ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ゲーリームーアの「ワイルドフロンティア」時インタビュー

2008年07月31日 | 音楽
時の流れは恐ろしいです・・・・。

あるギターフレーズをカバーしようと昔の雑誌を昔のYG誌を探していたら
87年9月号の「ロッキンF」が出てきまして。
ロッキンFはミーハー的だったので、殆ど捨てたと思っていたら
出てきたので、開いて見ると、以前探していた、ゲーリームーアが
シャーベルのストラト(フェンダーに近いシェイプ)を弾いている写真で
インタビューを受けていました。
どうも、この頃から、ハ-ドロックフィールドからのチェンジを
思わせるような言葉が。

で、内容は機材の話が多いですね。
このアルバムは生ドラムではなくてリズムマシーンでレコーディングされていて
コンピュータものは「曲に集中するのに良いね、他人に気を使わずに
リズムパターンを探求できるんだ。スタジオで時間を気にしながら
作曲するなんてバカバカしいよ。コンピュータも一度覚えてしまえば
簡単なモンだ」と、今主流のDTM系をゲーリーは早々と
やっていたんですねぇ。もう、CMなんかコンピュータミュージックが
相当数占めていましたし、こういうトレンド(?)に乗り遅れがちな
ロックンローラーがかなり多かったですね(しかも高価でしたし)

そして、ハードロックフィールドのプロデューサーは起用しないと。

当時、テクニック天国となっていた時流なんでその事については
「テクニックに流されないでフィーリングを持っているかどうかだよ。
エディヴァンヘイレンが出現した時彼はギタープレイに大きな変革を
もたらした。エディのプレイを聴いた時、ああいったプレイは
彼に任せるべきと思った。しかし、皆が彼の後に続いた。
ファッションになってしまったんだ」

と・・・・ロッキンFなのに、ギターの事ばかりで意外です。

そして、イリアンパイプスというアイルランドの
管楽器を演奏してもらったと。

使用機材については
ヘイマー、シャーベル、PRS、グレッチファルコン、
ハーモニー部でレスポールJrを使ったそう。
ヘイマーやシャーベルはメタリックなサウンドに使うよ・・と。
(でもメタリックではないけどね・・とコメントが)
アンプはいつもマーシャル、スタジオではギャリエンクリューガー(GK)。
「ザ・ローナー」はGKでレコーディングされたそうな。(初耳)

エフェクター類は殆どスタジオでは使用していないと。ライブでは
555コーラスエコー、リバーブはMIDIリバーブⅡ、
アイバニーズのチューブスクリーマー、ディメンジョンC。
昔はスタジオにあるような2Uのデメンジョンを使っていたけど
小さいペダルで十分。エフェクターは色々試したけど、
結局マーシャルに戻ってきてしまう気がするね。・・・でした。
しかしマーシャルは当時のトレンドのように改造はしないと。

ライブでギターを頻繁に取り替えるのは嫌いだから
せいぜい使うのは2本だったそうです。

あぁ・・・探していたからスッキリした!

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