「誰も寝てはならぬ」ジェフベック

ジェフベックの新作にはトリノオリンピックで
フィギュアスケートの荒川静香が名演技をして金メダルを獲得した時に
使用されたプッチーニの歌劇「トゥーランドット」の「ネッセンドルマ・誰も寝てはならぬ」が収録されています。

オーケストラとの共演でラップとか入っていた前作「ジェフ」で
ズッコケた感覚とは全く逆の感覚の作品です。
歌声を少ない音数で繊細に表現するプレイが主です。カーペンターズの「マスカレード」やプログレバンドキャメルのフレーズが
似た感じであったりとか発見しましたが
ジェフベックの圧巻的凄みの前では些細な事に感じてしまいます。

で題材の「ネッセンドルマ・誰も寝てはならぬ」を初めて聴いたのは
イングウェイのバンドで名ボーカリストとして名を馳せている
マークボールズがイングウェイのライブリハーサルであの抜群のハイトーンで歌唱するのではなく
ウォームアップも兼ねてアリアで歌った経験から
自身のバンド、リングオブファイアでチェコフィルハーモニーと共演したのを
聴いたのが初めてですが
後、マノウォーのエリックアダムスが歌ったり
意外とメタルシンガーにカバーされているんですよね。
今回のジェフベックの新作には、ドラムにウ"ーニーカリウタ
ベースにタルウイルケンフェイルドちゃんも参加してますが(全部ではない)
ジェフベックの「ネッセンドルマ・誰も寝てはならぬ」
私は良い！と思いました。