ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

元メガデス、マーティーフリードマンとムステインの確執

2021年02月09日 | 音楽
なるべく朝ドラとプロレス以外TVを観ない様にしている日々。
TVの力も弱まり、すっかり日本の人になっているマーティーフリードマン。
面白いメタルおじさん?として一時色んな番組に
タレントとして出ていたマーティー。
最近、メディア等では観なくて。
後、メタル系のインスト作品を聴かなくなったというのも
マーティー、元気かな?と思う様に。新作を出した事、最近知りましたが。
この人が日本に住む目的は大好きなヘタウマJ−POPや演歌を
吸収しながらも音楽活動を優先でしたし。
日本語喋るヘビーメタルおもしろギタリストのマーティー好きでした。
憧れの八代亜紀との自腹セッション、ライブで八代亜紀を呼んでしまったと。

トプ画の頃のマーティーのインタビューヤングギター、
実は持っていたりするのですがコロナですっかり行けなくなった
兵庫但馬の本家に暇つぶしとして持って行っていたのですよね。
この頃はデイブムステイン褒め、過去のセカンドギタリストは
デイブより劣る!等、英語で色々語っていたのですが
本来リズムギター録りは全部デイブムステインだったのに
恐らく1チャンネル位、マーティーにリズムギターを弾かせた
快挙的?作品。
当時、最高のアルバムクオリティーでマーティーのリードギターは冴え渡り
ドラマーもニックメンザになり完璧なバンド体制としてこの後
信じられない大ヒットを生み出し世界的バンドとなるのですが
私個人は、大ヒット作「破滅のカウントダウン」で当時、愛想を尽かしてしまったんです。
素晴らしいアルバムだったんですが。
その後、ハードロック、ヘビーメタルは暗黒の90年代に突入し
私はほぼメインストリームロックからフェードアウトしてしまいましたが
いやぁ、暗い時代でしたね。ミュージシャンとしても。
その間に大規模なバンドになってしまったメガデス。
後に作品を聞くも、ほぼ興味持てず。

しかし、多くのギター小僧を増やしたであろうこの作品。
ムステインのリズムギター、そしてデイブ&マーティーのリードギターバトルは
めちゃくちゃカッコいい。
そして後半いきなりガラっと曲の雰囲気を変えてしまうコンセプト。

Megadeth - Hangar 18



今となれば、1st、2ndのジャズフィールドのメンバーが
スピードメタルを演奏するメガデスが好きなんですが
やはり、この4人でメガデス完成!と思ってしまいます。

で、私の空白時代メガデスはエラい事になってた様で。
日本武道館公演前、デイブムステインがドラッグ復活した事で
愛想を尽かしたとも聞くマーティーの脱退劇。
当然、私はマーティーが抜けた事とか存じませんでした。
メガデスの具体的トラブル等、マーティーはあまり語りたくなかったんですね。
「凄いバンドに決まってるジャン!」というセリフはウケましたが。

ジェイソンベッカーとのカコフォニーで初来日迄果たすも
バンドと音楽的にはどうか?という事で解散。
マーティーはホームレス状態で、マドンナのバンドのオーディション受ける予定だったと。
それ初めて知りました。
厳しいメガデスのオーディションの話が友人から突然来て
受かってしまったと。金曜日に控えていたマドンナのオーディションは
キャンセルしたと。
インタビューではメガデスの人間関係迄言及してませんし
私より遥かに詳しい方が多いでしょう。
今ではリードギタリストとしてはジャズフィールドのクリスポーランドが
好きなんですが、私のチョーキング特訓はマーティーのプレイを見て
物凄く参考になったのです。後に色んなギタリストのチョーキングや
ビブラートを探求するのですが、マーティーが大きな入り口でした。

メタル音痴になっていた私は、現状に憂いつつ
メタルを聴き続けた元バンドメイトの家で
アルバム「リスク」を聴いた時、愕然としました。
その前にメタリカの「リロード」等も聴かせて貰っていたのですが
メガデスもデイブが歌う路線に行ってしまった衝撃。
そして当時トレンドのリンキン・パークを思い起させる様な曲調。
愕然としました。ムステインが歌ったらダメだろ!と。
表現力は別にしてもメタリカのジェイムスとは歌唱力が違うし。
プロデューサーはビッグネームのヒット作品でスタジオミュージシャンだった
ダンハフがプロデューサーになっていて。

あくまでもイングウェイ並みに人間性にクセが強すぎた
デイブ側のインタビューでしたが
これまでオレがソングライターだった。そうしたら他のメンバー達は
俺の曲もやりたい!と言い出し合議制になった。
そうしたら纏まりがつかなくなった。
ダンハフはオレとマーティーの関係を崩壊させるのに貢献した。
マーティーの良いギターソロが有ったのに
ダンハフはオレのソロを採用してしまった。
それでマーティーはやる気を無くしたんだ‥的に。
そして長年の相棒だったベーシストのデイブエレフソンに対しては
訴訟沙汰となっていて「ヤツには後悔してもらいたい」と。
そう言えば、過去のメガデス在籍メンバーを集め
メガデスのヒストリー的ムービーの上映会を開いたそうですが
マーティーは来なかったと。日本在住を差し置いてでもかもかしら?

これがあくまでデイブの見解でしたが、マーティーの真相は
まだ存じません。
まあ、あれだけの完璧なメンバーが揃えば
デイブ独裁だっらたメガデスの内部衝突が起きても仕方ない。
マーティーの真意は存じず、最後に読んだマーティーのメガデス期の
インタビューが加入後、初作品でムステインの事を絶賛していたマーティーが
メガデスについて語りたくないという状態になったとは。

そう言えば、リズムギターの達人デイブムステインは
加入してくる新規ギタリストにスタイル変更を強要し
鬼のトレーニングレッスンをしてきた様ですが
流石、拘りのマーティーだけは受け入れなかったと。
後、ツアーバスで各メンバーが色んなCDをかける中、
マーティーだけは日本のPUFFYとかかけまくり
メンバーに「頭オカシイ奴と思われた」と
TVで笑かせてました。マーティーは至って本気だったんでしょうが。



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2 コメント

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Unknown (ES335TDC)
2021-02-20 18:18:16
太郎 さん


こんばんは、335です。

太郎さんはメガデスにも詳しいのですね。私は学生時代のバンドで、自分の好きな曲を一曲ずつ持ち寄ってそれを皆でコピーする…と言う時に、友人が出してきたのが「破滅へのカウントダウン」で、それで初めてメガデスを知りました。

当時は「凄い歪んだ音色だな…」と、そのイメージが強過ぎで、その事ばかりが印象に残っていました (もう一人の友人が持って来た曲がメタリカの「エンター・サンドマン」でしたし)。

その他、マーティー氏について凄く不思議に思うのが、この方は「ギターや機材に全く拘りがなく、スタッフやエンドーサーが用意してくれるなら何でも弾くし、それで構わない。」と公言している点です。

私には全く理解出来ないですし、正直言って無理ですね。ただ、マーティー氏の行動を見ているとその通りに感じるので本当にそうなんでしょうけれど。

後は音選びはやっぱり独特ですね。ディミニッシュ系から演歌的スケール? とでも言うのか、個性的なフレーズを弾くイメージが強いです。
返信する
ES335TDCさん (太郎)
2021-02-21 19:51:06
こんばんは。

メガデスは基本4枚目迄なんですよね。メタリカも。
メガデスは復活してから4作位は買いました。
ブラックアルバムも破滅のカウントダウンも
湾岸戦争で音楽業界でも言論統制、大粛清が始まった91、92年ですよね。
破滅のカウントダウンはいきなりキャッチーでPOPになり驚きました。
マーティー程の腕前になると弘法筆を選ばずなんでしょうね。
05年頃、TVバラエティーでギターを弾いていた頃は
卓上式のBOSSのGT8?を使っていましたし。
滅茶苦茶ギター上手いデイブムステインがマーティーはギターの大天才だ、と
縁が切れても言ってましたし。
マーティーの事ですから日本古来の音階もかなり研究しているでしょうね。
琴とかの旋律を上手く自分のリードギターに嵌め込みますねぇ。
意外と古典的なペンタトニックスケールも連発するんですよね。
メガデス加入作は手に大きな神経の怪我を抱えていた様で
1テイク〜5テイク位でRECしたようですね。大半はインプロでしょうねぇ。
メガデスはリズムギターが鬼門で、セカンドギタリストはムステインに
鬼レッスンされるのをマーティーははねのけ、我流でも馴染んでしまう凄さを持ってますしね。
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