運命の糸が切り切れないバンド達

ロックバンドの亀裂はやはり特に皆が凄い才能を持って居るバンドは
エゴのぶつかり合いでバンドが崩壊していく事が多いです。
これまで、一度も、そういう局面が無かった、ベテランバンドがどれだけあるだろう？
ＺＥＰもボンゾの死で解散した後、ずっと続いていたらどうなるか？
まあ、これは誰にも判らない事ですが、
やはり、バンドと言っても人間関係。
私でも20年来の親友付き合いしていた人間と「怠け病、死ねば」という言葉で
縁が切れ、やはり人間恐怖症になったりする局面もあります。
今の所は一生縁を修復する気持も無いし。
自分自身、「人間が大分曲がってしまったなぁ」と思う時も多々あります。
皆、私より10年先を歩いていると思ったり。

ちと、ズレましたが、

バンドは勿論、ビジネスも関わりますが、Ｄパープルのようにお金のために再結成しても
リッチーブラックモアとイアンギランの犬猿の仲、エアロスミスでも
ジョーペリーとブラットウィットフォードが脱退した時期が有るし。
中には、某バンドの様に、二大巨頭独裁政治をして、最後は一人になったり、
まあ、色々ある訳ですね。
そして、私の最も好きなブリティシュＨＲ/ＨＭでもジューダスプリーストと
アイアンメイデンというヘビーメタル、両巨頭バンドが存続の危機になった時期が
有ります。
プリーストは看板ボーカリスト、メタルゴッドの象徴、私の最も尊敬するボーカリスト
ロブハルホードがソロプロジェクト始動からマネージメントのねじれになり、最終的にも
メンバー同士の絶縁。
アイアンメイデンはソングライターの一人、エイドリアンスミスの脱退、その後
ボーカルのブルースデッキンソンの脱退。
お互いのバンド、長い間、人間関係の断絶も有りました。

プリーストからロブが抜けた時はあまりのショックと、それが大分和らいだ後に
ロブとプリーストで2つで、良質の作品が聴けると思ったのですが、
両方とも、とんでもない方にいってしまい。
メイデンも路線は変らなかったのに、作品が面白くない、そして、新ボーカリスト
ブレイズの歌がかわいそうな事ですがメイデンに合わなかった。
（ブレイズはその事が直接の原因かは判りませんが、私と同じ病仲間？になります）

しかし、バンドや男女もこの人じゃないとダメという運命の繋がりがあるんですねぇ。
ロブもブルースもメタル屋として再生させたのはトライブオブジプシーズの
天才ギタリスト、ロイＺがプロデュースした事もありますね。
（トライブ～はサンタナ系のバンドだと思いました）

そして、マリアナ海溝より深い確執とも言われた、グレンとロブの和解でオリジナルの
プリースト復活。武道館で凄まじいライブを見せてくれました。

メイデンも、ブルースの復活は勿論、エイドリアンまで！！と思いました。
コレは、純粋に嬉しかったです。これがトリプルギター編成となり・・・。

マイケルシェンカーと、ゲーリーバーテンが組むとの話もありますし。

まあ、やはり、切りきれない縁の糸って有るんですね。