ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ロリーギャラガー Live At Montreux

2021年08月15日 | 音楽
西日本から侵食し始めた観測史上初という大雨。
もう地球温暖化はどうにもならないですな。
災害の恐れが有る地方の皆様くれぐれもお大事にしお気を付けて下さい。
兵庫但馬の田舎の墓、このデルタ株の猛威
田舎のお寺の和尚に今年は帰れないのでお布施送りますので宜しくですと電話すると
「帰って来られたら困る!」と言われ。過疎の村なので余計に敏感なので
コロナで2年間、空き家の本家の管理が自分で出来てませんが、こうハッキリ言われると堪えます。
大阪の親戚一家が墓掃除に墓参りしてくれるという事で甘えましたが
この大雨で山崩れ起きたら恐ろしいので断念すると連絡有り、当然お盆所ではないですね。
オリンピック成功は良かったですが、敢行しただけに政府や都知事の自粛要請に
説得力が無くなり人流は止まらず。
此方も大雨洪水警報が出ており何処で冠水が起きるか判らないですが
何より激しい気圧の変動で頭痛や吐気、抑鬱がキツく鎮痛剤と栄養剤に頼ってます。


と、以前仕込んだ記事で御座います。

たまに聴くのですがロリーギャラガーのモントレーでのライブ。
75〜85年の演奏が収録されているCD。
大阪アメリカ村のタワーレコードが閉店セールしていたので
大人買いしたのですな。その頃60年代前半ストラトキャスターが欲しい病でしたし。
一曲目「LAUNDROMAT 」のギターリフ、カッティングリズムギターが凄くカッコいい。
盗難に遭い、そのまま公園で雨の中、野ざらしにされていたとも聴く
61年ストラトのビジュアルは最高にカッコいいです。
当時は汚いギター扱いされたのかも?ロリーの時代はジーンズを良い色に
色落ちさせる風潮も有ったと思いますが、ボロボロにレリックされた
ロリーモデルがとんでもない高額で売りに出された頃有りましたな。
まだギター人気健在でオヤジ世代となる方々が買われたのでしょうかな?
雨に野ざらしとなったギターの木がうまく乾いたのか?
もしかしたらその事が音に良い影響を与えた?とか?

アイリッシュブルースロックギタリスト、ロリーギャラガーはハードロック、
ヘビーメタルギタリストにも大きな影響を与えましたね。
個人的に挙げればジューダスプリーストのグレンティプトン。
ブルースロックフィールドの人でメタル系ラジオで
ロリーギャラガーが良く取り上げられていました。

収録されている演奏は75、77、79、85年と
計12曲。下の動画はCDに収録されていないと思いますが。

RORY GALLAGHER Live At Montreux 1975


カッコいいですなぁ。そして佇まいや衣装は素朴で。
来日公演を観に行ったCharや伊藤政則は一曲弾き終える毎に
お辞儀するステージマナーに好感を持ったという。
ロリーといえば、日本のグヤトーンのマロリーを愛用したり
VOXのAC30のイメージも有りましたが、マーシャルやフェンダーベースマン、
ツインにアイバニーズTS–808やBOSSのOD-1かけたり
当時のブルースギタリストの歪みの王道な組合せですな。

肝心のCDは勢いの有るプレイから、メロウに奏でる
甘いトーンのギターが激しくもアリ、哀愁を感じたり。
1番思うのがブルースフィールドでハードロック的ギタリストの様にも感じたり。
エリッククラプトンや、ピーターグリーンより、ハードロックに近いトーンに
フィール、プレイ。ピッキングハーモニクスも効かせまくり
鳴いてます(ハーモニクスの「鳴き」はハードロック的表現になるのかな?)
ロリーが奏でる表現が、コレは別の表現の「鳴きのギター」へ
ブリティッシュハードロック界もアルバムの中に鳴きのギターを奏でる鉄板となり。
同時期ではUFOに在籍していたマイケルシェンカー、シンリジーに出入りしていた
ゲーリームーア達も、鳴きのギターを最大の武器となり。

11年前にロリーギャラガーの事を記事にしていたんですな。
久々にロリーの事書いたなぁ。ほぼ同じ事を書いております。
成長無いなぁ‥‥。
ロリーギャラガーの映像で一番インパクト有ったのは
マロリーか?レスポールか?アンガスヤング並みに
ヘッドバンキングしてブルースよりロックンロールな
リズムギターをお客さんと同じ高さのステージで弾きまくり
カメラ後ろ側から撮影している映像。めちゃくちゃカッコ良かった。

昔の記事を読み返し、ICHROがデビューした時、
ロリーギャラガーバンドのメンバーを起用した事思い出しました。
ICHROにマッチしそうです。
コレはChar meets‥番組内で語ってたかな?

個人的にジミヘンドリックスを元祖ヘビーメタルと思っているのですが
ブルースロックギタリストサイドの人として
リードプレイ等はロリーがハードロックギタリストに確実に影響与える気がします。
ロリーにも影響を受けた「メタルゴッド」ジューダスプリーストのグレン、
ジミヘン狂いだったKKダウニング。
74年にデビューしたプリーストに例えるとKKはジミヘン、クラプトン。グレンはロリー、
そう結び付けても面白いかな?と頭に過ぎりました。

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4 コメント

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Unknown (ES335TDC)
2021-08-15 20:04:08
太郎 さん


ロリーって、やっぱりお人柄がとても印象的ですよね。この動画でもメンバー紹介や、ベーシストとの絡みとか…。

自分を自分以上の存在に見せるのが好きなミュージシャンは特に欧米では多数派だと思いますが、ロリーはなんだか性格的に日本人のような感覚があるのでは? なんて感じます (^^)。


因みにこの動画、17分当たりのペグ回しは凄いですね。いや理屈は解りますが、あんなに自由自在にコントロール出来るもの? なんて思ってしまいました。

機材に関しては、ファズ系のブースターとフェンダー系アンプを使ってそう。噛みつくような高域の鋭さとミドルの太さが気持ち良いです!
返信する
ES335TDCさん (太郎)
2021-08-16 23:27:14
アイルランドに行った事は無いですが(北アイルランドも)出てくるアーティストは何だか情緖が有る
日本人好みな音楽が出てくる私の勝手なイメージ有ります。
ロリーその1人で。当時関係者に横暴な態度する海外アーティストも居た中
ロリーは真逆な態度だったのかな?とか。笑顔や雰囲気、ステージに好感持てます。
このペグ回し凄いですよね。電気チューナーが当たり前に有る現代とは違い
感覚でチューニング戻せますし。そしてストラトで。ベタ付けですかね?
(今でもしっかりしてる人は感覚でチューニング戻しますが)
ペグ回し見て、ジェイクEリーを連想しました。
当時、市販の歪みペダルってファズが中心ですし
色んなブースト方法を試して来たんでしょうねぇ。
ロリーの太いミッドも良く伸び、リズムギターもマシンガン感もあったりで。
返信する
Unknown (KANA)
2021-08-17 20:09:29
ロリーのアルバムで最初に聴くならライヴ盤が最適かもしれませんね。とにかく熱量が半端無い!
エレクトリックもアコースティックも常にハイテンションで演られるので痺れます!20年以上ロリーのバックを務めた、ベースのジェリーマカヴォイをはじめバックのメンバー達も好きだったりします。
返信する
KANAさん (太郎)
2021-08-18 00:42:45
そう言われたらライブ盤が入門編というのは最適かもですね。
特にハードロックフィールドの人には。と言いつつ私、ロリーの作品は
ホント持っていないのですよ。このライブ盤は刺激的でした。
ロリー好きなKANAさんが他のメンバーもお好きとなったら
ICHROがロリーバンドメンバー呼べレコーディング出来たのも幸せですね。
別件ですが、残念な事になってしまいましたね、脱退に活動停止。
返信する

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