ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ビリーシーンvs

2012年01月23日 | テクニック
最初にビリーシーンを見た、聴いた時のインパクトは
もう絶大でした。元曲はタラスですが、
デイブリーロスのソロがリアルタイムで。
David Lee Roth - Shyboy - Live 1986


David Lee Roth - Shyboy


やはりハードロック、ヘビーメタルの世界ってベースは
あまり日の目を浴びないので、ベーシスト人口を増やしたかも。
フュージョンやFUNKの世界ではベーシストの方が
人気が高い場合もアリですし。
チョッパーという花形テクニック&パーカッシブな楽しみがありますしね。
そして、私も大好きなジャコパストリアスというベースの革命児も
居ましたしね。

HR/HMの世界では
スティーブハリス(アイアンメイデン)、ビリーシーン(Mr・BIG)
ジョーイディマイオ(マノウォー)澤田タイジ(X時代)なんか
ベーシストヒーローでギタリストとしても有能な人も居るし
ギタリストも聴くのに楽しかったと思います。

が・・・何時からか、上記のリードベーシストに
何の関心も持たなくなって。
前にも書きましたが、グルービーなベーシストが大好きになって。
ある意味、本来のベーシストに近い、バンドの土台を外さず?
作っている人。
個人的にはギーザーバトラー(ブラックサバス)そして
グルービーな路線に変わった?(いや元から)故澤田タイジ、
グランドファンクレイルロードのメルサッチャー等の「土台」プレイが好きになり
どちらかと言えば、リードベーシスト型をあまり好まなくなっていました。

その代表がビリーシーンかもです。
この人はギタリストとしても、ロックに関わらず
JAZZ系等にも参加して有能な人です。

ただ、これ等の人達をコピーする人達の中で
見栄えの良いテクばかりを練習して大切なベースの土台を
意識していない人と結構遭遇した経験があります。

で、以前何人かと、ベーシスト対談になったとき、
やはりビリーシーンやスティーブハリスが大好きな人が
結構居るのですね。
本家はともかく、彼等をカバーする人にグルーブが薄い人が
セッション等で結構居たりと。(若い人に多かったかも)
やはり、土台なんで、バンドのサウンドを支えるプレイをして欲しいのですが
(個人的にね)やはりタッピング等のテクニックに優先順位が決まってしまう。

ベースを弾く今、彼等のようなプレイよりギーザーバトラーのような
グルービーなプレイをしたいと思っているのですが、

やはり「ビリーシーン、スティーブハリスジャコパス」組vs「グルービー派」と
好みが大きく分かれるのに特に着眼しましたね。
今でも「ビリーシーン人気」は根強いと。

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2 コメント

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必然性? (arayan)
2012-01-23 22:54:55
ご無沙汰しておりました。

書くか迷いましたが、意見を少し。

私も昔デイブリーロスのプレイに
衝撃を受けました。
ビデオも買いましたね。
(すぐ挫折しましたが)
で、ビリーシーンのインタビュー
を読む機会かありまして、
その時AC/DCとジューダスプリーストの
リズムセクションを引き合いに出して
「グルーブ」の大切さを説いていたような
気がしました。
意外に思いますが、タラスも3人編成で
昔はカバーバンドをやっていて、
音の薄さをカバーするためにライトハンド
を取り入れたのでしょうか。
ジャコもデビュー当時はR&Bとかのバンドで下地を支えてきたはずです。
ビリーもジャコもさんざん下地を支えてきて
1ランク上に上がりたいと思い今のような
プレイになったのではないかと思います。

驚異的なプレイの下には確実にバンドを
支えるプレイができなければいけませんね。
生意気言いましてすみません。
返信する
arayanさん (太郎)
2012-01-23 23:24:57
お久しぶりです。

いや、ボトムを支えれないTOPベーシストが
こんなにシーンで影響を与えれないハズはありませんし
特に、ジャコは私のフェバリットベーシスト1位です。
ボトムはジョーザビヌルが慌ててジャコをあしらったのを後悔した
衝撃プレイですし、大好きな人です。

ビリーシーンはちと、CMでギタリストとしての
CDを流していた時に、ギターの音がPODも関係して
ちと、薄いなとおもいましたが、
勿論好みは別としてTOPベーシストです。
ので、arayanさんが思われる事は何も間違いないハズです。
ヴァンヘイレンからもお誘いがかかった人ですからね。

私が言いたいなと思ったのが
彼らの、グルーブよりテクや目立つフレーズを
先に着眼?着聴して、そちらを真似る事に
特に気になっていたのですね。
ビリーシーンを真似る為にボトムを二の次にして
サイドギタリストのような立場の感じのペラペラなベースを弾く人が
数名居たのですよね。タッピングはカッコ良いですが、ここの所に
あえてタッピングを入れるフレーズかな?と
ここは好みの問題もありますが、そのテク優先になる人が結構居たというのが
私のセッション経験でありました。
勿論、これらを取り入れながらベキベキと良いサウンドを出していた人もいましたし。

個人的に一番参考になるのが、故・澤田タイジですかね。
ギタリストとしても有能でXではテクをバリバリに見せつけていましたが
ラウドネスでヘビネスを生み出していたカッコイイ、ボトムを出してサウンドに貢献したと。
ただ、加納秀人、そうる透とのセッションを観たときだけは
ちと、ベースが浮いていた・・・そんな経験も。

今、私がベース弾きの状態で、グルービー派が好きなのですが
リーダーがベーシストで、ビリーシーンやスティーブハリス好きで
空間を何処に持っていくか?という悩みや
後、彼らのような音を求められて困っていまして。
とにかく大切なボトム・・と。

と、長くなりました。
arayanさんのコメントは全然的ハズレじゃないですよ。
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