ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

真壁刀義のキングコングニードロップ

2012年01月31日 | プロレス
永田や天山、西村、大谷といった所謂「新日本第三世代」と呼ばれる選手達と
ほぼ同じ年齢ですがデビューが少し遅くその括りから離れて
MMAの世界で大活躍した藤田和之や吉江豊といった選手達と
同じ世代に当てハメられて、絶大な実績を持った藤田とは違い
実績もないまま新日本に入門した真壁は上の選手にコテンパに叩かれ
Jrの世界からカルガリーで身体を大きくして
一時は新日本とは契約せず、しかし、インディー団体との抗争を経て
キングコングになった真壁は強烈なキャラクターに成長し
若い世代の選手がメインの中、40歳近い真壁も新日本の顔になるまで
ノシあがりました。

私はそんな真壁をかなり評価しています。
そして、若手時代からスープレックスの完成度は
かなり高かったですからね。

そんな真壁の必殺技はスパイダージャーマンからコーナー最上段より
飛び降りるキングコングニードロップ。

コレが、私個人は、ちと迫力不足で勿体ないのですね。
真壁はキャラから必死に考え繋げた必殺技だと思うし
相手にも自分の膝にも大きな怪我を負わさないニードロップをしているのは
見ていてよく出来ている、元来新日本のニードロップだなぁと思うのですが

やはり過去の名選手でニードロップを得意とした選手
伝説を作ったキラーコワルスキー、そして
キングコング・ブルーザーブロディー。
身体の大きな選手が見せていたダイナミックな技だと思います。
ブロディーはリアルタイムでしたので、あのダイナミックな
ニードロップは今でも脳裏に蘇ります。
あれこそ、必殺技。
そしてニーではないけど、踏んづけるアトミックボムズアウェーが必殺技だった
ディックザブルーザーと、
本当にキラーで迫力満点の選手のインパクトが強いのですな。

真壁があの帝王・高山にニードロップで勝利した際
高山は返す素振りも見せなかったのが、どうにも納得行かず・・・。

試合後の怒りをぶちまける減らず口の真壁のパフォーマンスは
言葉を上手く使う事が求められた現代プロレスでは面白い存在です。
例えば鈴木みのるvs真壁の口喧嘩なんか観てみたいですしね。

故三沢光晴がタイガードライバーを進化させたように
更なるニードロップの進化があるともっと面白いなぁと思います。
勿論、三沢程、危険に成らないように。

とは云え、応援しているレスラーの一人です。
後、永田の膝は見事に船木の顔面に入りましたな。
(船木顔面骨折、全治6箇月)
永田はシューター系とのプロレスになると、燃えて面白い試合をしますが
UWFとの第一戦だった長州、永田VS安生、中野の試合でも
辻アナウンサー曰く「醜い安生の顔が更に醜くなったぁ!」と言わせた・・・
安生の目を腫らせたりと、ギリギリの所を行く時がありますな。
流石に船木への膝蹴りも本人は「ヤバい!」と思った事でしょう・・・。

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2 コメント

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ピープルズチャンピオン (ミルクマン)
2012-02-01 14:48:50
すごいですよね。アノ真壁が今やメインイベント張るんですからね(小島の気持ちがわかります)。
前田が「アントニオ猪木なら何をしても許されるのか?」といいましたが、まさに今の真壁がそれです。コーナーポストに追い詰めてパンチの雨を降らせても、お客さん「ヘイ!ヘイ!」ですもんね。中邑なら一発でもブーイングです(笑い)。
今の主力のフィニッシュムーブの流れはほぼ決まっててよほどのビッグマッチでないと「掟破りの~」はないですね(棚橋のハイフライフロー二回目の流れはいつも胸が熱くなります)。
ただ今のファンにブロディとの連動性を押し付ける必要もないので、太郎さんの言われるスープレクス系でフィニッシュもいいですね。
帝王と白目と俳優上がりの事も言いたい事はあるので、また近々!
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ミルクマンさん (太郎)
2012-02-01 19:13:02
昔から考えたらあの真壁が!ですよね。
プエルトリコに島流しですもんね。
道場で散々苛められてきたそうですよね、一言多くて。
「こちとらの生き様真似られるかよ!俺には用意された道なんてねぇんだよ!」と
若造や新日本に対しての怒りをぶちまける姿はとても良かったです。

真壁がドラゴンスープレックスで勝つ姿とか、
見たいですね。
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