今回はシートの開閉に挑戦してみます。この時代のバイクはシートが横に開いてとても便利です。80年代に入ると取り外し式のシートが増えてきて、ちょっと小物入れから物を出したい時に面倒だな~って思った記憶があります。
さて、思い出話はともかくキットのシートははめ込み式なので、何かヒンジを作って開閉できるようにしたいと思います。
切り出したのは厚さ0.5mmのプラ板です。これをフレーム側とシート側にそれぞれ接着して、ピンを差し込んで可動にしようと思います。
まずシートベースから加工します。シートベースにはヒンジの一部がモールドされていますので、その部分にプラ板を貼り付けて延長しました。
フレームと組んだ時にシートベース側の延長した部分をギリギリの寸法に調整したら、そのすぐ横にフレーム側のヒンジパーツがくるように印をつけておきます。
シートベース側のパーツは開閉時にフレームに引っ掛からないように角を落としておきましょう。
フレームにもヒンジ用のプラ板を接着したら、シートベースと合わせてみてΦ0.5mmの洋白線を差し込んでつないでみます。多少斜めでも動きがスムーズなら問題ありません。
前後とも洋白線を差し込んでみました。最終的には洋白線をL字に曲げて接着しますが、この段階では開閉できるかだけ確認しておきます。
こんな感じに開くことができますが、左側の位置決めの突起は削り取ってしまわないと引っ掛かります。右だけ突起があるというのも変なので、ここはネオジム磁石で位置決めできるようにしたいと思います。
その加工は、次回に続きます。
今回も動画を作ってみました。加工だけなので相変わらず地味な動画ですがよろしかったら是非見に来てください。
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