きさだったそうで「驚いた」と言うことでした
ただの”マンガの歌”の枠ではなく劇中歌も豊富でミュージカル仕上げであるので、この作品だけで10曲以上はあると思います

終わりの歌に「さめない夢」と言う歌があり
https://youtu.be/WYPaGG96J6A
これはペンタトニックの応用だな?と勝手に思い込み馬鹿みたいに弾いていたこともありました
僕はこのテンポついて行けませんでしたが。
返信する
るるさん (太郎)
2018-09-12 20:02:35
まさか、このテーマにコメント下さる方がいらっしゃるとは。
春から、世界名作劇場中毒です。でも、アンだけは平行しながら10回観てます。
リアルタイムで観ていたのはトムソーヤの冒険、不思議な島のフローネ
小公女セーラでしたが。今、若草物語(1)を観れず
ニコ動で有料なので我慢していまして、
今はペリーヌ物語を観ております。
フローネやペリーヌの曲も好きですが、
「赤毛のアン」はオーケストラが壮大ですし、ダイアナの曲等、
30分アニメに相当な曲を挿入歌使っているので驚きました。
「あまちゃん」の様に音楽も話題になったら、アニメ赤毛のアンコンサートが出来たのではないか?と。
この「走っても、走っても〜」の方が好きな人もいらっしゃいますね。
と、動画アレンジされた動画に、心踊らされてしまいました。
一昨日迄、平行しながらアン観ていたのにアンヲタになりそう。
そうですねぇ、ペンタトニック調かもですね。初めて気にしました。
このアニメ、曲はずっと同じ作曲家の方だと思いますが
滅茶、勉強になります。素晴らしいです。
新聞紙全部開いた程の譜面量になりますよね。

返信する
Unknown (るる)
2018-09-13 18:35:52
太郎さん守備範囲が広いですね
なんでも聞けるのは音楽の幅を広げますよね
最近僕は女性ボーカルばかり聞いてますが・・

さめない~の後半で聞こえるカカカカ ココココと言うパーカッションが好きです
ピアノの最後の音がもう一音欲しい終息感のない終わり方で、まさに”さめないゆめ”と言うタイトルに合ってますね
そうそうダイアナの歌もありましたっけ 
これだけの曲を発注され提供するのは作品に込めた愛があるからですね
音楽に興味を持つ者として世界名作劇場は色々な面ですごく刺激になります

小公女セーラの[ひまわり][花のささやき]も楽曲として素晴らしいです
ただし・・子供が見る番組の歌としてはすごーく”重いうた”・・・だけど好き
動画で全46作見れますが、なみだ涙になってしまうので・・・だけど見たい

返信する
るるさん (太郎)
2018-09-13 20:41:17
いや、守備範囲広いというより、90年代中盤以降のトレンドには
全く対応出来ないのですがね。既に老害呼ばわりしている人も居ますしね。
「思い出は美しすぎて」なんかでもデビT系なオブリも好きで。

と、この頃の歌い手さんは、ホントに歌がお上手ですよね。
そのカカカカ・ココココなんて、もしかしたら
劇中の「アイドルワイルド」や「きらめきの湖」的なイメージだったり?
この世界名作劇場の話、私より上の世代の方だと話に乗って下さるのですがね。
特に、アンや「小公女セーラ」等、代表作は。
セーラは歌からして悲しい歌ですね。
と、意外な引き合わせだったのが、赤毛のアンの最終選考に残ったのが
合格した山田栄子さんと満場一致で合格の筈が落ちた島本須美さん、
島本さんはそのまま12話?迄
映像担当した宮崎監督に連れられ「カリオストロの城」に行くのに
「小公女セーラ」では立場逆転でセーラ(島本さん)を苛めるラビリア(山田さん)という展開にも
注視しながら観ていました。山田さんはラビリアの陰険さが理解出来ず
泣きながら苛めていたそうで。
と、掘り下げるとヲタモードになりました。
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