ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

シェクター MONSTERTONE シングルコイルPU

2020年09月30日 | 楽器
私、90年代は自分のギターが何材でどういう造りか?と把握してなかったんですよね。
10年以上メインギターになるアイバニーズS540FMを一生モノとして購入し
フランクギャンバレも使う当時のSシリーズの最高位だったモノですから。
それが当時、定価12万円位。今のギターの値段高騰は嘆く所が有るのですが
コレでライブも当時中々使える機会も無いSSLコンソールでRECしていた
スタジオ&セッションギタリストでも使えるモノだったんですよね。
アイバニーズUSAのPUが付いていてギター始めた時から使っていた
YAMAHAやグレコのPUと違い整合感ありまして。
しかし、兎に角ハイが強いのでハウリングが出る。
まあ、私のシールド回りも良くなかったのですが。

で、とある街の楽器屋さん。
ストリートミュージシャンが多く栄えた街ですね。
そこで、PU交換の相談をしたんですな。
店員さんは私のリクエストに訝しげな対応しつつ
「こうポールピースが大きく無くては無理」と言われました。
今となってはそんな事も無いPUが沢山あるのですが。
ダンカンのSH−8インベーダーとかドギツイですね。
超ハイゲインですが。

と、そのポールピースがデカいPU‥
セイモアダンカン のクオーターパウンド、トムアンダーソン、
そしてシェクターのモンスタートーンが浮かびます。
他にも沢山あるのでしょうが。
上記のPU、コレリッチーブラックモアがレインボー時代から採用していたモノですね。

コンポーネントギターの雄としてシェクターって憧れ的な存在でもありました。
MOONとかが先駆けとも聞くのですが、シェクターは
最初コンポーネントギターの大手のイメージ強いです。

で、このモンスタートーン。
日本製のシェクターにも付いていましたがPU単体は今けっこう高値なんですねぇ。
今、シェクターがダイヤモンドシリーズを推しているのもあるのかしら?
一時期ESP系のお店に沢山置いてました。10万円位と手頃な値段で。
当時、オールジャンルで使えるギターを探していた所なので。
(シェクターのモンスタートーン搭載ギターは自分のヴィジュアルに似合わなかった)
当時の仕様はフレイムメイプルTOP、バスウッドBACK、HSHのPU配列。
フロイドローズかオリジナルアームブリッジ。コイルタップ機能有り。
セッション、スタジオミュージシャン向けな組合せですよね。
15年前のその頃、ハイゲインなヒュース&ケトナーのWARP−Tが試奏アンプで
弾きやすくコレは購入対象になりました。

が、もっとゲインの低いブライトなアンプで弾くと
いやぁ、ピッキングのアラが出まくりでした。今となると恥ですが。
特にマーシャルJCM900とのマッチングが堪えた。
自分のヘボさを痛感するのでした。

下の動画は私では有りません。検索していたらHITした
投稿されてたシェクターPU使った動画。

SCHECTER MONSTERTONE 換装 比較


その頃のコンポーネントタイプのギター、、、SDと言ったかな?
カタログが押入れ深くに眠っているのですが。
シェクターでクラフトマンやっていたトムアンダーソンも
ピッキングスキルが無いと中々弾きこなせないPUの付いたギターでしたが
特にPUがザラついたり、逆にギラついたりアンプとマッチングで
弾きこなすの当時の私は厳しかったかな。特に歪みが粗いアンプで。
サウンドメイクも色々変える、通常のシングルコイルとはタイプが違う感。
確かに一般的シングルコイルPUよりパンチが強いですよね。
サウンドテイストは私にはチト、エグめに感じました。
今、再びチャレンジしてみたいですが、あまり店頭に並んでないですよね。
一時期バック材をアッシュに変更したりも有ったのですが
(材質を巡って賛否両論)ワシントン保護条約で
良いアッシュ材の調達が難しかったのですか?
再びバスウッドに戻りました。個人的にはバック材がバスウッドの方が
このPU弾きやすかったです。木材のトーンが素直に反映しやすい感じで。

弾きこなす技量と好みにもよりますが
色んな意味でこのモンスタートーン、
印象深いシングルコイルPUです。

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2 コメント

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ES335TDCさん (太郎)
2020-10-02 23:44:47
時代にもよりますが、フェンダーストラトとの相性良いでしょうね。
70年代前半のモノとか。
リッチーブラックモアがハードロックに向くPUを
当時調達出来るモノで試してみたのもわかりますねぇ。
サウンド作り込むには色々機材の調節が必要とされますよね。
エンドースメントの都合でセカンドラインのギターをライブで使っているギタリストは
色んな店員さん曰く、機材で音を作って居ますから、との事でした。
ハイゲインの様な、それでもアッサリなのか?使い方で色々変わる個性のPUにも感じます。
我々世代までは、リプレイスメントPUのハードルは高かったですよね。
1個買ったら、今月のお小遣いが消え食費迄削らねばで。
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Unknown (ES335TDC)
2020-10-02 21:06:28
太郎 さん


おー、このポールピース! 昔、最初からこのPUが3基搭載されたギターを弾いた事があります。この動画の方はさほど歪ませていませんが、ハイゲインでした…強烈な印象が残ってます。

これはこれで好きだったんですが、ストラトが全く別のギターになったようで (^^;。
「いや、良いんだけど、コレ…アンプもギターも音作りも全部変えないとPU生かせなくない? 」と感じ、購入に踏み切れませんでした。当時なんてPU一個買うだけでヒーヒーでしたから。

当時もう一本ギターがあったら良かったなぁ~なんて思ったりします。懐かしいです♪
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