本来なら9月のスラッシュドミネーションで来日し
ソドムの大出世作「エージェントオレンジ」再現フルセットライブをやる所でしたが
コロナ渦で泣く泣く中止。
オーバーキル、VOIVOD、ソドムとスラッシュメタル界の
ビッグネームが揃う事が今後有るかな?
全バンド、フルセットライブで客も体力勝負の予定で楽しみにしてました。
そして私、ソドムの作品は一作も持っておらず
Amazonで検索したらバカみたいなプレミア価格で中古市場に流通し
諦める所、マーキーから紙ジャケ使用+ボーナストラック+ライブ盤が付いてくる
CDを頂きました。(有難う御座います)
何で「エージェントオレンジ」なんて奇妙な名前が付いているんだろ?と
ずっと思ってました。
それがベトナム戦争でアメリカ軍が化学兵器「枯葉剤」を意味する
コードネームだったとは。ベトちゃん、ドクちゃんという
2人が合体した奇形児が生まれ日本で大きく扱われてましたしね。
今は援助で分離手術し片方が元気なんですよね。
この作品、かなり期待していたのですが
スレーヤー系の2ビート直進スラッシュメタルで
バリエーションが広くない‥それが第一印象でしたが
コレが聴き込むと病みつきになりました。
幅は広く無い中、色んな引き出しが散りばめられていて
展開も有り、アコースティックパート迄有るという。
以前のソドムを存じ無いのですが、
かなりツボにハマってしまいます。
この曲はソドム、オーバーキル、エクソダスという
スラッシュメタル界ビッグ10が揃い踏みした時
この曲をプレイし思いっきり盛り上がってましたな。
パンキッシュな要素も有りますね。
07 - Sodom - Ausgebombt [HQ]
以前のソドムはドイツ三羽烏の1組、コレまた直線スラッシュのクリーターが初期
演奏レベルがアマチュアクラスだったと同様、演奏レベルは高くなかったとの事。
ドイツのスラッシュメタル、ディストラクション、ソドム、クリーターは
トリオ編成のバンドが多かったですね。
クリーターはギタリスト増やし4人編成となり、
ディストラクションも4人編成時期でテクニカルな事やってましたね。
ソドムは今4人編成だそうですが、前回スラッシュドミネーションで観た時は
3人トリオ編成でギターの音がギラギラしてました。
ソドムは前作EP等でギタリストがフランク加入で
演奏レベルが格段に上がったそう。斬れ味鋭いリズムギター
16分音符で刻みまくるリフにタッピングとアーミングが多く
かなり評価が高いですね。私個人的にリードに関しては
フレーズの弾き終わりが雑に感じるのですが
この後移籍したクリーター加入の「コマオブソウル」で
リードに関しては更に進化したのでは無いかなぁ?と。
このフランクというギタリストは評価高いですね。
直線スラッシュメタル同士だったソドムとクリーターは
メンバーチェンジが多く、クリーターには元ソドムというメンバーが
結構多い感じしますね。
ソドムのドラマー、クリスはドラミングが格段に上昇し
それが天狗且つ非常に扱い辛い人間になってしまい
ファンにも偉そうに振る舞ったり、その人間性やバンドレコーディングの空気に
嫌気が差したフランクはこの作品をRECした後
脱退しクリーターに加入し先述の作品でメンバーになると。
リーダーでボール/ベースのトムは
フランクが脱退した事にクリーターにもフランクにも恨みは無い、
むしろバンド内が滅茶苦茶な人間関係になった事で誰かが
出て行かねばならなかったと。
ツアーに出た時、ギタリストはサポートギタリストだったので
フランクが居ない事に動揺するファンへの説明が大変だったそうな。
その後脱退したクリスは年月が経ち復帰するも
ドラッガーが祟り、亡くなってしまうのですが。
それにしても、スレーヤーの「レインインザブラッド」のクレージーさ
バイオレンスさに対抗出来る凄いアルバムに感じます。
コンセプトが一貫としており、色んな引き出しを持ち
本作8曲は飽きず、作品に集中してしまう名作ですね。
戦争が主題ですがドイツは敗戦国で悪名高き
ナチスドイツが残虐行為し後世迄残る悲劇の為
母国ドイツの戦争内容は書きづらいそうで、
ベトナム戦争に主軸を置いたそうな。
酷い契約で別に職業を持たなくてはならなかったメンバー、
トムは貧しい家庭で親子共に炭鉱夫をしていたそうですが
今作が売れ、多くは無いギャラだけど
音楽に専念出来る様になった様で。
しかし‥スラッシュドミネーションで今回、彼等を見れなかったのが
非常に残念です。
ソドムの大出世作「エージェントオレンジ」再現フルセットライブをやる所でしたが
コロナ渦で泣く泣く中止。
オーバーキル、VOIVOD、ソドムとスラッシュメタル界の
ビッグネームが揃う事が今後有るかな?
全バンド、フルセットライブで客も体力勝負の予定で楽しみにしてました。
そして私、ソドムの作品は一作も持っておらず
Amazonで検索したらバカみたいなプレミア価格で中古市場に流通し
諦める所、マーキーから紙ジャケ使用+ボーナストラック+ライブ盤が付いてくる
CDを頂きました。(有難う御座います)
何で「エージェントオレンジ」なんて奇妙な名前が付いているんだろ?と
ずっと思ってました。
それがベトナム戦争でアメリカ軍が化学兵器「枯葉剤」を意味する
コードネームだったとは。ベトちゃん、ドクちゃんという
2人が合体した奇形児が生まれ日本で大きく扱われてましたしね。
今は援助で分離手術し片方が元気なんですよね。
この作品、かなり期待していたのですが
スレーヤー系の2ビート直進スラッシュメタルで
バリエーションが広くない‥それが第一印象でしたが
コレが聴き込むと病みつきになりました。
幅は広く無い中、色んな引き出しが散りばめられていて
展開も有り、アコースティックパート迄有るという。
以前のソドムを存じ無いのですが、
かなりツボにハマってしまいます。
この曲はソドム、オーバーキル、エクソダスという
スラッシュメタル界ビッグ10が揃い踏みした時
この曲をプレイし思いっきり盛り上がってましたな。
パンキッシュな要素も有りますね。
07 - Sodom - Ausgebombt [HQ]
以前のソドムはドイツ三羽烏の1組、コレまた直線スラッシュのクリーターが初期
演奏レベルがアマチュアクラスだったと同様、演奏レベルは高くなかったとの事。
ドイツのスラッシュメタル、ディストラクション、ソドム、クリーターは
トリオ編成のバンドが多かったですね。
クリーターはギタリスト増やし4人編成となり、
ディストラクションも4人編成時期でテクニカルな事やってましたね。
ソドムは今4人編成だそうですが、前回スラッシュドミネーションで観た時は
3人トリオ編成でギターの音がギラギラしてました。
ソドムは前作EP等でギタリストがフランク加入で
演奏レベルが格段に上がったそう。斬れ味鋭いリズムギター
16分音符で刻みまくるリフにタッピングとアーミングが多く
かなり評価が高いですね。私個人的にリードに関しては
フレーズの弾き終わりが雑に感じるのですが
この後移籍したクリーター加入の「コマオブソウル」で
リードに関しては更に進化したのでは無いかなぁ?と。
このフランクというギタリストは評価高いですね。
直線スラッシュメタル同士だったソドムとクリーターは
メンバーチェンジが多く、クリーターには元ソドムというメンバーが
結構多い感じしますね。
ソドムのドラマー、クリスはドラミングが格段に上昇し
それが天狗且つ非常に扱い辛い人間になってしまい
ファンにも偉そうに振る舞ったり、その人間性やバンドレコーディングの空気に
嫌気が差したフランクはこの作品をRECした後
脱退しクリーターに加入し先述の作品でメンバーになると。
リーダーでボール/ベースのトムは
フランクが脱退した事にクリーターにもフランクにも恨みは無い、
むしろバンド内が滅茶苦茶な人間関係になった事で誰かが
出て行かねばならなかったと。
ツアーに出た時、ギタリストはサポートギタリストだったので
フランクが居ない事に動揺するファンへの説明が大変だったそうな。
その後脱退したクリスは年月が経ち復帰するも
ドラッガーが祟り、亡くなってしまうのですが。
それにしても、スレーヤーの「レインインザブラッド」のクレージーさ
バイオレンスさに対抗出来る凄いアルバムに感じます。
コンセプトが一貫としており、色んな引き出しを持ち
本作8曲は飽きず、作品に集中してしまう名作ですね。
戦争が主題ですがドイツは敗戦国で悪名高き
ナチスドイツが残虐行為し後世迄残る悲劇の為
母国ドイツの戦争内容は書きづらいそうで、
ベトナム戦争に主軸を置いたそうな。
酷い契約で別に職業を持たなくてはならなかったメンバー、
トムは貧しい家庭で親子共に炭鉱夫をしていたそうですが
今作が売れ、多くは無いギャラだけど
音楽に専念出来る様になった様で。
しかし‥スラッシュドミネーションで今回、彼等を見れなかったのが
非常に残念です。
OverKillやVoivodの新作や旧作を聴き直したりしてたので、
期待度はかなり高かったけど…コロナめ…!!(怒)
Sodomにしてもついに4人編成になったわけですから
ライヴでどうなるのか楽しみにしてました。
今回は、太郎「Agent Orange探しに行こう~」から始まって
私が「待った!!」を掛けたところから始まりました(苦笑)
理由はテイチク盤、バカみたいにボッタクリ価格になってます。
Sodomやファンに対して失礼な表現になりますが。
「Agent Orange」聴き込めばSodomを語れます(笑)
ガチな話、それだけSodomとは何ぞや?と尋ねられたら
「Agent Orange」を聴かせるだけで、こういうバンドだと
納得させることが出来るアルバムです。
「Percection Mania」も再発してくれるか期待してましたが、
「来日記念」として「Agent~」だけだったのが残念です。
如何に復帰したフランク(g)の存在が大きかったか痛感しますね。
トム(Vo/b)が絶対的リーダーなのは認めますが
司令塔とキーマンの足並みが揃えば歴史的名盤を残せる
良い事例かもしれませんね。
トム・エンジェルリッパーいわく、クリス・ウイッチハンターはフルタイムの酒飲みでパートタイムのミュージシャンと昔のインタビューで語っておりました。
もう最低ですね。世界中にコロナばら撒き、更にその他。
今回メンツはオールドファンが多いかもですが、
若者にもウケる組合せではなかったかな?と思います。
ホント残念且つ悔しいです。洋楽メタル系イベントはどんどん衰退してますから。
エージェントオレンジネット価格見て驚愕しました。
教えて頂く迄、存じなかったですからねぇ。
今回は紙ジャケ仕様、収納にも非常に優しいサービスです。
この作品は沼にハマりそうです。何度も聴きたくなりますね。
やはりエージェントオレンジ再現フルセットという話題で宣伝しているだけに
エージェントオレンジから様子見る形だったかもですね。
人気復興し需要有れば再発する予定だったかも?
クリスはクレージーになってしまいREC現場も最悪だったそうですが
もしかしたら一番良いタイミングでレコーディング出来たのかですね。
その前にフランクが愛想尽かせばこの作品は良質でリリースされなかったでしょうし。
スラドミでブッキングされた時はお互い顔を合わせない様に
つい立迄立てるという険悪さに驚きましたがサタニック路線も
ヴェノムの影響が大きかったのでしょうね。
特に日本では燃えろ!誌が独占的に幅を利かせていましたから
特にデスメタル、ブラックメタル的ルーツを持つバンドは
思いっきり日本では正当な評価を当時は受けなかったのでしょうね。
私がリアルタイムで聴いても、次に聴いていないかもですし。
フルタイムのドリンカーで悪態つきまくりでも、嫌な思いし愛憎有ったかもですが
亡くなってもトムに乾杯を捧げるぞ!と2010年には言って貰えるなんて。
フルタイムで飲むアル中で人格変わる程シャレにならない程病みすぎたんですね。