アウディ Ｒ８ （２）

　さてさて、のっけからやってくれます。とりあえずボディの表面を均すためにペーパーをかけながら、気になるところをチェックします。

　さすが洋物、ボディには所々バリがありますが、これは特に問題になりません。普通にペーパーで処理できる程度です。そこでまず、一番目立ってヤバそうな所、ヘッドライト下のエアインテークとルーバーの合いをチェックします。

　想像通りというか想像以上というか、いきなり問題点です。ルーバーパーツの天地が高すぎてヘッドライトのレンズパーツが干渉します。しかも１ｍｍ近くも重なってしまいます。これは若干合わないとかの問題じゃないですね。ところがパッケージのサイドにある完成写真は、何食わぬ顔で納まってます。よ～く写真を見るとルーバーパーツの上側をかなり削って合わせてあるようです。

　さてどうしたもんでしょうか？　このルーバーパーツ４枚のルーバーでその間がメッシュのモールドになってます。しかもかなりダルダルなモールドです。ボディに取り付けると本当に取って付けた感ありありです。ここは表情を決めてしまうところなので、作り直したほうが良さそう・・・（素組みで行こうと思ったのに、すでにダメっぽいです）。何かいい方法を考えましょう、まだどうするかイメージできてませんが・・・。

　メッシュ部分は実車では１番上の段は抜けておらず、２、３、４番目の部分だけ抜けているといった、これまた面倒な構造です。センターの格子柄のグリルも同様、下の４段だけ抜けてるんですね。

　この調子だと他のパーツもかなり心配、今回は塗装、組み立てに移るまでの確認、調整、作り直しで時間がかかりそう。まず下地作りながら仮組みでしばらくいくしかないですね。地味な画像が続きそうな予感・・・。