私事が2つ続き恐縮ですが(長文なので、スルーして頂いても)
ライブより数日前、以前記事にした現役ベテランプロセッションミュージシャン6人組の
リハバンに取り合えずトラ(代役)として参加してまいりました。
ギタリストは3人目だそうで、現在のレギュラーギタリストさん(BLUES系)は
音楽での仕事量が激減し一般のガテン系で働いているそうでまだ2回しか
リハに来れていないと・・で以前リハバンやっていた付き合いの
レインボートリビュートバンドのリーダー(ベーシスト)から
4月ごろから依頼が来ていましたが、5月ならギリギリ空いていたので
参加すると連絡したのですが、取り合えず覚える曲数が多く求められ。
ドラマーの方だけはロックの仕事が多いみたいで
和製ボンゾ(ZEPのジョンボーナム)です。細かな所にロールやシンバル捌き等
要所要所に入れてくる前から、お手合わせさせて頂きたいと思っていた方で。
他のメンバーの方の肩書きは皆「JAZZミュージシャン」です。
まあ、個性の強い30年以上現役でプレイし今でも音楽でメシを食べている人達なんで
とにかく仕事が速いです。
腕前は当然条件として、譜面渡されて即、初見でアレンジを加えセッション始めます。
私、持病の記憶障害&老化と、タブ譜すら読むとパニック発作起きるのですが
渡されるのは五線譜です。おまけにリハーサルアンサンブルは2年のブランク。
既存の曲を8分以上のメドレーを含め、得意では無いプレイ等
7曲を10日弱、短期間で詰め込んだので肩を痛めている私、2回整体に行きながら
カバーだけで一杯一杯だったのですが
新たにオリジナル曲譜面を3曲渡され、「そんな難しい曲じゃないからさ」とそのままアンサンブル。
他のメンバーさんは50歳以上のベテランなので初見で理解し
そくさまアレンジを加え仕上げます。
私は、譜面に付いていくのに必死所か周回遅れ、
激しく動くベースのラインを聴きながら何とか合わす。
「ここに、色々オブリを入れて」「ここは♭5にして」「音は輪郭がハッキリでディレイ抜いた方が良いね」
仕事では無くリハーサルバンドなので厳しくはなく優しく対応してくれるのですが
中々のプレッシャー。
音源を聴くと、空間の多い曲ですがシンプルな曲も多く今やれて譜面に付いていけば
何とかバッキングと軽いオブリ位は入れられそうなのですが
コード展開も速い上、16ビート且つオブリを沢山入れ込めれるモノも、ひたすら1コード♯9thで逃げ切ったり。
スタジオの端に作曲家の人が来ていて、メンバーのプレイを聴きながらインスピレーションで
作曲作業(譜面書き)しています。
まあ、ここから本題なのかもですが
随分サボっていた譜面の勉強とすっかり忘れさった沢山のJAZZ系コード
後、一番痛感したのが「ヴォイッシング」の引き出しの少なさ・・・・
ここはホント痛い所でした。
機材は仕方なく引退させてたアイバニーズS540FMで練習していたのですが
ネックはストレートっぽいのにビビるので、リフレットが必要かも・・(25年リペアしていないし)
やはりビビりが気になり、使いづらいロータリーPUスイッチのPRSカスタム22を持って行きました。
どうもアーム付きが喜ばれるようです。
高精度ディレイは購入出来ていないのでダンエレクトロDD-17で。
中々曲によってディレイタイムが合わない曲もあり、使用しなかった曲も。
アンプは見た事も無いYAMAHAの2Chトランジスタアンプに繋ぎ
歪み&クランチは写真の様に、BOSS・ST-2をメインに使いました。
実際は後、フェイザーとワウペダルを持って行く必要がありそうです。
初代ギタリストだけは(元ヤン)プロでは無く、譜面も読めず耳コピと譜面で練習してきたそう。
現在秋葉原の地下アイドルのプロデュースをやっているそうですが
モメてクビになったそうな。
ただ、ライブでの映像でサウンドを聴くと、ホント、セッションミュージシャン的で
上手く、センスも良く、音作りも感心してしまう音でした。
Shurギターにライブ時は結構良いエフェクター達をJC-120で鳴らしていたそう。
バンド自体も演奏レベルは当然高く、そしてロックというのですが
小奇麗な感じの演奏でした。
ドラム、ベース、キーボード、ギター、トロンボーン×2というメンバー構成
今度はツインギターにしたいらしく7人編成かもで。
今まではギターが目立つサウンド&プレイが多かったのですが
ここでは主役のトロンボーンをメインにサイドマンと要所要所で自己主張、
作曲家&アレンジャーが直感で望むプレイが必要でした。
これまでPLAYした経験のあるプロJAZZミュージシャン達(講師も含む)は
チト、傲慢で他のジャンルやプレイを上から見る人が多かったので
冷たい目で見られないように頑張ったのですが
BOSS・ST-2でガッツリ思いっきり歪ませたのがリーダーに気に入られたらしく
(ROCKなギタリストを求めていた様です。)
リハ後の打ち上げや帰りの電車の中でレギュラーメンバーとして誘って頂いています。
その反面、私をブッキングしたベーシストさんは、譜面力と即対応力の無さを思ったのでしょう
「良く考えてから決めた方が良いよ」・・・・・(>_<)と言われました(泣)
まあ、それはそうでしょうねぇ、彼らは仕事の速さと譜面力の速さで30年以上メシ喰って来ているのですし。
とりあえず、8.9.11月のどこかでライブブッキングに動いていて
今回、そのステージは私が立つ可能性が高いようです。
基本、月イチで5時間のリハーサルバンドで気はラクなんですが
新曲を譜面で渡されるのが一番恐れている所だったりです。
久々に楽曲によって求められるサウンド、プレイ、アレンジが
即対応、そしてプレイ&アレンジの緩急を強く必要とされる中
近年の自分のJAMセッション不足と勘の衰え&鈍さと痛感した次第です。
50代後半の方々、Charが以前言っていましたが「我々はJAMセッションが当たり前で来たもんね」
そう発言していたのですが私、昨年otasaruさんと演ったように基本JAM好きなのですが
FREE・JAM出来る友人達がどんどん居なくなり、機会も減って
ここはセッションライブハウスで鍛えるモノなんでしょうねぇ(お金が高い)
もの凄く長文になり、失礼しました。
打ち上げで仕入れた情報ですがギタリストで言えば今剛氏なんか
日本でTOPセッションギタリストで有名人のバックを沢山こなし
松田聖子、宇多田ヒカルを始め、近年では福山雅治なんかのバックもやっていましたが
福山氏が憧れの今剛氏とやりたいとリクエストしたら通る、巨大資本力。
しかし、現在は大きく世代交代が進んでおり、ホント若いセッションミュージシャンが
有名アーティストに起用される事になっている・・・そういう現状の例を色々聴きました。
現在、日本のシーンでJAZZ系の需要は非常に少なく
リーダーとベーシストさんは某有名歌手のツアーメンバーで一緒だったそうですが
そこは・・・書けない事もありますが、やはり音楽(プレーヤー、作詞、作曲、編曲)一つで
食べていくのはやはり厳しいですよね。仕事の量が少なくなっている上に
どの世界もですがフリーでやっている人はヘマこいたら、次か起用されないですからね。
ライブより数日前、以前記事にした現役ベテランプロセッションミュージシャン6人組の
リハバンに取り合えずトラ(代役)として参加してまいりました。
ギタリストは3人目だそうで、現在のレギュラーギタリストさん(BLUES系)は
音楽での仕事量が激減し一般のガテン系で働いているそうでまだ2回しか
リハに来れていないと・・で以前リハバンやっていた付き合いの
レインボートリビュートバンドのリーダー(ベーシスト)から
4月ごろから依頼が来ていましたが、5月ならギリギリ空いていたので
参加すると連絡したのですが、取り合えず覚える曲数が多く求められ。
ドラマーの方だけはロックの仕事が多いみたいで
和製ボンゾ(ZEPのジョンボーナム)です。細かな所にロールやシンバル捌き等
要所要所に入れてくる前から、お手合わせさせて頂きたいと思っていた方で。
他のメンバーの方の肩書きは皆「JAZZミュージシャン」です。
まあ、個性の強い30年以上現役でプレイし今でも音楽でメシを食べている人達なんで
とにかく仕事が速いです。
腕前は当然条件として、譜面渡されて即、初見でアレンジを加えセッション始めます。
私、持病の記憶障害&老化と、タブ譜すら読むとパニック発作起きるのですが
渡されるのは五線譜です。おまけにリハーサルアンサンブルは2年のブランク。
既存の曲を8分以上のメドレーを含め、得意では無いプレイ等
7曲を10日弱、短期間で詰め込んだので肩を痛めている私、2回整体に行きながら
カバーだけで一杯一杯だったのですが
新たにオリジナル曲譜面を3曲渡され、「そんな難しい曲じゃないからさ」とそのままアンサンブル。
他のメンバーさんは50歳以上のベテランなので初見で理解し
そくさまアレンジを加え仕上げます。
私は、譜面に付いていくのに必死所か周回遅れ、
激しく動くベースのラインを聴きながら何とか合わす。
「ここに、色々オブリを入れて」「ここは♭5にして」「音は輪郭がハッキリでディレイ抜いた方が良いね」
仕事では無くリハーサルバンドなので厳しくはなく優しく対応してくれるのですが
中々のプレッシャー。
音源を聴くと、空間の多い曲ですがシンプルな曲も多く今やれて譜面に付いていけば
何とかバッキングと軽いオブリ位は入れられそうなのですが
コード展開も速い上、16ビート且つオブリを沢山入れ込めれるモノも、ひたすら1コード♯9thで逃げ切ったり。
スタジオの端に作曲家の人が来ていて、メンバーのプレイを聴きながらインスピレーションで
作曲作業(譜面書き)しています。
まあ、ここから本題なのかもですが
随分サボっていた譜面の勉強とすっかり忘れさった沢山のJAZZ系コード
後、一番痛感したのが「ヴォイッシング」の引き出しの少なさ・・・・
ここはホント痛い所でした。
機材は仕方なく引退させてたアイバニーズS540FMで練習していたのですが
ネックはストレートっぽいのにビビるので、リフレットが必要かも・・(25年リペアしていないし)
やはりビビりが気になり、使いづらいロータリーPUスイッチのPRSカスタム22を持って行きました。
どうもアーム付きが喜ばれるようです。
高精度ディレイは購入出来ていないのでダンエレクトロDD-17で。
中々曲によってディレイタイムが合わない曲もあり、使用しなかった曲も。
アンプは見た事も無いYAMAHAの2Chトランジスタアンプに繋ぎ
歪み&クランチは写真の様に、BOSS・ST-2をメインに使いました。
実際は後、フェイザーとワウペダルを持って行く必要がありそうです。
初代ギタリストだけは(元ヤン)プロでは無く、譜面も読めず耳コピと譜面で練習してきたそう。
現在秋葉原の地下アイドルのプロデュースをやっているそうですが
モメてクビになったそうな。
ただ、ライブでの映像でサウンドを聴くと、ホント、セッションミュージシャン的で
上手く、センスも良く、音作りも感心してしまう音でした。
Shurギターにライブ時は結構良いエフェクター達をJC-120で鳴らしていたそう。
バンド自体も演奏レベルは当然高く、そしてロックというのですが
小奇麗な感じの演奏でした。
ドラム、ベース、キーボード、ギター、トロンボーン×2というメンバー構成
今度はツインギターにしたいらしく7人編成かもで。
今まではギターが目立つサウンド&プレイが多かったのですが
ここでは主役のトロンボーンをメインにサイドマンと要所要所で自己主張、
作曲家&アレンジャーが直感で望むプレイが必要でした。
これまでPLAYした経験のあるプロJAZZミュージシャン達(講師も含む)は
チト、傲慢で他のジャンルやプレイを上から見る人が多かったので
冷たい目で見られないように頑張ったのですが
BOSS・ST-2でガッツリ思いっきり歪ませたのがリーダーに気に入られたらしく
(ROCKなギタリストを求めていた様です。)
リハ後の打ち上げや帰りの電車の中でレギュラーメンバーとして誘って頂いています。
その反面、私をブッキングしたベーシストさんは、譜面力と即対応力の無さを思ったのでしょう
「良く考えてから決めた方が良いよ」・・・・・(>_<)と言われました(泣)
まあ、それはそうでしょうねぇ、彼らは仕事の速さと譜面力の速さで30年以上メシ喰って来ているのですし。
とりあえず、8.9.11月のどこかでライブブッキングに動いていて
今回、そのステージは私が立つ可能性が高いようです。
基本、月イチで5時間のリハーサルバンドで気はラクなんですが
新曲を譜面で渡されるのが一番恐れている所だったりです。
久々に楽曲によって求められるサウンド、プレイ、アレンジが
即対応、そしてプレイ&アレンジの緩急を強く必要とされる中
近年の自分のJAMセッション不足と勘の衰え&鈍さと痛感した次第です。
50代後半の方々、Charが以前言っていましたが「我々はJAMセッションが当たり前で来たもんね」
そう発言していたのですが私、昨年otasaruさんと演ったように基本JAM好きなのですが
FREE・JAM出来る友人達がどんどん居なくなり、機会も減って
ここはセッションライブハウスで鍛えるモノなんでしょうねぇ(お金が高い)
もの凄く長文になり、失礼しました。
打ち上げで仕入れた情報ですがギタリストで言えば今剛氏なんか
日本でTOPセッションギタリストで有名人のバックを沢山こなし
松田聖子、宇多田ヒカルを始め、近年では福山雅治なんかのバックもやっていましたが
福山氏が憧れの今剛氏とやりたいとリクエストしたら通る、巨大資本力。
しかし、現在は大きく世代交代が進んでおり、ホント若いセッションミュージシャンが
有名アーティストに起用される事になっている・・・そういう現状の例を色々聴きました。
現在、日本のシーンでJAZZ系の需要は非常に少なく
リーダーとベーシストさんは某有名歌手のツアーメンバーで一緒だったそうですが
そこは・・・書けない事もありますが、やはり音楽(プレーヤー、作詞、作曲、編曲)一つで
食べていくのはやはり厳しいですよね。仕事の量が少なくなっている上に
どの世界もですがフリーでやっている人はヘマこいたら、次か起用されないですからね。
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