ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

マイクブルームフィールド、アルクーパー、スティーブンスティルス 「スーパーセッション」

2020年10月31日 | 音楽
10年程前にネタした事があるのですが
私は恥ずかしながら、今作でマイクブルームフィールドというブルースギタリストを
知ったのでした。他の2人は知っているのに。
ポールバターフィールドブルースバンドのギタリストであった事も知り。
マイクブルームフィールドというスーパーギタリストからの影響を
公言している日本人ギタリストも多いですし
この人はレスポールでブルースというイメージ。

この「スーパーセッション」を久々に引っ張り出しました。
かなり前なので、どこに置いたかな?と探しつつ。
アルクーパー、マイクブルームフィールドのクレジットもあるけど
カーティスメイフィールド作曲クレジットも驚いたり。
ブルース、ソウル、ジャズとある意味クロスオーバーなテイスト。
ルーツを辿ると近いかもですが
マイクブルームフィールドが気持ちいいトーンとプレイを奏で
当時、色々参っていた私の心に沁みました。
そしてポールバターフィールドブルースバンドのギタリストだった事も知り。
オールマンズ等、色んなブルースルーツのバンドがジャズに寄った
曲も有り、長尺なセッションになってますね。

Bloomfield, Kooper, Stills - Super Session - 04 - His Holy Modal Majesty


と、wikiで見ると、アルクーパーの呼びかけの元
ロスでレコーディングされたこのセッション、3人交え、
いや、アルディメオラ、パロデルシア、ジョンマクラフリンの「フライデーナイト」の様に
セッションされたのかと思ったら、1968年収録の今作
5曲レコーディングした後、不眠症のマイクブルームフィールドは置き手紙をし
翌日姿をくらませ、それで急遽捕まえたCSN&Yのスティーブンスティルスと9時間セッションで
仕上げたと‥。
私の手元にあるのはリマスター盤で先輩に貰ったモノですが
リミックスやライブアウトテイクがプラス4曲。

そんな経緯で造られた作品だったんですねぇ。
そのアルバムがゴールドディスク獲得とは。
アルクーパーとマイクブルームフィールドはその後にもライブ続けたんですね。

1つ気になったのは、
Charが以前、スティーブンスティルスとJAMった事があるそうなんですが
コレ山岸潤史氏出演の時かな?会話の中で、「じゃあこのkeyでJAM始めよう」
「良いよ」とJAMり始めたら、スティルスは突然訳の分からない位置の
ペンタトニックスケールで返して来たと。驚きました。
Char曰く、「keyとかあまり分かってなかったんだね」というJAMがあまり成り立たなかった
と思わせる話に驚いたんです。
えっ!この「スーパーセッション」は、いきなりたった9時間でどうセッション録音されたの?
そう思うCharの逸話に「???」マークが‥。
たまたま、スティーブンスティルスの耳がおかしかったのかしら?

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4 コメント

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Unknown (サイコチキン)
2020-10-30 22:58:51
太郎さん…こんばんは😃。中学2年になったばかりの頃、義理の兄から…お下がりでもらったレコードの中に『スーパー・セッション』がありました。中身もジャケットも…ボロボロでしたけれど、学校から帰ると…毎日聴いてました。ビートルズでも、ストーンズでもなくて…(ツェッペリンやパープルも、あとまわしです)。これが、生まれて初めてのロック・アルバムでした…🎵🎵🎵
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私の出番(笑) (ZUYA)
2020-10-31 06:36:18
前にも書きましたが、ミュージシャンとしてはロニー・ウッド、ギターリストとしてはマイクが大好きな私

アルバムはほぼ所有しています

マイクはが登場すると、(音楽)シーンは震撼したようですね。日本でもカップスのエディ播さんらが早々に影響を受けたようです。なんと言ってもポール・バターフィールド・ブルースバンドの2ndは一生懸命にブルースやブルース・ロックをやっていた白人ギター小僧たちは目から鱗だったと思いますよ。黒人のように弾けない弾けないと思いながらそれらを弾いていたら、全く違う異次元の世界に導いてしまったそうですからね。格言うマイク自身はテクニックを盗まれないようにステージでは背を向けて弾いていたと言う逸話もありますが、これは疑わしい(笑)。

彼の凄いのは名が売れた後でも、Muddyとかとプレイする時はマイク節を控え目にして、ちゃんとブルースを弾くところですよね。Jeff beckなんか“俺がジェフ・ベックだ!”ばりに弾きまくりますがね~

そしてマイクはまた、「スライドプレイ」が凄い。普通のプレイでも指板上を飛びまくるのですが、スライドになると...

この辺りはRoy Buchananと同じでしょうね。もう指板上の全てのポジション、更には指板が無くなってからギターのブリッジまで、何処をどう弾けばどんな音が出るのか、熟知していると思われます



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サイコチキンさん (太郎)
2020-11-01 22:33:19
中学2年生では入れ物も中身もボロボロでも
やはり内容ですよね。
そうですか、ビートルズもストーンズもZepもパープルも後回しにして
聴きまくる程、思い入れが深い作品になっていたんですねぇ。
私も今ひたすら聴きたくなる位で。
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ZUYAさん (太郎)
2020-11-01 22:51:39
やはりこのフィールドはZUYAさんは専門ですよね(笑)
と、ミュージシャンヒーローはロンウッドでギタリストではマイクブルームフィールドだったのですか。
その頃のブルースは特にシカゴでは黒人と同じ様にブルースをプレイ出来るのは
凄く厳しいですよね。それを違うアプローチでブルース、ブルームロックを奏でた
マイクの存在は衝撃でしょうね。ゴールデンカップスは活動時期がマイクと同時期、いや、少し後?
正に異次元へと導いたのですし。
今聴いて気づいたのですが上の動画の曲、エンディングで狂ったチューニングを
直しながら良い味付けになっている所は目から鱗的な。
ロイブキャナンのプレイも鳴らし方も大好きなんですが、
マイクは只でさえ指板を飛び回る中。スライドも凄そうに思えてきます。
当時のレコードやテクノロジーでは、技を盗むのは今の数倍難しい事でしょうし。逸話でも。
と、マディーウォーターズの後ろでもやはり「俺がジェフベックだ!」と
弾いてしまうんでしょうね。ジェフの性格考えると想像ついてしまい面白いです。
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