ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

スラッシュドミネーション2014 3.16

2014年03月18日 | 音楽
ぶりぶりざえもんさんのご好意でスラッシュドミネーション2014参戦してきました。

私自身、ラリーカールトン&デビTのライブレポにも書いた通り
正月以降・・・というか夏前から激しく持病で憔悴しており
不安を持った中での参戦でした。

出演バンドは

・アーティレリー(45分)
・サンクチュアリ (70分)
・VOIVOD(70分)
・エクソダス  (80分・・・実際は100分)

エクソダスを除くと他の3バンドはスラッシュメタルバンドの中では
とても知的な要素が強いバンド達です。

川崎駅でぶりぶりざえもんさんを合流しそしてクラブチッタへ。

1番目、デンマークの伝説スラッシャー(スピードメタルに近い)
アーティレリーが登場。メンバーチェンジが多いバンドのようですが
まだ新しい(若いイケメン)は私の体調からしたら羨ましいと思ってしまった
伸びやかで聴き易い歌声を披露。かなりの声量を使ったヨーロピアンメタルの
ハイトーン型(一般ウケしない私の歌と違い、皆に好かれるハイトーンタイプ)
歌声が響き渡っていました。

2番目、サンクチュアリ。ボーカルのワレルがネヴァモアで世界的な活躍をしていた中
ネヴァモアで活動停止、そして2枚しか出なかったアルバムで
もう1曲目から代表曲を畳み掛けるかのように披露。
ワレル自体はやはりネヴァモアで相当低音を酷使していたのであの
突き抜けるうるさい位のハイトーンは衰えていました。
ここは、同じボーカリストとしてもとても理解できます。
ミディアムテンポの曲が満載でそれなのに、ちょこちょことモッシュピットが出来る。

各バンド20分づつのインターバルを挟み
物販は会場外にタバコを吸いに行く人も。
知り合いともお会いできました。

で、3番目カナダのVOIVOD。

今は亡き看板ギタリスト、ピギーの後釜を
しっかり次いだ沢山のエフェクトを駆使したギターライブ。
ある意味、今回の4バンドの中ではプログレの要素が最高に大きく変拍子等が多く
テクニカルな展開。ボーカルのスネイクもノリノリに。
各パートが色んな個性を沢山出していました。
で・・・私本人が・・サンクチュアリの頃から怪しかったのですが
VOIVODの最中に持病のパニック障害の発作が出てしまい
ステージに集中出来ない状態になってしまい・・・何とも惜しい事に。
ぜーぜー言いながらトイレで頓服を飲むハメに。
ただ、セットチェンジ中に知り合いが「ボクも8年うつ病で外に出られなかったんです」
と教えてくれ今かなりアクティヴに活躍している事が私の中で発作を緩和させてくれ

少し休んで有る程度パニック発作が治まった状態でエクソダスの登場を待ちました。
そうしたら・・・3000人以上は収容できるクラブチッタは満員に膨れ上がりました。
まだか?まだか!?とエクソダスの登場を待ちます。
そして「エキシビットB」のオープニングSEが流れ、会場のボルテージが上がり
爆発するかのように会場はサークルモッシュピットに!
メインアクトという事もあるのかな?昨年のテスタメントもそうでしたが
まあメンバーも大ベテランの凄腕揃いという事もあり
物凄く音が分厚い!
観客が喜ぶお祭りセットリストで大盛り上がり。

いやぁ・・・参戦している人達は30代後半から50代がメインですよ。
病気や怪我だらけの私からしたら信じられない位の大騒ぎ。
腰痛でしゃがみこんでいた目の前で巨大モッシュピット。
これがステージが進むにつれモッシュピットがBブロックも巻き込み始め
最後にはボーカル番長(?)ロブが煽りクラブにしては数千人収容でとても広い満員の
クラブチッタの会場全体がサークリングモッシュとなり恐ろしい事になりました。
因みに、私も参加してしまい5周周りましたが
今度はロブの指示で左右をモーゼの十戒のように二つに分け
合図と共に衝突させる「死の壁」!がガッチーン!と。
あれは恐ろしい・・・。私は流石に参加しませんでしたが
もう岸和田のだんじり状態というか、
地方の危険なお祭りのようにカオスというか危険度MAX。
喧嘩は起きていませんでしがけが人続出。
その中、クラウドサーフでステージ前に肩から全体重かかって落下した
ぶりぶりざえもんさんは結果・・骨にヒビがはいりました。
09年に参加した時エクソダスのライブで
「戦後最大のモッシュピット」なんて言葉が生まれましたが、
今年のは、そんなモノじゃない・・爆弾クラスのモッシュでした。
そこに参加する元気な中年達。(私もですが・・)
エクソダスのステージは20分押しの100分のステージ、午後10時前に終りました。
で、少ないソファーが空いていたので座ったら、隣に座っている男性が
足首を骨折したようで「これからタクシーで救急病院に行く」と・・・。
そして会場外では他の客の怪我でしょう、救急車が来ていました。
そして、ぶりぶりざえもんさんも、救急車呼ぶ等模索したのですが
日曜日という事もあり、どこも電話に出ない。
会場裏のホテルに宿泊したのでホテルでも探してもらいましたが
ぶりぶりざえもんさんは結局、朝イチの新幹線に乗って地元に帰って行かれました。

写真はエクソダスのライブ最中にプラっと出て来ていたVOIVODのメンバー達。
サイン会では無くファンと交流していたので、
ギタリストとドラマー(共に今名前が出ません・・・)のサインを貰い
ギタリストと2人になりましたが写真撮影。(ドラマーは帰っちゃった・・・)
(ガラケーなんで画素数低く、暗いですが)



終演後、2人、ホテルに戻り、私は買出しに行ったのですが
会場裏だったので機材搬出が。その中にはエクソダスのドラマー、トムも居ました。
出待ちをしている人達が10数人居ました。

体調不良&アクシデントと我々にはありましたが
今年のスラドミも大盛況だったのではないかな?
前夜、伊藤正則のラジオで前日の音源がアーティレリー以外の3バンドは
即、ライブ音源が流れましたが
流石に「死の壁」には苦い声のように聞こえてました。

皆さん、安全に。そしてくれぐれもお大事に。

因みにギターアンプは恐らく全てレンタルだと思いますが
アーティレリー(マーシャル・・JVMかな?)
サンクチュアリ(メサブギーレクティファイヤー)
VIOVOD(同上メサブギー)
エクソダス(マーシャルのキャビ、各4台積み×2)(アンプは裏か?見えず)

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2 コメント

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やっと・・・ (ぶりぶりざえもん)
2014-04-02 03:46:14
感想が書けるくらい心身回復しました(笑)

まだ、肩に若干痛みは残っていますが、車の運転が
出来るくらい回復できました。
こんな結果になってしまい余計な心配を掛けて
済みませんでした。

大けがしたけど、コンサートはやっぱり楽しかったですよ!
ExodusやSanctuaryの新作は楽しみだし、
あの雰囲気が好きですね(笑)
でも、ここからは本当の意味での自分にケジメを
つける時期にきてるのでは?と
云う気持ちが強くなってる自分がいます。

メタル聴くのは止める気はありませんが
今のライフスタイルを近いうち終止符を打つ考えです。
しばらくはリアルで会えませんが、
また!!会いましょう!!
返信する
ぶりぶりざえもんさん (太郎)
2014-04-03 15:19:14
思いもよらない事故でしたね。
車が運転できるまで回復されたようで
良かったです。

とにかくエクソダス、凄かったですねぇ。
アレはもう危険状態ですね。

まあ、色んな選択枠がありますから
ご自分の納得出来るライフスタイルに
なって行くと良いですね。

是非、またお会いしましょうね。
返信する

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