デビッドT ウォーカー東京公演

思いっきり、油断していました。
blues長官殿の記事を読んで、新作が出た事を知り、
そして、来日公演があると。しかも、来週と勘違いしていたら
実は、明日、明後日だった！と。ブルーノートでやるのかと、ＨＰを
検索していたら、無いし・・・・
会場が、ビルボードＬＩＶＥ東京・・・なんてハコ、初めて知りました。
行くか？行かぬか？体調その他、悩みました。
しかし、ドリンクだけの席は６５００円と知り、チケット、電話予約しました。

マリーナショウの「フゥーディスビッチエニウェイ」で
Tボーンウォーカーとすっかり勘違いしていた
デヴィッドTウォーカーさん。
あの「DAVY」での名演は特に、デビＴさんのパートをラリーカールトンの
プレイと勘違いして（しかもＥＳ３３５だし）、早15年、
昨年、JAKEさんに間違いを教えて頂いてCDを頂き
昨年、すっかりハマってしまったこのデビTさんの
東京公演を観てきました。東京ミッドタウン内にあるビルボードlive東京。
すっかり、来週の公演と勘違いし、オケラに近いですが
慌てて6500円1ドリンク付の券を取り、東京ミッドタウンに
向かいました。只でさえ、高級志向のミッドタウン、足を運ぶ事なんてなく、
開演ギリギリに六本木に着いたんで
大慌てで店を探し何とか間に合いました。
しかし、演奏が始まっても只でさえ体調不良にギリギリ到着の大慌てて
しかも、デビTさんは背中を向ける上手(かみて)の四階席で、何か不満が
頭の中に出てきて（自業自得なんですが）

「やはり、ギブソン、バードランドの音で聞きたかった」とか…。
しかし、私が落ち着いてくると、やはり
デビTさん以外、何者でもないトーン、プレイを聴かせてくれます。
ギターはフロントにEMGのシングルPUが付いた
山岸潤史とのブランド(？)のセミアコサイズのギターを
フェンダー、ホットロッドデビルに繋ぎあのサウンドを奏でていました。
（ＤＶＤで、バードランドは穴が開き、年齢を重ねると軽いギターが良いと
言っていましたしね。）

そして、バック陣も黒人達の一流プレーヤー

特に、「ラビングユー」～「ホワッツゴーインオン」の流れが
最高の見せ場でした。緩急のある演奏に
客席は酔いしれていました。素晴らしかったですよ。
新作からの曲も多かったかもですが、名曲が続き
あの昔の「JAL」のテーマ曲から、ディオンヌワーウィック(バートバカラック)の
「ウォークオンバイ」と名曲が続きます。

本編が終わり、客席のファンに優しく握手やハグをして
アンコール後も更に丁寧にサービスする、
優しい老紳士のデビTさん。
モータウンレコードのサウンドを支えた功労者ですよね。
最後、新作やグッズ購入した人に限り、デビTさんのサイン会がありましたが
財布の中身が底を尽きかけていたので泣く泣く諦め(T_T)
今、電車の中です。素晴らしいステージでした。