ポールリードスミス

先月のギタマガ誌の付録CDで
末原名人がいろいろなポールリードスミス(以降PRS)を弾いて
絶妙なサウンドを聴かせてくれますが、
私が所有しているギブソンレスポールが首の怪我でステージにおいての
メインギターと使えなくなったので
PRSをメインギターとして購入を考えた事はあるんです。
以前から試奏して弾きやすいし音は良いし材も良い、
何より綺麗なギターだし…。工芸品としても魅力は十分ですし。
初めてPRSを見たのは88年か89年に行われた
アメリカの貧乏苦労人ロックバンド、
KIXの渋谷公会堂でのライブでギタリスとのロニーが弾いているのを見た時でした。
それからか、その前からか？カルロスサンタナのメインギターとして有名ですが、
値段は60万円～100万円と高いですよね。
まあ、その後sugiギターと出会ってからは
購入リストから外れるのでしたが
(長年の憧れ、箱モノギター、ES335を買い、
首や持病の自費治療にお金を使い果して、未だに購入出来ませんが…)、
あるライブで対バンのギタリトがPRSの綺麗なブルーで
最高級クラスのフィギュアメイプルのギターを弾いているのを見て愕然としたのです。
そのギタリストの腕は正直……だったんです。(下手ではないのですが)
その光景を見て「PRSはハンパな腕だと弾いてギターが浮いて見えるな…」と
個人的に思ってしまったんですね。
それからは楽器屋で見かけてもあまり、目が行かなくなりました。
私にはミドルクラスのギターかチープーなルックスのギターの方が似合うかな？と。
PRSはミドルクラスのSEシリーズを販売して、そこそこの評価を得てますね。
私も弾いてみましたが、中々のモノです。
楽器フェスティバルで３シングルコイルの傷モノ新品が2万円で売られてたので
私の心は大きく揺れました。ハードケースも千円！
ただ、持ち合わせが無かったので、
翌日もPODの最新データにアップデートしてもらう事になってたので、
「明日残ってたら買おう」と思ってましたが見事に売り切れてました。
用意したお金も後日、医療検査でスッカラカンになるのですが…。
ただ、今月のギタマガ誌のCDを聴いて改めて良いギターだと痛感しました。
(弾いてる人もギターの達人ですが。)