ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

メガデス日本武道館公演 マーティフリードマン参戦!2023 2,27

2023年03月01日 | 音楽
いやぁ、チケット提供頂くも(有難う御座いました)行違いが起き
そして此方側でチケットを買ってくれたK氏はタチの悪い風邪にかかり
2週間リハーサル欠席、別で頂いたチケットは若手ギタリスト君に
譲る事になっていたのでK氏と合流出来なければメガデス日本武道館
マーティーフリードマン参戦のライブを観れないかも、
最悪、若手ギタリスト君にチケット渡す為だけに九段下迄行く事になるか?
もうヒヤヒヤでK氏と合流出来るか?当日に夕方迄ハラハラの日々でした。
K氏は何とか熱が下がり若手ギタリスト君とも合流出来
(K氏主催のプロジェクトバンドでギターの相方になる事が多い若手?)
3人で九段下のロイヤルホストでお茶をしてから武道館に向かいましたが
人!人!人!
K氏はグッズ購入したかった様でしたが諦め、若手君と別れ
席に向かうも2015年Char還暦前夜武道館公演以来の
武道館最後尾席のZ列、ステージ上手より望む席でした。
若手君に渡った提供頂いたチケットは二階の前の方の席で
我々はオペラグラスを持ち観戦。
いやぁ、しかし武道館‥入っているなぁ‥Z列どこも埋まっている。
オマケに声出しOKの解禁になっているとは存じずでした。
暗転し、盛り上がる観客。
ゆっくり座って観戦しようと思っていた我々は甘かった‥。
皆立っている。外国人の方も結構多かった。

ステージには当然?アンプ類は無し。
3つ大きなスクリーンが並び、VJ的というか効果映像が流れ
オーロラビジョン無しの肉眼観戦でしたが、
まさかの「ハンガー18」からのスタート。意外や意外。
この曲、マーティとやると思っていたので。
ギターソロ、ギターバトルが始まると館内は大声援。
久々に活気の有る場所に来ました。
そして「このバンドはスラッシュメタルバンド???」と思う位の
スラッシュメタル的では無いセットリスト。
09年ラウドパークで事実上デイブムステイン1人バンド状態だった
ステージは初期インテレクチュアルスラッシュメタルバンドな選曲で
勢い有るステージでしたが、今回は何というか60代のメタラーが演じる
円熟味の有る演奏でした。解雇されたデイビッドエレフソンのベースで見たかったですが
09年と同様ベースはジェイムズロメンゾが再雇用?され。
しかし非常に団結力の有る?というか纏まった演奏で。
ボトムのリズム隊もかなり良かった。
比較的ミドルテンポの曲でステージは進みました。
殆ど曲は存じている「グレイテスト・ヒッツ」的な選曲で
知っている曲なのに、デイブの咽頭ガンの影響でダウンチューニングとなったサウンドは
「どのアルバムの曲だったっけ?」という感じに迷子になる程
幅広いアルバムからのセレクト。
ギターの音は何で出しているんだろ?デイブムステインは
マーシャルからシグネチャーモデルのキャビネットをリリースした位なのに
やはりデジタルモデリング系の機材なのかな?
デイブの鋭くテクニカルな単音リズム&リードギターに
キコルーレイロの滑らかで幅広くテクニカルなリードギターが響きます。
個人的な感情なのですが、格も実績も何も天と地の差ですが
同世代のキコが大舞台のステージに立っている事、少しだけジェラっておりました^^;

ホント、ベストヒット的にステージは進行します。
そしてコレは世界的な凄い出来事ですね、
20数年間、袂を分かち、メガデス時代の事を語りたがらなかった
日本在住のスーパーリードギタリストのマーティーフリードマンがステージに登場。
この特別非常事態は恐らく世界的ニュースとなっていたでしょうね。
本日、今更ながら観たジェフベック追悼のベストヒットUSAに
マーティーが出演し小林克也氏とメガデス時代の事を語っておりました。
私は「破滅のカウントダウン」リリース後、ムステイン一人となった
「システムハズフィールド」迄メガデスを聴かなかったのですが
(セカンドギタリストに初期のリードギター、クリスポーランド、
ドラマーにファーストコールのスーパードラマー、ヴィニーカリウタが参加した)
(特にヴィニーカリウタがレコーディングのみ参加したというのが目当てで聴きました)
マーティーフリードマン参戦目当てで来たお客さんも居るのでは無いかな?
日本武道館だけの特別出演でWOWWOWを通じ世界に放送されたとかされないとか?
(終演後、会場外でそう話していた方がいらしたので)
マーティーが「トルネードオブソウルズ」の名ギターソロを弾き出した時は
やはり心に来るモノがありました。
TVやイベントでもう聴きすぎた!と位聴いたマーティーのリードギターを
メガデスのステージで観ると、流石に感慨深くなり、思わず声を出してしまいました。

既にマーティーがプレイした動画をYouTubeに上げている方が多いですね。
シェアさせて頂こうかと。



三曲弾いて、大歓声の中ステージから去って行きました。
もしかして日本語で話すかな?なんて微かに期待しましたが
現在迄、活動維持してきたメガデスの前でそんな事はしませんね。



ステージは現メガデス体制で進行しましたが
やはり「ピースセールズ」は名曲、そして名作ですな。
ココはオーディエンスがメガデスと歌を掛け合う。
小さな声で私も口づさんでしまいました。

しかし、あれれ?
シメの「ホーリーウォー」が早々と来てしまいました。
あれ?あれ?あれ?
たった90分で終わっちゃうの???
K氏に聞けばメガデスのライブステージは終わるのが意外と早いそうで。
久々の名作と思う、グラミー賞ノミネート候補だった?とも聞く
新作からはたった二曲。
スピーディーな曲は「トルネードオブソウル」「ホーリーウォー」
ファストナンバーは新作の「ウィルビーバック」のみ。
本当にスラッシュメタルバンド???と思う選曲で
個人的にはアッサリ終わってしまいました。
しかし、円熟味を感じたバンドの演奏と
ベストヒットセレクトなセトリがとても良かったです。
終演後に合流した若手君もかなり喜んでいた様子。

デイブムステインのリズムギターは相変わらず鋭く
中指迄使いピッキングしている様な感じ。
(他の映像を見ると)
そして速弾きリードギターパートになると硬い音が
ダマになり音の固まりに聞こえた感覚が席の場所問題もあるかも知れませんが。
思わずフェバイトギタリストの一人、
元ジューダスプリーストのKKダウニングを思い出しました。

コロナ禍という事も有り、満員の会場は席ごとに
退場が指示されてZ列の私達は最後の方の退場となりました。
他の大会場エンタメも同じ様にしているのかな?

多々ストレスの溜まる日々ですが
久々に気晴らしが出来ました。
そして、歴史的瞬間に立ち会えて良かったです。

追記

デイブムステインはギブソンから出ている自身のシグネーチャーモデルのフライングVを
使っているんですね。長い間続いたDEANとのエンドースは終わったんですね。
キコルーレイロはアイバニーズのRGですかね?
マーティーフリードマンはジャクソンのケリーかな?

セットリスト

Hangar 18
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Dread and the Fugitive Mind
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The Threat Is Real
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Angry Again
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Soldier On!
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Sweating Bullets
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Trust
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Conquer or Die!
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Dystopia
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A tout le monde
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Countdown to Extinction
(with Marty Friedman) (first time live since August 8th, 2013)
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Tornado of Souls
(with Marty Friedman)
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Symphony of Destruction
(with Marty Friedman)
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We'll Be Back
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Peace Sells
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Encore:
Holy Wars... The Punishment Due
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My Way

「Play Video」と入っているのは曲と曲の間に
流れていた映像です。


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