![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/9f/b5e5daeb336db04f0726a5abcd6ea515.jpg)
いよいよ、「神」マイケルシェンカーフェストですね。
とにかくマイケルシェンカーはUFOと久々のMSGで
「帰っちゃった公演」を見られた方が数人いらっしゃるので
怖くて中々チケット取る勇気が起きませんでした。
そして、これまた前科が多すぎる、お目当てのボーカリスト
「横山のやっさん」事、グラハムボネットがコレまた・・・。
良い人らしいのですが、二人共にメンタル面での問題
(病気でしょう。特にマイケルはUFO時代のストレスでアルコール&ドラッグ中毒で
何度もやっておりますからね。同じくグラハムもメンタルヘルス系でしょう)
初めて観る「生マイケルシェンカー」。
出演したバンドの中では一番ギターの歪み、ゲインが低いマイケル、
17歳でUFOに引き抜かれノイローゼで失踪、
こういうタイプは年齢を重ねてから安定するという私の周りでも
多くの現実があり、落ち着いている様です。
私はマイケルシェンカーのギターと楽曲に大きな影響を受けました。
そしてトレードマークのギブソンフライングV。
現在はDEANですが、62歳になった今、昨年のジョージリンチと共、
いや、少ない機材でサスティンで見事なプレイをするマイケル、
本当に驚きです。というか、絶対衰えていないだろうと思っておりました。
そして最近ではすっかり見なくなってしまったマーシャルアンプの壁!
アンプのスイッチは全部ONになっておりました。
JCM800のゲイン付きでしょうかね?(JICKさんも使っていた)
(元々は1959のイメージなんですが)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d0/24ac2410b9ce88c2f9ccf79da026f7e0.jpg)
以前はクライビー・ワウペダルだけで半踏み状態でサウンドメイクして
それが世のギタリストに大きな影響を与えました。
今はペダルを使っているのか不明ですが
(10年前はBOSSのODやディレイ、ダイムバックモデルワウを使って
多くのマイケル信者をガッカリさせた事も)
でも今のマイケルの音はとにかくゲインが低くしっかりしたハンマリングで
全くミストーンも無いプレイをしていました。
ビルドアップしているジョージリンチと同じく一時髭ダルマのようになったマイケルも
しっかりビルドアップ。62歳に見えません。
そしてそのジョージリンチが「僕は自分のギターと沢山のエフェクターに頼らないと
安心してプレイ出来ないのに、借り物のフライングVとマーシャルアンプだけで
さっさとレコーディングして帰ったというマイケルシェンカーが信じられないよー!」と
10年以上前に語っていたのを思い出しました。
正直今回のメンバーは、というかMSGはマイケル側に雇われた
過去在籍したメンバーで、今回出演したアクトの中でも
グルーブが殆ど感じられません。
でも、それは承知の事。マイケルと歴代ボーカリスト達を見たくて、
そして往年の名曲を聴きたくてやって来ているのですから。
「神」と呼ばれた(日本だけ?)マイケルのギターを聴きたくて。
とにかく、私は唯一、殆どの楽曲をプレイしてくれるアクトで
とても嬉しかったです。
大歓声で登場し哀愁のインストをプレイして
本編1曲目からインストの名曲「イントゥージアリーナ」を。
久々に見た(生は初ですが)ベーシストのクリスグレンは
驚く程、更に「横に三倍」位になって元気にブリブリベースを弾いていました。
そしてMCで初代MSGボーカリスト、ゲーリーバーテンを呼び込みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ab/ab877bdcde060e895939d19e01d9d9b8.jpg)
初期2作、名盤2作の楽曲のメロディーの多くを作ったゲーリーバーデン(ゲリバデ(汗))
「レッツスリーピングドックライ」「ヴィクティムイリュージョン」
「アタックオブマッドマックスメン」そしてマイケルシェカーで一番最初に通る事が多い
「アーム&レイディー」とゴールデンヒッツを。
とにかくMSGに加入したからにはかなり高いKeyを要求される楽曲。
衰えて当たり前。その中で一番顕著に衰えている事を知っているファン達は
暖かくゲーリーを受け止めます。
1st、2ndから名曲のラッシュですね。
そしてボーカリストの本命グラハムボネット。
トレードマークの白いスーツに、額は後退&薄くなりましたが
これまたトレードマークのリーゼントでは無くオールバックにティアドロップサングラスで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/89/200d3816fbfe87a7be4bfdee4893fcdd.jpg)
グラハム期は私個人、ライブで「アソートアタック」そして超絶高域の
「サーチングフォーリーズン」をライブで歌った事があり、大変な高域を
維持せねばならないのですが、衰えは当然ありながら果敢に
「ダンサー」を歌いました。(後ろのコーラスに居たのはロビン?)
展開が素晴らしい「デザートソング」も。
マイケルも絶好調!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/99/850e340ec163290f817762922f781fd6.jpg)
4作目「限りない戦い」からは「キャプテンネモ」だけ。
アメリカ志向にチェンジし、ファン離れを引き起こしたものの
新しいファンも獲得したマッコーリーシェンカーグループに改名した
ロビンマッコーリーが呼ばれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/42/8446c085866fa60d9eeec4e7a407e85e.jpg)
予想しておりましたが、やはりロビンの声が一番元気で
歌のフェイクも全く無く、歌声にパンチが有ります。
3人のボーカリストは多くのボーカリストが加齢で声が細くなり
チト高めな声質となる事が多いですが(私も)ロビンも幾分細くは成りつつも
歌声がイキイキしています。
私、「パーフェクトタイミング」は聴いていなく
このアルバムの曲だけ存じませんでした。
リアルタイムだった「セイブユアセルフ」マイケルのあの鐘の音も。
私、未だ上手く鳴らせませんね。
マイケルはペンタトニックスケールがメインですが
色んなスケールも散りばめてきますね。
ハードロック/ヘビーメタルギタリストが練習した
ハーモニックマイナースケール等の散りばめ方も絶妙。
軽快なアメリカ志向の「バッドボーイズ」迄MSG。
欲を言えばアコースティックの「ナイトメア」聞きたかったなぁ。
本編最後、UFOの「ロックボドム」までロビンがボーカルを務めます。
勝手にアンコールの「ドクタードクター」で3人のボーカーリストで合唱。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/34/6e7c0b0b9c8eed034d1f0e08b6749b3f.jpg)
これまで幾分テンポ(BPM)を落として全ての楽曲をプレイしてきた
MSGですが、オーラスのこの曲だけはグルーブを感じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/6d/09c18e87a770bfcbcf85177ddbbe30cc.jpg)
そして全てを終えカーテンコールを。
全体を通して感じたのですが、今年のカメラワークは良いとは思いませんでした。
MSGなんかは主役もマイケルとボーカリストばかりを映して
クリスはちょっと、キーボード&サイドギター、ドラマーは
殆ど映しませんでした。幾らマイケル主役と云っても
ここには正直不満を感じていました。
ただ、ラウドネス、アウトレイジ以外、殆ど楽曲を知らないバンドの中
(アポカリプティカは例外)マッコーリー時代は1曲知らなかっただけで
殆どの曲を知って最後まで合唱してテンションを持ち直し
そしてテンションも上がったMSG、チケットは高かったけど
一度でも観れて良かったです。
前夜、アウトレイジと伊藤正則が
ラウパレポでスレーヤーのライブの凄さを語っていたのですが
彼らが全身ボロボロでこのスタイル、プレイ、テンションを
これから先は維持出来ない事は分かっているから
「今の」スレーヤーを観て置いて欲しいと言っていたように
皆、何時観れなくなるか分からないですからね。
(ロニージェイムスディオの様に)
長いレポート、読んで下さり有難う御座いましたm(__)m
ラウドパーク、マイケルシェンカーフェストのセットリスト。
Searching For Freedom
Into the Arena
Let Sleeping Dogs Lie
Victim of Illusion
Cry for the Nations
Attack Of The MAD Axman
Armed and Ready
Coast to Coast
Desert Song
Dancer
Broken Promises
Assault Attack
Captain Nemo
No Time For Losers
This is My Heart
Save Yourself
Bad Boys
Rock Bottom
Doctor Doctor
とにかくマイケルシェンカーはUFOと久々のMSGで
「帰っちゃった公演」を見られた方が数人いらっしゃるので
怖くて中々チケット取る勇気が起きませんでした。
そして、これまた前科が多すぎる、お目当てのボーカリスト
「横山のやっさん」事、グラハムボネットがコレまた・・・。
良い人らしいのですが、二人共にメンタル面での問題
(病気でしょう。特にマイケルはUFO時代のストレスでアルコール&ドラッグ中毒で
何度もやっておりますからね。同じくグラハムもメンタルヘルス系でしょう)
初めて観る「生マイケルシェンカー」。
出演したバンドの中では一番ギターの歪み、ゲインが低いマイケル、
17歳でUFOに引き抜かれノイローゼで失踪、
こういうタイプは年齢を重ねてから安定するという私の周りでも
多くの現実があり、落ち着いている様です。
私はマイケルシェンカーのギターと楽曲に大きな影響を受けました。
そしてトレードマークのギブソンフライングV。
現在はDEANですが、62歳になった今、昨年のジョージリンチと共、
いや、少ない機材でサスティンで見事なプレイをするマイケル、
本当に驚きです。というか、絶対衰えていないだろうと思っておりました。
そして最近ではすっかり見なくなってしまったマーシャルアンプの壁!
アンプのスイッチは全部ONになっておりました。
JCM800のゲイン付きでしょうかね?(JICKさんも使っていた)
(元々は1959のイメージなんですが)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d0/24ac2410b9ce88c2f9ccf79da026f7e0.jpg)
以前はクライビー・ワウペダルだけで半踏み状態でサウンドメイクして
それが世のギタリストに大きな影響を与えました。
今はペダルを使っているのか不明ですが
(10年前はBOSSのODやディレイ、ダイムバックモデルワウを使って
多くのマイケル信者をガッカリさせた事も)
でも今のマイケルの音はとにかくゲインが低くしっかりしたハンマリングで
全くミストーンも無いプレイをしていました。
ビルドアップしているジョージリンチと同じく一時髭ダルマのようになったマイケルも
しっかりビルドアップ。62歳に見えません。
そしてそのジョージリンチが「僕は自分のギターと沢山のエフェクターに頼らないと
安心してプレイ出来ないのに、借り物のフライングVとマーシャルアンプだけで
さっさとレコーディングして帰ったというマイケルシェンカーが信じられないよー!」と
10年以上前に語っていたのを思い出しました。
正直今回のメンバーは、というかMSGはマイケル側に雇われた
過去在籍したメンバーで、今回出演したアクトの中でも
グルーブが殆ど感じられません。
でも、それは承知の事。マイケルと歴代ボーカリスト達を見たくて、
そして往年の名曲を聴きたくてやって来ているのですから。
「神」と呼ばれた(日本だけ?)マイケルのギターを聴きたくて。
とにかく、私は唯一、殆どの楽曲をプレイしてくれるアクトで
とても嬉しかったです。
大歓声で登場し哀愁のインストをプレイして
本編1曲目からインストの名曲「イントゥージアリーナ」を。
久々に見た(生は初ですが)ベーシストのクリスグレンは
驚く程、更に「横に三倍」位になって元気にブリブリベースを弾いていました。
そしてMCで初代MSGボーカリスト、ゲーリーバーテンを呼び込みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ab/ab877bdcde060e895939d19e01d9d9b8.jpg)
初期2作、名盤2作の楽曲のメロディーの多くを作ったゲーリーバーデン(ゲリバデ(汗))
「レッツスリーピングドックライ」「ヴィクティムイリュージョン」
「アタックオブマッドマックスメン」そしてマイケルシェカーで一番最初に通る事が多い
「アーム&レイディー」とゴールデンヒッツを。
とにかくMSGに加入したからにはかなり高いKeyを要求される楽曲。
衰えて当たり前。その中で一番顕著に衰えている事を知っているファン達は
暖かくゲーリーを受け止めます。
1st、2ndから名曲のラッシュですね。
そしてボーカリストの本命グラハムボネット。
トレードマークの白いスーツに、額は後退&薄くなりましたが
これまたトレードマークのリーゼントでは無くオールバックにティアドロップサングラスで。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/89/200d3816fbfe87a7be4bfdee4893fcdd.jpg)
グラハム期は私個人、ライブで「アソートアタック」そして超絶高域の
「サーチングフォーリーズン」をライブで歌った事があり、大変な高域を
維持せねばならないのですが、衰えは当然ありながら果敢に
「ダンサー」を歌いました。(後ろのコーラスに居たのはロビン?)
展開が素晴らしい「デザートソング」も。
マイケルも絶好調!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/99/850e340ec163290f817762922f781fd6.jpg)
4作目「限りない戦い」からは「キャプテンネモ」だけ。
アメリカ志向にチェンジし、ファン離れを引き起こしたものの
新しいファンも獲得したマッコーリーシェンカーグループに改名した
ロビンマッコーリーが呼ばれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/42/8446c085866fa60d9eeec4e7a407e85e.jpg)
予想しておりましたが、やはりロビンの声が一番元気で
歌のフェイクも全く無く、歌声にパンチが有ります。
3人のボーカリストは多くのボーカリストが加齢で声が細くなり
チト高めな声質となる事が多いですが(私も)ロビンも幾分細くは成りつつも
歌声がイキイキしています。
私、「パーフェクトタイミング」は聴いていなく
このアルバムの曲だけ存じませんでした。
リアルタイムだった「セイブユアセルフ」マイケルのあの鐘の音も。
私、未だ上手く鳴らせませんね。
マイケルはペンタトニックスケールがメインですが
色んなスケールも散りばめてきますね。
ハードロック/ヘビーメタルギタリストが練習した
ハーモニックマイナースケール等の散りばめ方も絶妙。
軽快なアメリカ志向の「バッドボーイズ」迄MSG。
欲を言えばアコースティックの「ナイトメア」聞きたかったなぁ。
本編最後、UFOの「ロックボドム」までロビンがボーカルを務めます。
勝手にアンコールの「ドクタードクター」で3人のボーカーリストで合唱。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/34/6e7c0b0b9c8eed034d1f0e08b6749b3f.jpg)
これまで幾分テンポ(BPM)を落として全ての楽曲をプレイしてきた
MSGですが、オーラスのこの曲だけはグルーブを感じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/6d/09c18e87a770bfcbcf85177ddbbe30cc.jpg)
そして全てを終えカーテンコールを。
全体を通して感じたのですが、今年のカメラワークは良いとは思いませんでした。
MSGなんかは主役もマイケルとボーカリストばかりを映して
クリスはちょっと、キーボード&サイドギター、ドラマーは
殆ど映しませんでした。幾らマイケル主役と云っても
ここには正直不満を感じていました。
ただ、ラウドネス、アウトレイジ以外、殆ど楽曲を知らないバンドの中
(アポカリプティカは例外)マッコーリー時代は1曲知らなかっただけで
殆どの曲を知って最後まで合唱してテンションを持ち直し
そしてテンションも上がったMSG、チケットは高かったけど
一度でも観れて良かったです。
前夜、アウトレイジと伊藤正則が
ラウパレポでスレーヤーのライブの凄さを語っていたのですが
彼らが全身ボロボロでこのスタイル、プレイ、テンションを
これから先は維持出来ない事は分かっているから
「今の」スレーヤーを観て置いて欲しいと言っていたように
皆、何時観れなくなるか分からないですからね。
(ロニージェイムスディオの様に)
長いレポート、読んで下さり有難う御座いましたm(__)m
ラウドパーク、マイケルシェンカーフェストのセットリスト。
Searching For Freedom
Into the Arena
Let Sleeping Dogs Lie
Victim of Illusion
Cry for the Nations
Attack Of The MAD Axman
Armed and Ready
Coast to Coast
Desert Song
Dancer
Broken Promises
Assault Attack
Captain Nemo
No Time For Losers
This is My Heart
Save Yourself
Bad Boys
Rock Bottom
Doctor Doctor
流石に血管ブチ切れは無理そうでしたが。
ダンサーは幾分フェイクで、高いKeyはロビンらしき
コーラスが随分フォローしました。
まさかダンサーをやるとは思いませんでしたよ。
「グラハムを救え!」から随分救われた気がします(笑)